ブラジルの長編クィア映画『虎の子 三頭 たそがれない』『神はエイズ』が都内で上映

映画『虎の子 三頭 たそがれない』が12月7日に渋谷・ユーロライブ、映画『神はエイズ』が12月14日にCASE Shinjukuで上映される。

同上映は、12月1日の世界エイズデーの前後にウェブやSNS上で流れるHIV/AIDSに関連する情報を発信する『TOKYO AIDS WEEKS 2023』に参加。今回上映される2作品は、同性愛嫌悪を露骨に表現したボルソナーロ政権のなかで制作されたブラジルのクィア映画で、グスタボ・ヴィナグリが監督を務めた。

『虎の子 三頭 たそがれない』は、脳に影響を及ぼすウイルスにより人々の記憶力が低下した近未来のサンパウロを舞台に、今日のブラジル社会を描いた作品。

『神はエイズ』は、ブラジルに住むHIV陽性のアーティストと活動家、医師の8人が、世間の無知やゲイシーンにおける人種差別、HIV/AIDSに感染した女性たちの存在が十分に知られていないことに対して声を上げる姿を捉えたドキュメンタリー映画。

それぞれの上映後にはトークショーを開催。12月7日にはラビアナ・ジョロー、TEN、風間暁、12月14日には川口隆夫、マダム ボンジュール・ジャンジ、福正大輔が登壇する。共に手話通訳あり。

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