萩原利久&古川琴音がアニメ声優初挑戦。四宮義俊監督『花緑青が明ける日に』特報到着

メイン画像:©A NEW DAWN Film Partners

アニメ映画『花緑青が明ける日に』で萩原利久と古川琴音が声優初挑戦。ティザービジュアル、特報映像が到着した。

2025年に全国公開される同作は、日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督のアニメーション作品に参加し、CMやPVも手がける四宮義俊監督が自身のオリジナル脚本で描く初の長編アニメーション。土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店を舞台に、そこで育った若者たちと幻の花火「シュハリ」をめぐる2日間が描かれる。フランスのスタジオMiyu Productionsと日仏共同製作。

主演は萩原利久と古川琴音。萩原は老舗の花火工場・帯刀煙火店の次男で失踪した父親に代わり幻の花火を完成させようと奮闘する帯刀敬太郎役、古川は敬太郎の幼なじみで地元を離れ東京で将来の道を模索している式森カオル役を演じる。

ティザービジュアルは、行政による立ち退きが明日に迫る帯刀煙火店で花火を作っている敬太郎のもとを東京から帰省したカオルが訪れ、4年ぶりに再会するシーンを捉えたもの。

特報映像には、幻の花火と呼ばれる「シュハリ」について語る敬太郎の横顔や、「シュハリ」の秘密の鍵を握る青い顔料「花緑青(はなろくしょう)」の存在に気が付き愕然とするカオルの様子、夜の海の中を月光に包まれながら泳ぐカオルの姿が映し出されている。

©A NEW DAWN Film Partners
©A NEW DAWN Film Partners
©A NEW DAWN Film Partners
©A NEW DAWN Film Partners
©A NEW DAWN Film Partners
©A NEW DAWN Film Partners
©A NEW DAWN Film Partners

【萩原利久のコメント】
初めて声優のお仕事をさせていただき、とても新鮮でした。最初一人でアフレコをしていた時にはなかなか手応えを掴むことができず、監督の「OK」だけを頼りにしていたのですが、最終日に古川さんと掛け合いで収録させていただいて、一人で録っている時とは全く体感が違って。普段いかに周りの人や環境に支えられてお芝居をしていたのかと実感させられました。僕自身、最初に脚本やVコンテを拝見した時に「これは凄い作品になるんじゃないか」と感じましたので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

【古川琴音のコメント】
四宮監督が構想から8年という長い年月をかけて育まれた、大切な作品に呼んでいただけたことがとても嬉しく、声優は初めてでしたが体当たりで臨ませていただきました。
声を録りながら、5年前のコロナのことを思い出していました。全国の花火大会をはじめ、伝統ある催事が次々と無くなっていくことを当時は憂いてばかりいましたが、今思えばそんな私の日常を支えてくれていたのが、現代のカルチャーを先導している日本のアニメでした。この作品は、日本画家出身の四宮監督がアニメで花火を描いた温故知新の芸術だと思います。その創作の一端を任せていただいたこと改めて光栄に思います。

映画『花緑青が明ける日に』公式サイト|2025年全国公開


記事一覧をみる
フィードバック 0

新たな発見や感動を得ることはできましたか?

  • HOME
  • Movie,Drama
  • 萩原利久&古川琴音がアニメ声優初挑戦。四宮義俊監督『花緑青が明ける日に』特報到着

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

CINRA JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて