メイン画像:「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」メインビジュアル ©Seiichi Horiuchi
『堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE』が2025年1⽉22⽇から東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催される。
雑誌『anan』『BRUTUS』のアートディレクションや、絵本『ぐるんぱのようちえん』の絵で知られるデザイナー、アートディレクター、絵本作家の堀内誠一。同展は、堀内が手がけた『anan』49冊を紐解き魅力を味わう「FASHION」展、絵本の森のなかを歩き原画や映像に出会う「FANTASY」展、100人が選んだ「私の好きな堀内さん」から未来を見出す「FUTURE」展という3つのセクションで構成される。
「FASHION」展
『anan』増刊として発行された『ku:nel』のデザインを2002年の創刊から2015年の75号まで手がけたアートディレクターの有山達也を招き、堀内が手がけた創刊号から49号までの『anan』を特集展示。実際の雑誌を解体して再構築し、一冊の全ページを見せたり、企画や特集の魅力やユニークさ、画期性をピックアップしたりすることで、この雑誌がめざした「ファッション」に光をあてながら、堀内のアートディレクションの新しさを浮き彫りにする。雑誌『ロッコール』をはじめとするエディトリアルデザイン、堀内が手がけたさまざまなロゴデザインも紹介。
「FANTASY」展
絵本『くろうまブランキー』『雪わたり』『ぐるんぱのようちえん』『オズの魔法使い』などを展示。楕円の展示室には高さ3メートルもの絵本が並び、立体のぐるんぱにも出会えるとのこと。空間デザインは建築家・インテリアデザイナーの設計事務所imaが担当。展示室中央には『ぐるんぱのようちえん』の祝祭広場が登場する。
「FUTURE」展
堀内を敬愛する100人が好きな作品を、堀内から受け取ったもの、未来へ伝えたい言葉とともに展示。展示空間をデザイナーの三宅瑠人と岡崎由佳がデザインする。参加者は秋川リサ、鹿児島睦、佐野史郎、スズキコージ、都築響一、名久井直子、松浦弥太郎ら。
ブックカフェには、堀内が手がけた絵本や雑誌、堀内が愛した世界のイラストレーターたちの絵本が集結。絵本の世界観を楽しむオリジナルメニューも提供される。
オリジナルグッズとして、堀内が暮らしたパリや旅のエッセンスを取り入れた雑貨、『ぐるんぱのようちえん』をはじめとした絵本のイラストをあしらったアパレル、ステーショナリーなどがラインナップ。
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