メイン画像:©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
熊澤尚人監督・脚本の映画『盤上の向日葵』の主題歌がサザンオールスターズの新曲“暮れゆく街のふたり”に決定した。
原作は『孤狼の血』で知られる柚月裕子の同名小説。とある山中で身元不明の白骨死体が発見され、刑事たちは唯一の手がかりであるこの世に7組しか現存しない将棋の駒の持ち主が若手棋士・上条桂介であることに辿り着き、捜査の過程で「賭け将棋」で裏社会に生きた東明重慶の存在が浮かび上がり、やがて上条桂介の壮絶な過去が明らかになるというあらすじだ。10月31日公開。
プロ将棋界に彗星のごとく現れ、一躍時の人として世間を騒がせている異色の天才棋士・上条桂介役に主演の坂口健太郎、上条桂介に大きな影響を与える東明重慶役に渡辺謙がキャスティング。
“暮れゆく街のふたり”は3月19日にリリースされるサザンオールスターズのアルバム『THANK YOU SO MUCH』に収録される。
同曲をフィーチャーした特報には、上条桂介と東明重慶の出会いや、東明が「ぞくぞくするような真剣勝負だ」と囁く場面、雪の中を走る少年時代の桂介の姿、桂介が「その真剣、乗ってやる」と東明を見つめ返すシーンが映し出されている。
【坂口健太郎のコメント】
将棋、家族との別れ、因縁、様々な物に翻弄され歩くしかなかった桂介の道を、切なく代弁してくれているような楽曲だと感じました。
夏の暑い時期の撮影、夕暮れ時、向日葵畑の中で夕陽を見ている瞬間を思い出しました。
【矢島孝プロデューサーのコメント】
切なさや哀しさ、愚かさも含め、必死に生きていく人間たちへの応援歌がほしい、とサザンオールスターズに依頼しました。この映画の風や空、季節など空気感も含めて、サザンがふさわしいと思いました。人間の情念を支える桑田さんの力強い声は、人間の生き様を描く映画の最後を締めくくり、違った形で映画を支えている楽曲だと思います。
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