メイン画像:『没後10年 映画監督 大島渚』
企画上映『没後10年 映画監督 大島渚』が4月11日から国立映画アーカイブ 小ホールで開催される。
没後10年を迎える大島渚監督。同企画では戦後の日本社会に問題を提起し続けた大島の映画人生を俯瞰する。
上映作品は計45作品。若き日に松竹撮影所で生み出された『青春残酷物語』『日本の夜と霧』、自ら興したプロダクション「創造社」を基盤に送り出された『絞死刑』『少年』『儀式』、合作『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』、 長編デビュー以前に松竹撮影所で大島が手がけた『明日の太陽』、脚本を担当した『月見草』『どんと行こうぜ』などがラインナップしている。
大島が手がけた唯一の連続テレビドラマ『アジアの曙』全13話も一挙上映。同作はソフト化も配信もされていない。
会期中にはトークイベントを開催。映画評論家の樋口尚文が聞き手となり、4月11日15:00から小山明子、4月11日18:30から大島新、4月15日15:30から成田裕介がそれぞれゲストとして登場する。
上映企画と連動して、展覧会『没後10年 映画監督 大島渚』を開催。『大島渚全映画秘蔵資料集成』の編著者である樋口尚文が監修し、同書にも収められた監督旧蔵の資料や国立映画アーカイブの所蔵品が展示される。
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