メイン画像:©2023 MASTER MIND Ltd
ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』の日本版予告編とポスタービジュアルが到着した。
12月22日に公開される同作は、ヴェンダース監督が日本の公共トイレのなかに「small sanctuaries of peace and dignity(平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所)」を見出し、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた長編映画。『第76回カンヌ国際映画祭』最優秀男優賞を受賞したほか、『アジア太平洋映画祭』作品賞、主演の役所広司が最優秀俳優賞にノミネートしている。共演は、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和。
日本版メインビジュアルには、主人公の公衆トイレの清掃員・平山が薄い布団に寝そべり、小さな明かりで文庫本を読んでいるシーンを使用。「こんなふうに生きていけたなら」とコピーが添えられている。
予告編も冒頭はメインビジュアルで描かれている平山の読書シーン。その後、いくつものトイレを清掃してまわる平山の姿が、「この世界は、ほんとはたくさんの世界がある。つながっているようにみえても、つながっていない世界がある」というナレーション、ルー・リードの楽曲“PERFECT DAY”と共に映し出される。
また、ヴィム・ヴェンダース監督が『第36回東京国際映画祭』の審査委員長として来日することを記念し、同作の先行上映を10月24日から30日にかけてTOHOシネマズ 日比谷で実施。チケット販売情報については劇場サイトを確認しよう。
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