軍事政権下のブラジルが舞台。ウォルター・サレス監督の映画『アイム・スティル・ヒア』が8月公開

メイン画像:©2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiração/MACT Productions/ARTE France Cinéma

映画『アイム・スティル・ヒア』が8月に公開される。

ブラジル映画として初めて『アカデミー賞』作品賞にノミネートされた同作は、1970年代、軍事政権下のブラジルで実際に起きた事件をもとにした作品。リオデジャネイロで家族と穏やかな日々を過ごしていた元国会議員のルーベンス・パイヴァは、スイス大使誘拐事件を契機に国の空気が一変するなか軍に逮捕されてしまうが、夫の行方を捜し続ける妻エウニセの声が、やがて歴史を動かす力に変わっていくというあらすじだ。

監督は『セントラル・ステーション』で知られるウォルター・サレス。幼いころパイヴァ家と親交を持っていたというサレス監督にとって16年ぶりのブラジル作品となる。原作はルーベンス・パイヴァの実の息子である作家マルセロ・ルーベンス・パイヴァによる書籍『Ainda Estou Aqui』。

エウニセ役をフェルナンダ・トーレス、老年期のエウニセ役をフェルナンダ・トーレスの実母であり、『セントラル・ステーション』に出演したフェルナンダ・モンテネグロが演じた。フェルナンダ・トーレスは同作で『第82回ゴールデングローブ賞』主演女優賞を獲得し、『第97回アカデミー賞』主演女優賞にノミネート。なお同作は『第97回アカデミー賞』国際長編映画賞にもノミネートされている。

アイム・スティル・ヒア - 株式会社クロックワークス - THE KLOCKWORX


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