メイン画像:(C)2015 柚木麻子/祥伝社 (C)2024「早乙女カナコの場合は」製作委員会
矢崎仁司監督の映画『早乙女カナコの場合は』の公開日が3月14日に決定。追加キャスト、特報映像が公開された。
原作は柚木麻子の小説『早稲女、女、男』。純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと演劇サークルの先輩・長津田の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながら自分を見つめ直していく姿を描く。早乙女カナコ役に主演の橋本愛、カナコと付かず離れずの関係を続けている脚本家志望の長津田役に中川大志がキャスティング。
追加キャストは山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼。
山田杏奈は別の女子大に通うも、カナコや長津田が所属する演劇サークル「チャリングクロス」に入部し、長津田に急接近する本田麻衣子役、臼田あさ美はカナコが社会人として尊敬する慶野亜依子役、中村蒼はカナコに想いを寄せる吉沢洋一役を演じる。
特報映像はカナコが扉を開けると長津田が満面の笑みを浮かべ、シャンパンを開けるシーンからスタート。「この男は、バカだ。でもずっと好きな私は、もっとバカだ」というナレーションとともに、海辺でホタルイカを食べる2人の姿や、長津田が抱きしめるシーンが映し出されている。
【山田杏奈のコメント】
大学生活という限られた時間の中で自分の在り方を探る麻衣子にヒヤヒヤとさせられたり共感したり。 どうなるか分からなくても、先が見えなくても 好きなように生きていいじゃないか! という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。 観終わったあと自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような。 楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
【臼田あさ美のコメント】
原作、台本、と読んで、慶野亜依子の話す言葉が聡明であり、逞しく、艶美な様が浮かび、大事にしたいと思いました。現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました。
【中村蒼のコメント】
矢崎監督はあまり多くは語らないけれど、確実に頭の中に理想としてある監督が求めている芝居をカメラの前で表現するのはとても難しかった。けれど、OKの声を聞いた時は本当に嬉しかったことを覚えています。
互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物達を応援してあげてほしいです。
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