メイン画像:©2023「#ミトヤマネ」製作委員会
映画『#ミトヤマネ』が今秋公開。縦型特報と4種類のティザービジュアルが到着した。
同作の監督は『VIDEOPHOBIA』や、7月公開の『PLASTIC』などの宮崎大祐。カリスマインフルエンサーの山根ミトの顔に誰でもなれるフィルター「ディープフェイクアプリ」が大人気となる一方、悪用する者も次々と現れ、やがて予想だにしない結末にたどり着くというあらすじだ。山根ミト役に玉城ティナがキャスティング。
ビジュアルでは「ディープフェイクアプリ」によって日本中の至る所にミトの顔が溢れ出すという設定にちなみ、カメラアプリ「SNOW」のAIアバター機能を使ってミトをクリエイト。
特報は様々な衣装を身に纏ったミトが代わる代わる映し出される映像や、イベント会場で観客全員がミトのお面を付けて踊る映像で構成されている。
映画公開を記念してアパレルショップWEGOが展開している「WEGO 放課後アート部」と『#ミトヤマネ』がコラボ。同作のテーマでもある「SNSの光と影」とミトヤマネをイメージしたイラスト募集コンテストが開催される。受賞作品はWEGOで展示されるほか、イラストをプリントしたTシャツを販売。玉城ティナと宮崎大祐監督が特別審査員として参加する。
【玉城ティナのコメント】
ミトヤマネは透明なのにけばけばしくて無関心なのに執着にまみれていて、私がいつも日々演じている女の子の中のひとりでした。
彼女の日々を演じる事になんの違和感もなく、名前も肩書きも、セリフも、書いてあるままに、できるだけ監督の意向に沿えるようにしました。
スクリーンの中で彼女をできるだけ記号のまま表せていたら、今この映画を作る意味があったのかな、なんて思っています。
インターネットに顔を載せないように、なんてもうお母さんに言われません。私の分身はもうインターネットに散らばっています。
彼女の考えてる事を何ひとつ理解できなくても演じられるであろう自分も少しこわいですが、ぜひ劇場で観ていただけると嬉しいです。
【宮崎大祐監督のコメント】
思えばわたしはいままでずっと境界を越える表現に魅了されてきました。故郷の街の中にあるアメリカとの国境を越える旅はやがてシンガポールとの国境を越え、大阪では自己と他者の境界を越えていきました。しかしここ数年、それよりもずっと早いペースで世界の境界は取り払われはじめました。では、さらに加速が進み、すべての境界が取り払われたあとの、その先にある消失点には一体何があるのだろう。そんな疑問から生まれたのがこの映画です。たった78分で自分の中のなにかが決定的に変わってしまう、そんな映画体験をお約束いたします。是非とも劇場で観て聴いてみてください。
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