メイン画像:©山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS
『ヤングマガジン』で連載中の漫画『マイホームヒーロー』が連続ドラマおよび映画で実写化されることが発表された。
山川直輝原作、朝基まさし作画の『マイホームヒーロー』は、愛する家族と平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった平凡なサラリーマン鳥栖哲雄が一人娘の恋人を殺害し、その死体を隠蔽するところから物語が展開。一線を越えてしまった哲雄がミステリー知識で培った頭脳と家族愛を武器に社会の闇と闘っていく姿を描く。
おもちゃ会社で働く鳥栖哲雄役に佐々木蔵之介、哲雄を殺人犯と疑う半グレ集団のリーダー格・間島恭一役に高橋恭平(なにわ男子)、鳥栖家の一人娘・鳥栖零花役に齋藤飛鳥、哲雄の妻・鳥栖歌仙役に木村多江がキャスティング。鳥栖一家を追い込んでいく犯罪組織「間野会」のメンバーを吉田栄作、音尾琢真、淵上泰史、内藤秀一郎が演じる。
監督はドラマ『ドラゴン桜』『グランメゾン東京』『ユニコーンに乗って』などに演出として参加した青山貴洋。同作が劇場長編映画デビュー作となる。
ドラマ版は10月24日からMBS、TBSほかで放送スタート。初回は1話、2話連続放送となる。映画版は来春公開。
【佐々木蔵之介のコメント】
娘の彼氏を殺してしまった事から物語は始まります。
罪を犯し後戻り出来ず、警察から追われ、組織から狙われ…それでも、男は逃げない。
知恵と勇気と家族への愛が、いつしか鳥栖哲雄をヒーローに仕立てます。
登場シーンの9割がピンチ、撮影中は毎日血塗れでボコボコ。
その最悪が、最高でした。
超最高の原作に敬意を表し、スタッフキャスト一丸で没入し挑んだ「マイホームヒーロー」、ご期待ください。
【高橋恭平(なにわ男子)のコメント】
僕が演じる間島恭一は半グレで悪い事を当たり前のように行っていますが、本当の思いだったり芯がしっかりあって、根はいいやつなんです!今回オファーを頂いた時、嬉しさと不安が半々でした。どう演じようか、間島恭一の全てが僕の初めてでした!
原作を読み、研究しつつ自分なりにどうすればいいかを考えて、監督と話し合いながら、そしてキャストの皆さん、スタッフの皆さんに支えてもらいながら自分にできる精一杯の事はできたかなと思います!原作もちょー面白いですから実写版もちょー面白く仕上がってると思います!
是非、楽しみにしててください!!
【齋藤飛鳥のコメント】
あたたかな家族、穏やかな毎日、
それらが守られているのがなぜなのかを知ることは、大人になることと同じなのかなあと思いました。
不安もありましたが、私のやれることはそもそも少ししかないと考えたら、あとは周りのキャストのみなさん、スタッフのみなさんが引き上げてくださいました。
みなさんのおかげです。
正義や悪で区別するには難しい、愛のある物語だと思います。
最高の原作、映像になるとどんな化学反応が起こるのか、とっても楽しみです。
【木村多江のコメント】
私の役は、少しずれていますが、家族を守ろうとする、時に大胆な人です。
原作があり、それをリスペクトしつつ、初めて見る方々にも楽しんでいただくには、役をどう作るか、、非常に悩みました。
でも、キツイ撮影をみんなで乗り越え、今は楽しんでいただきたいという思いでいっぱいです。
原作のファンの方も、初めてご覧になる方も、私たちと同じジェットコースターに乗ってしまったつもりで、ドラマから映画まで、是非一緒に、スリルを楽しんでいただけたら嬉しいです!
