メイン画像:『オクス駅お化け』©︎2023, MYSTERY PICTURES & ZOA FILMS, ALL RIGHTS RESERVED
日韓合作映画『オクス駅お化け』が10月6日に公開。ティザービジュアルと特報が到着した。
ソウルに実在する地下鉄「オクス駅」を舞台にした同作は2011年に発表された韓国のホラーウェブ漫画を、約9年の構想を経て実写映画化したもの。バズらせることが全ての駆け出し記者がある人身事故の真相を追ううちに、不気味な怪死が次々と起こり始めるというあらすじだ。
監督はチョン・ヨンギ。脚本を『リング』などの高橋洋、イ・ソヨンが手掛け、白石晃士が脚本協力した。
主演は『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』のキム・ボラ。N.Flyingのドラマーで日本テレビのドラマ『君と世界が終わる日に』に出演したキム・ジェヒョンが共演する。
ビジュアルには「あなたの近くにもいるかもしれない。」というコピーと共に、カメラの顔認識のピントが記された地下鉄駅の様子が写し出されている。
特報では、駅の地下道内で「何か」が向かってくる様子が描かれている。
【高橋洋のコメント】
『オクス駅お化け』の脚本を書いたのは今から5年前。パク・クネ政権末期の頃です。オクス駅はソウルのど真ん中、漢江の近くに本当にある駅で、実際の駅名を堂々と出してホラー映画を作るなんて...と日韓の感覚の違いに驚いたというか、羨ましく思いました。地下深くにある廃駅にも案内されました。映画にも地下鉄の廃駅が出てきますが、あれも本当にあるんです。僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です。
【チョン・ヨンギ監督のコメント】
「オクス駅お化け」は、日本のホラー映画の巨匠である高橋洋さんとのコラボレーションにより製作されました。ほとんど前例のない日韓共同製作で完成したホラー映画「オクス駅お化け」は、韓国と日本のホラー映画の特徴と長所を融合し、日本の皆様にも大いに楽しんで頂ける作品に仕上がったと思います。また、映画に登場する4桁の数字は、韓国で児童を対象とした犯罪事件の日付であり、忘れずに覚えておきたいという思いで慎重に入れました。
日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです。
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