メイン画像:©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会 配給:東映
三池崇史監督の映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』の場面写真、予告編が到着した。
原作は、約20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件を取材し、『第6回新潮ドキュメント賞』を受賞した福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』。「史上最悪の殺人教師」と呼ばれた担当教諭は停職処分になり、児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判に発展するが、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるというあらすじだ。6月27日公開。
主人公の小学校教諭・薮下誠一役を綾野剛が演じるほか、柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫らが共演。
予告編には、薮下が児童・氷室拓翔(三浦綺羅)に対して「何でこんな簡単なことできないんだろうね」とランドセルをゴミ箱に投げ捨て踏みつける場面や、拓翔の母・氷室律子(柴咲コウ)が涙ながらに学校に訴える様子、「やってません」と身の潔白を訴える薮下の姿、「完全にクロですよ」と息巻く週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)の姿が映し出されている。
4⽉25⽇よりムビチケカードおよびムビチケオンラインが発売。ムビチケオンラインの購⼊者特典はカードのビジュアルにも使⽤されている8種のキャラクターポスターの壁紙となる。オンライン券の鑑賞後特典として同作の絵柄と鑑賞記録がセットになったムビチケデジタルカードもプレゼント。
さらに会員特典サービス「au推しトク映画」に決定。Pontaパス会員であれば対象劇場にて、土日や祝日も含め公開期間中はいつでも、一般・大学生1,100円、高校生以下900円で鑑賞できる。同伴者も1名まで割引価格となる。
【ストーリー】
2003年
小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は、保護者・氷室律子(柴咲コウ)に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。
体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。
これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)が“実名報道”に踏み切る。
過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、薮下はマスコミの標的となった。
誹謗中傷、裏切り、停職、壊れていく日常。次から次へと底なしの絶望が薮下をすり潰していく。
一方、律子を擁護する声は多く、“550人もの大弁護団”が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展。
誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたのだが、法廷で薮下の口から語られたのは―
「すべて事実無根の“でっちあげ”」だという完全否認だった。
これは真実に基づく、真実を疑う物語。
- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-