【吉田栄作のコメント】
僕は今回主演の佐々木蔵之介さんが演じる、鳥栖哲雄と、深い訳あって大きく敵対する人物、麻取義辰を演じさせていただきました。原作である漫画を読ませていただいたかぎりでは、この難解な人物像をどの様に演じるか、自分自身の内でかなり模索しました。ある時ふと気づいたのは「麻取の思いは、哲雄の思いと同じ」ということでした。
そして原作という素晴らしい絵コンテがあるじゃないか!ということ。
劇中では、哲雄と麻取の距離が少しずつスリリングに近付いて行きます。そして最後は…。
僕自身もテレビシリーズ、そして映画の完成を楽しみにしています。
【音尾琢真のコメント】
のめり込む様に読んだマイホームヒーローの一員になる事ができて、とても光栄に思います。
窪は、主人公に対して常に圧をかけていく役柄になりますが、原作では、後々新たな魅力を発揮してファンの方も多いキャラクターだと思います。私自身もファンなので、演じるのが私ですみませんという気持ちはありつつも、今回ドラマ化された範囲でマイホームヒーロー全体の世界観が垣間見えるようにできていると幸いです。蔵之介さんをはじめ出演者の皆様もスタッフも一丸となって、試行錯誤の連続で作り上げました。
ご覧になる皆様に、美しい家族の絆が届きますよう願っております。
【淵上泰史のコメント】
半グレ組織のメンバーで、組織で中でも最古参の1人でもあります。
歳の離れた恭一とはいつも対立しあう仲ですが、心のどこかで認めていたり、後輩思いなところもある実は優しい人なんじゃないかなと思います。でも今回、佐々木蔵之介さんにはほとんど酷い事ばかり…申し訳ないなぁと思いつつ、酷い事を振り切って思いっきり楽しみながらやり切りました。
すいません。笑
とにかく原作ファン並びに初めての方にも、ドキドキする内容になっていますので、ぜひ楽しんで観て頂けたらと思っております。
【内藤秀一郎のコメント】
麻取延人を演じさせていただきました内藤秀一郎です。
鳥栖零花の彼氏で、暴力を振るったり、過去に殺人を犯してたりという極悪人を演じました。
自分が経験したことのない役柄だったので、この役を演じ切れるかとても不安でした。
そのために体重を数キロ落とし、狂気的に見えるよう、そして延人の雰囲気に近づけるように役作りを頑張りました。いつもと違う自分の演技をみていただければ嬉しいです!
皆様是非ご覧ください。
【青山貴洋監督のコメント】
原作を見たのは5年前―。「マイホームヒーロー」というタイトルに、ホームドラマの様な、ほっこりとした物語を想像していたら、全く違うドキドキ、ハラハラのサスペンスでした。でも、とてつもなく面白い。今回、映像化するにあたり、嬉しいより緊張感の方が強かったです。しかし、やるならば、「自分が感じた原作の空気感をどう演出するか?」漫画はクライムサスペンスでありながら、コメディ要素もあるし、何より自分の中では究極のホームドラマ。この良さを抽出しようと四苦八苦しました。その結果、抽象的な表現ではありますが、あんまり見たことのないエンタテインメントの連続ドラマ、そして心が伝わる映画が出来たと思っています。それは、全ての関わった役者部、スタッフの力であり、何より撮影時に面白いものにするぞ、という現場の気概が映像に表れていると信じています。
佐々木蔵之介さんをはじめとした、役者の皆さんの演技が本当に素晴らしく、今まで見たことないような表情をしています。
全員一丸となって作った「マイホームヒーロー」ドラマも映画も、楽しみにしてください。
【山川直輝のコメント】
とても有り難いことに、“マイホームヒーロー”を心から愛してくれている人たちによる実写化が決まりました。撮影見学に行かせていただいた際にも、スタッフのみなさまだけじゃなく、佐々木蔵之介さんや木村多江さんをはじめとした出演者の方々に「読んでます。本当に面白いです!」などと言っていただき、「作品を読んでくださっているあの俳優さんたちが演じてくれるんだなあ」と不思議で、そしてうれしい気持ちになりました。ぜひ御覧ください。
【朝基まさしのコメント】
読者の方々が想像していた「実写化ならこの役者さん!」にいつも佐々木蔵之介さんのお名前が挙がっていました。
そして、その方に実際に演じてもらえるこの喜び!家族を守るために人を殺してしまった主人公‥‥。
きっと漫画やアニメとはまた違った、よりリアルな緊張感を持った作品に仕上げていただけるスタッフ、キャストであると、僕も今から楽しみにしています!
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