初音ミク、VTuberなどから考える。太田充胤『踊るのは新しい体 複製可能な者たちのための身体論』刊行

書籍『踊るのは新しい体 複製可能な者たちのための身体論』が3月26日に刊行された。

医師であり元ダンサーの太田充胤による同書は、デジタルとアナログのあわい/機械と生体のあわいで身体を運用する現代人のためのダンス=身体=メディア論。

初音ミク、VTuber、TikTok、AI、人形論、SF、メディアアート、盆踊りなどを取り上げ、身体の複製・流通、「踊る体」の消費・媒体化をキー概念に、私たちの身体にかかわるさまざまなトピックを渉猟しながら、テクノロジーによって根本的に変質した人類とモノたちの身体運用を検討する。

装丁は北岡誠吾、装画は内山ユニコが担当。

【川田十夢(AR三兄弟)のコメント】
資産運用より大切なのは身体運用、株主優待より切実なのは幽体のダンス。本書から読み取ったメソッドの数々、とにかく変なことがたくさん書いてあります。

【目次】
はじめに
第I部 踊るのは新しい体
1 MMDからVTuberへ ──身体運用の複製・流通・再生
2 人形にみる非生命の神秘 ──肉体の作成と魂の実装
3 仮想空間と四本腕のダンス ──かたちが踊る、かたちを換える
4 オルタとデジタルシャーマン ──機械をめぐる霊魂論
5 ダンサーに魂はあるのか ──データベース・改変・再配布
6 VTuberが踊るとき ──代理する肉の流通
7 ダンス、ウィルス、TikTok ──身体運用の増殖戦略
8 プロキシたちのサイファー ──自存する時間差の鏡像
9 「踊らせるもの」の諸相 ──その布置・流通・運動への変換
第II部(補論)
幽体の群れはいかにして踊るか ──肉体・幽体二元論
おわりに



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