メイン画像:©2024 映画「死に損なった男」製作委員会
映画『死に損なった男』が2025年2月21日に公開。ティザービジュアルが到着した。
水川かたまり(空気階段)が映画初主演を務める同作は、『メランコリック』で長編映画デビューを果たした田中征爾監督がメガホンを取ったオリジナルストーリー作品。お笑いの道に憧れ、夢が叶った半ば、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた構成作家・関谷一平は駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣の駅で人身事故が発生し、タイミング悪く死に損なった一平の前に男の幽霊が現れ、「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」と依頼されるというあらすじだ。
ティザービジュアルは、「憑いてる? ついてない? いや、ツイてる?」というコピーとともに、水川演じる一平の3段階の表情を捉えたもの。配給はクロックワークス。
【水川かたまり(空気階段)のコメント】
こんばんは。空気階段の水川かたまりです。本名は水川航太といいます。この世界を太く逞しく航海していって欲しいという願いを込めて両親がつけてくれました。
この度、映画という名の海に出ました。監督という船長の元、芝居という船に乗って、お蔵入りという暗礁に乗り上げることもなく、なんとか目的地という名のゴールまで辿り着きました。
難しいので海になぞらえるのはここでやめます。すみません。
クランクインした頃は右も左もわからなすぎて、正直、前も後ろも上も下もわからなくなっていました。しかし、監督をはじめ、共演者の皆さま、スタッフの皆さまが生まれたての子鹿に接するが如く本当に優しくしてくれたおかげでクランクアップの頃には、空絵、フィックス、尻ボールドなどたくさんの業界用語を覚えることができました。本当に感謝の大航海でした。
頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください。
【田中征爾監督のコメント】
13〜14年前にふとメモ帳に書き込んでおいた物語設定が、こんな素敵な座組で実現するとは思っていませんでした。コロナ禍もあり実現までかなり時間がかかりましたが、ここまで関わってくださった全ての方に深く感謝しています。
そして水川かたまりさんの主演デビューを直接目撃できたこと、本当にラッキーでした。カメラを回す度に嬉しい気持ちにさせてくれました。楽しい映画が出来上がったなと思います。劇場でお待ちしております。
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