北野武監督・脚本・主演の長編映画をAmazon MGMスタジオが製作

Amazon MGMスタジオが、北野武監督・脚本・主演の長編映画を製作することを発表した。

1989年に『その男、凶暴につき』で映画監督を務めて以来、『ソナチネ』『キッズ・リターン』『アウトレイジ』シリーズなど計19本の長編映画を手がけてきた北野監督。1997年には『HANA-BI』が『第54回ヴェネチア国際映画祭』で日本作品としては40年ぶりとなる金獅子賞を受賞し、2003年には『座頭市』が『第60回ヴェネチア国際映画祭』銀獅子賞を獲得したほか、2023年公開の『首』は『第76回カンヌ国際映画祭』でワールドプレミアが開催された。

また、Amazon MGMスタジオは『第96回アカデミー賞』脚色賞を獲得した映画『アメリカン・フィクション』や、『ゴールデングローブ賞』受賞のドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』などアメリカ国内の作品や、『第80回ゴールデングローブ賞』外国語映画賞を受賞した映画『アルゼンチン1985 ～歴史を変えた裁判～』など国際的なコンテンツを展開している。

【北野武監督のコメント】
映画を撮り始めて数十年が経ちましたが、各国で映画製作をしているAmazon MGMスタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でわくわくしています。現在鋭意制作中なので、続報にご期待ください。

【ジェームズ・ファレル（Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者）のコメント】
型破りなスタイルで世界中のお客様に驚きと感動を与え続けている北野武監督と新しいプロジェクトに取り組めることを大変喜ばしく思います。Amazon MGMスタジオは世界中のお客様に才能溢れるクリエイター達が生み出した作品を、国境を越えていつでもどこでも楽しんで頂けるよう、国際的なプロジェクトにも力を入れており、日本が誇る世紀の鬼才とタッグを組めることは新しい挑戦でありながら、正に我々が目指している理想の形です。Amazon MGMスタジオとの取り組みで“世界のキタノ”がどのように暴れてくださるのか、とても楽しみにしています。