坂本龍一が71歳で逝去、最期まで音楽と共に。「芸術は長く、人生は短し」

メイン画像:Shutterstock

坂本龍一が3月28日に逝去したことが発表された。71歳だった。

所属するエイベックスのポータルサイトでは、2020年6月に見つかったがんの治療を受けながらも、体調のよい日は自宅内のスタジオで創作活動を続け、最期まで音楽と共にある日々だったことが記され、坂本が好んだ一節として「Ars longa, vita brevis. 芸術は長く、人生は短し」というフレーズが紹介されている。

葬儀は坂本自身の遺志により近親者のみで執り行なわれた。

1952年1月17日に東京で生まれた坂本龍一。1978年に細野晴臣、高橋幸宏と共に結成したYMOをはじめとした音楽家としての活動に加え、音楽を担当した大島渚監督『戦場のメリークリスマス』、日本人初の『アカデミー賞』作曲賞を受賞したベルナルド・ベルトルッチ監督『ラストエンペラー』には俳優として出演するなど多方面で活動した。71歳の誕生日にあたる今年1月17日にはアルバム『12』をリリース。

音楽フェス『NO NUKES』など脱原発や反戦などの社会運動も精力的に行ない、3月には明治神宮外苑地区の再開発見直しを求める要望書を東京都に送付していた。

細野晴臣は自身のInstagramにグレーの画像を投稿。1月に高橋幸宏が亡くなった際に坂本龍一は自身のSNSで同様の画像を投稿していた。

【坂本龍一】ご報告 | エイベックス・ポータル - avex portal


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