衣食住音美が混ざり合う『住力』が11月21日から青山で開催。志人、コムアイ、ermhoiら出演

イベント『住力 - 生きるための祭り -』が11月21日から青山一丁目のドイツ文化会館で開催される。

建築集団SAMPO inc.、音楽レーベルBLACK SMOKER RECORDS、ゲーテ・インスティトゥート東京が協働主催する同イベントは、「生きる力」を表現する総合芸術フェスティバル。「衣食住音美」それぞれの領域から「住力」「生きるための力」を持つアーティストが集結し、展示やライブパフォーマンス、ワークショップ、食体験を展開する。

「災害文化」という考え方を背景に、いつ起こるかもしれない有事に対して、起きてからではなく、対応できる力を日常的に積み重ねることはできないか、ということをテーマにしているという。

<住> 空間楽器「Hus」の展示
会場中央に廃材や古物を組み合わせた空間楽器「Hus」を構築。料理を作る場やミシンで服を縫う場、アーティストのステージにもなるという。

<音> アーティストによるパフォーマンス
志人、コムアイ、ermhoiのセッションほか、パーカッショニスト・永井朋生、蛍光灯を楽器にして演奏する伊東篤宏、COMME des GARÇONSの音楽ディレクター・ADC303、細野悠太と福原音の2人組バンドChappoなどがライブを行なう。来場者が参加できる「Hus」の演奏ワークショップも開催。

<衣> ワークショップ/オリジナルプロダクト販売
能登半島地震の被災者から聞いた「バッグを持つ時間もなく、着ていた服のポケットに詰めれるだけ詰めて避難した」というエピソードから着想を得たポケットのカスタムワークショップや、汚れた服をアップデートしていく美学を込めたシルクスクリーンワークショップを実施。「Pablo Griniche」を含むさまざまなブランドによるオリジナル商品も販売。

<食> ワークショップ/創作料理の提供
「罠ブラザーズ」による鹿肉の解体ワークショップや、福岡「Pinox」の水野健児シェフによるレセプションフード、「提灯東京」の即席居酒屋など、有事に活躍する食体験を提供。そのほか、「Tsumugi」の手植え・手刈りの米の炊き出しや、ワークショップで精肉した鹿肉を使った「Curry Jockey」によるカレーを提供。

<美> 展示/ライブペインティング/作品販売
北杜に拠点を構える「BASH BOX」や音響生命体「LEAK」、改造スピーカーを作る「GOOD DAY MATE」など、“廃材や古物を転生させる”という考えを持つアーティストやショップが参加。また、アーティスト・太田琢人による神社の鏡をテーマにした作品展示や、画家・志礼知也によるライブペインティングなどをご覧いただけます。

住力


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