アルノー・デプレシャン監督の自伝的映画『映画を愛する君へ』が来年1月公開。50本以上の名作が登場

メイン画像:© 2024 CG Cinéma / Scala Films / Arte France Cinéma / Hill Valle

アルノー・デプレシャン監督の映画『映画を愛する君へ』が2025年1月31日より新宿シネマカリテほか全国で順次公開。日本版ティザーポスターと場面写真4点が到着した。

「本作の主題は“私たち”映画の観客」とデプレシャン監督が語る同作は、19世紀末に誕生してから現在に至るまでの映画の魅力と魔法をドラマとドキュメンタリーを交えて語り尽くす作品。デプレシャン監督作『そして僕は恋をする』や『あの頃エッフェル塔の下で』でマチュー・アマルリックが演じた主人公ポール・デュダリスに監督自身を投影した自伝的映画になっており、初めて映画館を訪れた幼少期、映画部で上映会を企画した学生時代、評論家から映画監督への転身を決意した成人期を映画史と共に描く。

マチュー・アマルリックは本人役として出演。祖母役をフランソワーズ・ルブラン、14歳のポール役をミロ・マシャド・グラネールが演じる。

本編には、映画史に功績を残した50本以上の名作が登場。リュミエール兄弟による映画の発明から、アベル・ガンス『ナポレオン』、フランク・キャプラ『或る夜の出来事』、アルフレッド・ヒッチコック『北北西に進路を取れ』、黒澤明『乱』、クロード・ランズマン『SHOAH ショア』、ジェームズ・キャメロン『ターミネーター2』、『ノッティングヒルの恋人』に加え、フランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール、イングマール・ベルイマンらの映画も登場する。さらに大阪のシネ・ヌーヴォや東京のアンスティチュ・フランセなど日本の映画館も登場。

日本版ティザーポスターは、祖母に連れられて初めて映画館に訪れた6歳のポールの姿を捉えたもの。場面写真には、初めて映画館を訪れるポールの後ろ姿、本人役として登場するマチュー・アマルリック、14歳のポールが映写機と向き合う様子が写し出されている。

映画『映画を愛する君へ』公式サイト


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