ペドロ・コスタ監督の最新短編映画『火の娘たち』が、前作『ヴィタリナ』とあわせて3月23日から渋谷・ユーロスペースで1週間限定公開。ポスタービジュアルが到着した。
チェーホフの『三人姉妹』から着想を得た『火の娘たち』は、3つに分割された画面に異なる女性の姿が映し出されるミュージカル映画。火山のマグマが迫る場所で孤独や苦難、仕事の苦労、不屈の精神について歌う姿が描かれる。上映時間は8分。昨年の『第76回カンヌ国際映画祭』で特別招待作品として上映された。
ヴィタリナ・ヴァレラが主人公を演じた『ヴィタリナ』はカーボベルデからリスボンにやってきた女性の姿を描いた作品。出稼ぎに行った夫がいつか自分を呼び寄せてくれると信じて待ち続けていたヴィタリナは夫が数日前に亡くなり、既に埋葬されていたことを知り、亡き夫の痕跡を探すかのように夫が住んだ部屋に留まる決意をし、自らの波乱に満ちた人生を語り始めるというあらすじだ。3月29日にBlu-rayとDVDがリリース。
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