4月28日からヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町で開催される『追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭』の上映作品、メインビジュアル、予告編が公開された。
昨年9月13日に死去したジャン=リュック・ゴダールを追悼する同イベントでは、1960年代と1980年代を中心にラインナップ。極右組織と対立組織の間で翻弄される男女のスパイを描く『小さな兵隊』、イタリア人作家ヨッポロの同名舞台劇に基づく風刺劇『カラビニエ』、アメリカ人作家ヒッチェンズの小説に基づく悲喜劇『はなればなれに』、密かに互いを殺す機会をうかがう夫婦を描く『ウイークエンド』、欧州古典絵画の数々を活人画として再現した芸術映画製作に取り組むポーランド人監督を描いた『パッション』、テロリストと思しき集団と共に銀行を襲撃するカルメンと、彼女と恋に落ちた警備員ジョゼフの運命を描く『カルメンという名の女』、聖母マリアをスイスの女子学生マリーへと変換し、イエスの処女生誕の物語を現代に置き換えた『ゴダールのマリア』、犯罪群像悲喜劇『ゴダールの探偵』、ギリシャ神話のゼウス神が夫に化けて人妻と時を過ごす伝説に想を得た『ゴダールの決別』の全9作品が上映される。
メインビジュアルは、『小さな兵隊』や『ゴダールのマリア』をはじめ全作品のスチールが配置されたデザイン。
予告編は『カルメンという名の女』で使用されたベートーヴェン“弦楽四重奏曲”にのせたオープニングからスタート。『ゴダールの決別』まで上映作品を各シーンごとに紹介している。
上映スケジュールはオフィシャルサイトで発表。
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