海道建太の個展『KENTA KAIDO Solo Exhibition "BOB’S LIFE"』が6月21日から池尻大橋のCEKAI O!K STORE&SPACEで開催される。
愛知出身、東京在住の海道建太は広告、雑誌、装丁を中心に活動するイラストレーター。近年では壁面など空間演出や企業とのコラボレーションも行なっている。
同展では、イラストレーターとして平面に向かい続ける海道が平面の世界だけでなく、「BOB」という「ナワバリをボムる」猫のキャラクターの世界を立体作品として表現。覗いたり、しゃがんだりしてその世界観を体験できるという。
6月21日18:00からオープニングレセプションを開催。アーティストが在廊して展示解説を予定している。
【海道建太のコメント】
昔から情緒のある絵や物が好きだったけれど、
絵柄や仕事はかけ離れてきた。
それでもあまり気にせずやってこれたのは
自分にとって情緒は楽しむものだったからだと思う。
しかし大人になると色々起こるもので、
自分の情緒が増えたり刺激されることが増えてきて、
気にせずにはいられない自分に気がついた。
そんなこんなで出てきたのが「BOB」と呼んでいるシリーズです。
何にもなくてちょっと寂しい、絶対に注目されないけど、ありそうな町。
誰も行ったことはないけど、どこかにありそうな町。
そんな風景を描いていると、情緒が楽しむものから表現するものに変化した気がする。
今回の展示では「BOB」の町を平面から立体へ起こしてみました。
町のどこかに縄張りをボムる猫を隠しています。
覗き込んだりしゃがんでみたり、猫を探しながらこの町での生活を感じていただけたら嬉しい限りです。
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