稲垣吾郎がナレーション。多様な視点で「問い」を探求するEテレ新番組『toi-toi』が4月3日スタート

新番組『toi-toi』が4月3日20:00からNHK Eテレで放送される。

同番組は、ある人が心の奥底に抱いてきた「問い」を皆で考える福祉番組。「問い」を立てた主人公が多様な視点をもった人たちと「問い」を探求していく。

ロケでは主人公が自身とは異なる分野で活動する人物と対話。スタジオでは難病、知的障害、依存症、LGBTQなどさまざまなマイノリティ性のある出演者とクロストークを行う。

ナレーションを稲垣吾郎、テーマ音楽をOMSBが担当。3月20日20:00から『新番組「toi-toi」ってどんな番組?』が放送される。

ラインナップ

4月3日“見た目”に自信ありますか?
薮本舞さんはメラニン色素が少なく、肌や髪が明るい色になるアルビノの当事者。採用面接で地毛が明るいためにことごとく不採用になるなど、見た目の自信を失う経験を重ねてきた。なぜ見た目だけで判断されるのか? どうすれば、どんな見た目の人も生きやすくなるのか? 髪色の歴史、20歳年上の当事者との対話などを通じて、薮本さんは問いを探求する。

4月10日あなたは“信用”されていますか?
水原修平さんはおよそ80か国の人が暮らす町、大阪市生野区で働くNPO法人の多言語相談員。外国ルーツの人たちの悩みを聞く中で、その悩みの背景に、社会から“信用”されていないという問題があるのではないかと考えている。どうすればお互いを信用し合えるのか?そのヒントをもらいにいくのは、宇宙飛行士、野口聡一さん。多様な視点をもつ人たちと一緒に問いを探求する。

4月17日わたしって、“かわいそう”?
山中しのぶさんは、今から6年前、41歳のときに認知症と診断された。今も、さまざまな工夫をしながら日常生活を送っている。ところが認知症になって以来、山中さんの家族が周囲の人にかけられるのは、“かわいそう”という言葉。なぜ、認知症=かわいそうなのか?そのイメージはどこから来るのか?そして、“かわいそう”のイメージを変えるには――。スタジオメンバーや、コピーライターとの対話を通して「問い」を探求する。

【稲垣吾郎のコメント】
「問い」を通して、今まで関心がない、関係がないと思っていたことに、関心が生まれたり、少し気持ちが変化したり。本当にいろんな背景を持った人がいて、いろんな考えと出会える、とてもステキな番組です。自分の中の「モヤモヤ」「悩み」みたいなものが、ちょっと解決するヒントが見つかるかもしれない番組なので、ぜひ1人でも多くの方に見ていただきたいと思っています。

・どんな「問い」を立てるか?
「幸せってなんだろう?」とか?人それぞれの幸せ。年齢によって価値観も変わってきますし。実際に、そういう問いを持った人たちと、お話ししたいですね。

toi-toi - NHK


記事一覧をみる
フィードバック 0

新たな発見や感動を得ることはできましたか?

  • HOME
  • Life&Society
  • 稲垣吾郎がナレーション。多様な視点で「問い」を探求するEテレ新番組『toi-toi』が4月3日スタート

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

CINRA JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて