メイン画像:© 2023 KGB Films JG Ltd
ドキュメンタリー映画『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』が9月20日から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開。メインビジュアル、予告編、場面写真が到着した。
同作は、2011年に反ユダヤ主義的暴言を吐く動画が拡散、その後有罪となり、クリスチャン・ディオールから解雇されたジョン・ガリアーノの栄光と転落、贖罪と復帰に迫るもの。事件から13年たった今、ガリアーノの暴言の背景に何があったのかに斬りこんでいく。監督は『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』で『アカデミー賞』長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケヴィン・マクドナルド。
映画ではデビューから各ブランド時代のコレクションを収めたアーカイブ映像とともにガリアーノの栄光の道程を振り返りながら、ガリアーノを診断した精神科医、今も心の傷が癒えないという事件の被害者にもカメラを向ける。
予告編は「ジョンが現れてファッションは突然、ロック化した」というイギリス版『VOGUE』編集長エドワード・エニンフルのセリフからスタート。ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、ペネロペ・クルス、シャーリーズ・セロン、『VOGUE』編集長アナ・ウィンター、アンドレ・レオン・タリーらがステージの裏側を語るほか、ガリアーノが「すべてを話す」と語る様子が映し出されている。
メインビジュアルは、2014年、ガリアーノのメゾン・マルジェラへの復帰後初のショー『2015春夏オートクチュール・コレクション』で披露されたドレスを捉えたもの。
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