舞台『ある日、ある時、ない男。』が8月から新大久保・東京グローブ座ほかで上演される。
同作は、西田征史が作・演出を手がける完全オリジナルストーリー。ある日思いがけず2,000万円の取引を知った、何をやっても上手くいかない男・良介は親友にそそのかされて横取りを決意し、周りを巻き込む大騒動を引き起こすというあらすじだ。
主人公・良介役を髙地優吾(SixTONES)が演じる。大阪、福岡公演あり。
【西田征史のコメント】
【主人公は、幸運に見放されたかのような日々を過ごしている。しかし、彼の行動を追っていくと、不運そのものが一種の秩序のように立ち現れてくる。誰にも見向きもされない些細な瞬間の連なりが、ひとりの人間を浮かび上がらせていく――】
そんな静けさを物語の奥の方にひっそり織り込んだ、笑顔あふれる群像喜劇になっております。
運命に翻弄される男の輪郭を、髙地さんとともに楽しんで創り上げていければと思っています。
【髙地優吾(SixTONES)のコメント】
ついていない男を演じるにあたり、自分の人生はどちらかといえば運が味方をしてくれた人生なので、正直真逆だなという印象がありました。
作品の内容はとても面白く、台本を読みながら声を出して笑ってしまいました!主人公はネガティブな感情でマイナス思考な人間ですが、すごくピュアな心の持ち主で、その人の良さが知らないうちに人を救っています。
本人は気付いていない、ついていないヒーローだなと感じました!笑
この作品はとにかくストーリーの展開がたくさんあり、ハラハラ感、ワクワク感、友情、感動を与えられるお話だと思います!!!!
舞台稽古がとても楽しみです!!!
【あらすじ】
人間は2つのタイプに分けられる。努力や才能に関係なく、ツキに恵まれる人間とそうでない人間だ。車谷良介27歳は、残念ながら後者のタイプ。真面目で優しく、友人など周囲の人間にも気配りができるのに、就職先はたて続けに潰れ、アルバイトの面接ではとんでもない〝人違い〟をされ、親切にした相手から恩を仇で返される始末。
一方、良介と同い年の友人で自称ミュージシャンの土居直樹は、彼の大ファンで恋人のたまよに養ってもらいながら、ライヴもろくにしないダメンズ。対照的だが気の合う二人は、なにかとつるんでいた。
そんな時、良介たちの住む町に新しくショッピングモールができることに。オープニングイベントには人気のマジシャンのショーがあるらしい。
停滞した日常の特別な一日。良介と見えない縁で結ばれた人々の、運命の歯車が回り出す。


- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-