青山真治監督の世界観を紐解く『青山真治クロニクルズ展』が12月に故郷の北九州で開催

メイン画像:©スタイルジャム 久保田智

『⻘山真治クロニクルズ展』が12月2日から北九州市立美術館 分館 リバーウォーク北九州5階で開催される。

昨年3月に57歳で逝去した北九州市門司区出身の映画監督・青山真治。青山の映画関連資料を集めた同展では、『EUREKA ユリイカ』『サッド ヴァケイション』『東京公園』『共喰い』など代表作から完成に至らなかった未公開作まで、脚本やスケッチ画、美術デザイナー清水剛によるデザイン原画・模型、撮影で使用された衣装、美術小道具、宣伝ポスター、スチール写真、愛用品、映画制作の過程を垣間見ることのできる資料を通して⻘山映画の世界観を紐解く。

さらに、メイキング映像の上映や没後に発見された作品資料を展示するほか、⻘山作品についてゲストを招いた解説・トークイベントを開催。

12月8日からは『第6回 北九州市民映画祭 青山真治監督特集』を同時開催。代表作をはじめ、『高塔山ジャム2011』『赤ずきん』や『FUGAKU』3部作などビデオ化されていない作品も上映される。上映の前後には映画プロデューサーや監督と交流のあったゲストによる日替わりのトークショーを開催。

チケットの販売は11月1日からスタート。

『第6回 北九州市民映画祭 青山真治監督特集』の第1弾ラインナップは以下の通り。

12月8日
『高塔山ジャム2011』

12月9日
『FUGAKU1/犬小屋のゾンビ』
『FUGAKU2/かもめ The Shots』
『FuGAK3/さらば愛しのeien』
『赤ずきん』

12月10日
『路地へ 中上健次の残したフィルム』
『秋聲旅日記』
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』

北九州市民映画祭(北九州しねま研究会)


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