『GRAPHIC IS NOT DEAD.』

グラフィックはもう死んだ? 21世紀に入ってはや10数年。テクノロジーや通信手段の急激な進歩と共に、表現の手段も絶え間なく変化している。アートといえば「絵画・彫刻」の時代は終わりを告げて、巷ではインタラクティブアート、メディアアートなどが流行。グラフィック(=平面表現)は、もう時代遅れなのか? って気にもなるけど、そんな訳はないだろう。スマホが登場すればカメラアプリのような新しい平面表現が生まれる。メディアやテクノロジーの発展と共に、グラフィックの可能性は、これまで以上に広がる力を秘めているのだ。

この連載では、2つのヤマハが『Graphic Grand Prix by Yamaha』という、デジタルデータ応募のみ受け付けるグラフィックコンテストを開催するのを機に、今の時代に活躍するアート・デザイン界のトップクリエーターたちに、新しいグラフィックの可能性や、存在意義、この先には一体どんな世界が見えるのか、そんなことをお伺いしていきます。

『2013 Graphic Grand Prix by Yamaha』とは?
「感動につながるデザインとは何か」を互いに追求する2つの企業、ヤマハ株式会社とヤマハ発動機株式会社が総力を挙げて2012年より立ち上げた、グラフィックコンペティション。「デジタルデータの平面作品」であれば、どんな作品でも応募可というのが大きな特徴で、第1回目となった2012年度には、審査員長に日比野克彦を迎え、「存在。」をテーマに、1,585点の応募作品が集まった。2013年度は審査員にアーティストのスプツニ子!も加え、「いいの?」「いいね!」をテーマに、グラフィックの新しい可能性を探っている。

『Graphic Grand Prix by Yamaha』「存在。」をテーマにしたグラフィックを、ジャンル問わず募集中



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