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アリ・アスター監督の映画『ボーはおそれている』とアニメーションスタジオ・ドワーフとのコラボ映像が公開された。
ホアキン・フェニックスが主演を務める同作の主人公は、日常のささいなことでも不安になる怖がりの男ボー。ある⽇、先程まで電話で話していた⺟が怪死したことを知り、⺟のもとへ駆けつけようとアパートの⽞関を出ると、そこはもう「いつもの⽇常」ではなかったというあらすじだ。2月16日公開。R15+。
公開されたのは、NHK『どーもくん』などを制作するドワーフが撮り下ろした「こま撮り」アニメーション映像と本編映像が交互に切り替わる映像。ホアキン・フェニックス演じるボーが「ボー人形」に姿を変えながら何かに怯え、逃げる様子を捉えている。
小川育監督は「画面に映るもの全てが怪しく疑わしい。ボーが恐れれば恐れるほど笑える。延々と続く恐怖と奇妙が詰まった、とても好きな映画です。ストップモーションは、通常は動かないものを動いているように見せる技術ですが、それって本当は奇妙なことだよなー、と常々思っています。そんな奇妙さと『ボーはおそれている』を観た時の『どこへ向かって走っているんだ、この映画は!ワァー!』という感覚を映像にしました」とコメント。
今回のコラボ映像は、映像制作の裏側を追ったメイキングシーンと共に、2月9日から澁谷藝術で開催される『#ワタシはおそれている展』で展示される。
なお『ボーはおそれている』には、ストップモーションアニメ『オオカミの家』の監督クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャが担当したアニメーションパートも登場するという。
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