坂本龍一の自伝『音楽は自由にする』の文庫版が本日4月19日に刊行された。
3月28日に71歳で逝去した坂本龍一。『音楽は自由にする』では、編集者である父の記憶や、ピアノとの出合い、幼稚園での初めての作曲、高校での学生運動、YMOの狂騒、『ラストエンペラー』での苦闘と栄光、同時多発テロの衝撃、辿りついた新しい音楽について語られている。
4月25日には坂本の仕事を総力特集した雑誌『芸術新潮』5月号が刊行。昭和25年創刊の『芸術新潮』が音楽家をメインの特集で取り上げるのは武満徹以来、2人目となる。表紙を飾るのは大竹伸朗が坂本の肖像をモチーフに制作した新作。
6月下旬には『新潮』の連載を書籍化した『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』が出版される予定だ。
- フィードバック 4
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-