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映画『HERE 時を越えて』が、4月4日から全国で公開される。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロバート・ゼメキス監督が手掛ける同作は、「すべてはここ(HERE)で起こる」というテーマのもと、ある1つの場所を舞台に、太古の時代から現代までの時間の流れを描いた作品。中心となるのはトム・ハンクス演じるリチャードとロビン・ライト演じるマーガレットの夫婦の物語だ。
原作はリチャード・マグワイアによるグラフィックノベル『HERE』。「ここ数十年で最も賞賛されたコミックブックの一つ」と称賛され、『2016年アングレーム国際漫画フェスティバル』最優秀作品賞を受賞した作品だ。
同作では『フォレスト・ガンプ/一期一会』のスタッフが30年ぶりに再集結。撮影のドン・バージェス、音楽のアラン・シルヴェストリ、衣装のジョアンナ・ジョンストンらが参加している。
出演は、リチャード役のトム・ハンクス、マーガレット役のロビン・ライト。両者は最新のVFX技術により、10代から70代までの幅広い年齢層を演じている。2人は『フォレスト・ガンプ/一期一会』でも共演している。
ロバート・ゼメキス監督は、「一緒にやっていて楽しいと思える才能ある人たちと仕事をしようと常に心掛けている。いつも一緒に仕事をすると楽しめるトムやロビン、(脚本家の)エリックともまた何かできるチャンスをうかがっていた」とコメント。トム・ハンクスは「ロバートは間違いなく信頼ができる。ロビンはこれまで多忙で、スケジュールがうまくはまらなかったりしましたが、いつも私は一緒にやりたいと思い浮かべていた」、ロビン・ライトは「キャリアの中でも最高の体験だった。フォレスト・ガンプでもそう思ったけれど、今回ロバートとは4度目で一緒にやって、トムとロバートは6か7度目だと思うが、旧知の仲の人と仕事をするのは、自分の今の年齢やキャリアを考えると貴重。必然とも言えるし、もはや家族。それがあるから、お互いの考えていること、やり方もよくわかっている」とコメントしている。
解禁された予告映像では、若き日のリチャードとマーガレットの出会いから、70代となった2人が過去を振り返るまでの物語が描かれている。また日本オリジナルポスタービジュアルは、グラフィックデザイナーの大島依提亜が手掛け、「家の窓」をモチーフにしたデザインとなっている。
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