知床半島に根付く文化的価値の継承と創出を目指す『葦の芸術原野祭』が今週末開幕

『葦の芸術原野祭 ASHIGEI 2024』が8月17日から北海道・知床半島の斜里町旧役場庁舎(旧図書館)で開催される。

『葦の芸術原野祭』は知床半島に根付く文化的価値の継承と創出を目指し、地域内外の有志によって運営する芸術祭。町のシンボルの1つとして100年近く地域に親しまれている斜里町旧役場庁舎(旧図書館)を会場として、地域の人と記憶が行き交う「参加型プロジェクト」、音と身体表現による「パフォーマンス」、多領域の表現者からなる「作品展示」を一体的に展開する。

READYFORでは『葦の芸術原野祭』の継続のためのクラウドファンディングを9月1日23:00まで実施中。リターンなど詳細はREADYFORのプロジェクトページを確認しよう。

『葦の芸術原野祭 ASHIGEI 2024』のみどころ
参加型プロジェクト
・来場者の大切なモノや写真、本などを預かり、聞き取った思い出やエピソードとともに展示する『おもいでうろうろプロジェクト』
・中標津のアーティスト佐伯雅視によるオリジナルタッチウッドを作る木工ワークショップ
・懐かしい本や最近好きになった本の一節を豆本にするワークショップ
・アンビエントミュージックを軸に活動する斜里在住の音楽家・AIRDAと斜里出身のフリーアナウンサー・伊藤ゆりかの朗読イベント

展示
・知床・オホーツクで暮らす表現者とさまざまな場所で暮らす表現者による作品展示
・山の文芸誌『アルプ』の精神を引き継いだ芸術作品を収蔵・展示している北のアルプ美術館によるサテライト展示

パフォーマンス
・「斜里女性史をつくる会」が編集発行した明治・大正生まれの斜里の女性152人の人生の聞き書き集『語り継ぐ女の歴史』から文章を抜粋し、幅広い世代の声で謡い直す朗読会
・『第14回せんがわ劇場演劇コンクール』でグランプリほか3冠を受賞した今野裕一郎(バストリオ)が演出を担当し、表現者と生活者が混ざり合う芸術祭のフィナーレを飾る『葦の波 part3』
・音に特化した即興表現を全国各地で行なう音楽家・松本一哉によるワークショップとライブ
・即興演奏と作編曲を基盤とし、多様な分野のアーティストと共演・共同制作を行なう本藤美咲によるワークショップとライブ

イベント/グッズ/飲食
・斜里に拠点を置くJUICErecords店主でDJのMETHとシルクスクリーンプリント職人でDJのHAYATOによるDJイベント『MUSIC SHOWER B2B』
・知床の自然と野生動物、人間社会との共存をテーマにした絵本を描く斜里在住の作家・あかしのぶこによる紙芝居の上演
・網走にある自家焙煎の珈琲屋・デリカップの豆で淹れるコーヒーと「モノ」や「思い出話」を交換する「あしげいコーヒースタンド」
・自家製酵母、薪窯パン、道産小麦100%のパンを焼く羊飼いのパン屋「メーメーベーカリー」
・毎日食べるパンやおやつを、少しこだわって焼く「桂のパン-Kei no Pan-」

葦の芸術原野祭 ASHIGEI 2024 世界自然遺産のまち知床の芸術祭「葦の芸術原野祭」をご支援ください!(葦の芸術原野祭 2024/07/06 公開) - クラウドファンディング READYFOR


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