ROY (THE BAWDIES)
現代のリスナーにロックンロールを伝えるため
THE BAWDIESが最新作で実践したこととは?
自分自身のこだわりの赴くままに音楽を愛し、追求することで練り上げられたTHE BAWDIESのソリッドなロックンロールは、耳の肥えた音楽ファンに世代を超えて愛されています。そんな彼らが先日、満を持してリリースしたアルバムが『Boys!』です。今回ROYさんが語ってくれた「掘り下げた音楽」のエッセンスは健在ながら、さらに新しいTHE BAWDIESがここにいます。
ROY:僕らが感じるロックンロールはホットなもの。みんなで楽しく汗をかいて踊ることで前に進む、ポジティブなエネルギーが宿っているものなんです。それをみんなに伝えるためには、僕らの明るい人間性も伝えられたほうがいいと思い、今回のアルバムは「人間性を出す!」をテーマに、すごくリラックスしてレコーディングに取り組みました。
これまでのTHE BAWDIESは、「ロックンロールはこうあらねば!」というルールに縛られていたとROYさん。しかし、今年3月にリリースされたカバーアルバム『GOING BACK HOME』を録ることで、バンド結成当時の初期衝動をもう一度取り戻し、「ロックンロールに触れていることがこんなに楽しいんだ!」という想いをメンバー同士で再確認。とてもいいチームワークと新たな気持ちでTHE BAWDIESの音楽に向き合えたそうです。
ROY:いつもは1枚のアルバムを3か月間くらいで録るんですが、今回は制作期間をあえて決めず、好きなタイミングで曲を作って、できあがったらレコーディングをするという形をとりました。やっぱり春夏秋冬によって感じているものが違うので、その時々に感じたことを曲にしていった結果、バラエティーに富んだ楽曲を揃えることができました。僕らの今を素直に出していったので、素の僕らを感じてもらえると思います。
リラックスしたマインドで作られた今作は、ただ四人の熱気と楽しさを感じさせるだけでなく、聴いた人の気持ちもリラックスさせてくれる作品になっています。新たなロックンロールの一面を切り開くために、音作りにおいても新たに挑戦したことがあるそう。
ROY:今までなら「これはロックンロールじゃない!」と頑になってやらなかったような音の作りにも取り組んでいます。例えば、11曲目に“RECORD PLAYER”という曲があるんですが、この曲のドラムは、生ドラムの音と打ち込みの音を混ぜているんですよ。それは、僕らが聴き込んできたルーツミュージックの人たちはやっていなかったことです。普段はあまり言わないですけど、このアルバムには相当自信があります。あえて、「最高傑作!」と言わせてもらいます!
音楽を作る側がこだわった
一つひとつの音を聴いてほしい
メンバー全員がナチュラルなスタンスで制作に取り組んだ『Boys!』は、一つひとつの音色にもこだわり、サウンドそのものも曲ごとに変化しながら、THE BAWDIESの真骨頂である生き生きとしたバンド感、躍動感が満ちあふれています。そんな「最高傑作!」を、原音再生に優れたオーディオテクニカから発売中の新型ヘッドホン「ATH-MSR7」で聴くと、どんな感覚があるのでしょうか? さっそくROYさんに試していただきました。じーっと真面目な表情で『Boys!』に聴き入っていたROYさんは、パッと顔を上げると、満面の笑みで一言!
ROY:すごいですね!! 臨場感があって、目の前にバンドがいるように感じます。音の輪郭がハッキリして聴こえるから、奥行きを感じるんですよ。楽器の音がぐしゃっとひとつに固まってしまうのではなく、ちゃんと分離して聴こえる。バンドの楽器の配置まで、目に見えるようですね。
では、ROYさんもよく聴かれるという、古い時代のアナログ盤をこの「ATH-MSR7」で聴くとどうなるのでしょう?
ROY:古い音源を最新の技術で再生してみたいですね。古いアナログ盤を大音量でかけてみると、ステレオだとすごく立体感が出るし、モノラルはドーンと真っ直ぐ音が出てくるので迫力が違う。いいヘッドホンを使うと、そういう効果がより得られると思います。さっきお薦めしたメディアの聴き比べと同じように、このヘッドホンでいろんな曲を聴き比べるのも面白そうですね。
音との近さ、立体感、臨場感を楽しむというなら、『Boys!』初回限定盤の特典CDに収録されているライブ音源も「ATH-MSR7」にうってつけかも知れません。
OY:まさに「ライブ」を感じられると思いますね! やっぱりライブって、僕たちとお客さんが感情を共有しあえる一番の場所なんですけど、よりライブに近い形で感じてもらうには、こういったいいヘッドホンで聴いてもらいたいですね。演奏している人の「伝えたい想い」が明確に伝わってくると思います。自分たちは音一つひとつにこだわって作っていて、例えばギターの歪ませ方ひとつにしても本当にちょっとの目盛りの違いにまでこだわってますし、それを感じ取ってもらうためにも、やっぱり作ってる側としてはこういういい環境で聴いてもらいたいなと思いますね。いい音で音楽を聴くと、自然と嬉しい気持ちになれますよ。
「僕のイメージカラーは赤なので、差し色に赤が入ったデザインも気に入りました」というROYさん。昔から、「故きを温ねて新しきを知る」と言いますが、ROYさんの音楽との付き合い方は、まさにそうでした。音楽を本気で聴いてしっかり理解することで、様々な新しい喜びが生まれていくROYさんのリスニングライフ。ROYさんの音楽への探求心は、一生尽きることはなさそうです。
商品情報
-
ポータブルヘッドフォン
-
ATH-MSR7 BK(オープン価格)
ATH-MSR7 GM(オープン価格)
ATH-MSR7LTD(オープン価格)
-
独自の音響テクノロジーを結集。
商品詳細については特設サイトにて
音の真実を克明に描き出す高解像度ヘッドホン。
φ45mm “トゥルー・モーション” ハイレゾオーディオドライバー
駆動力を最大限に高め、あらゆる音源を高精細に描き出す新開発φ45mmドライバー。
- ・高駆動設計ダイヤフラム&ボビン巻きショートボイスコイル。
- ・各音域のバランスを調整するデュアル・アコースティックレジスター。
- ・音の歪みを抑えるトップマウントPCB方式。
デュアルレイヤー・エアコントロールテクノロジー
音響効果の高い強靭な積層構造と、音の空気経路を緻密に計算した独自技術により原音を忠実に再生。
- ・不要振動を徹底的に抑制するレイヤードメタル構造。
- ・低中高域の特性を向上させるトリプルベントシステム。
長時間リスニングでも疲れにくい低反発素材の立体縫製イヤパッド。
耳をしっかり包み込む立体形状のイヤフォーカスデザイン。
THE BAWDIES『Boys!』通常盤(CD)
2014年12月3日(水)発売
価格:2,916円(税込)
VICL-64264
- [収録楽曲]
『Boys!』初回限定盤[Disc1]と同内容
『THE BAWDIES・ROY「TIME is MUSIC」』
2015年11月27日(木)発売
価格:2,160円(税込)
発行:エムオン・エンタテインメント
Amazonから購入する
THE BAWDIES
『「Boys!」TOUR 2014-2015』
2014年12月17日(水)
会場:東京都 お台場 Zepp Tokyo
2014年12月20日(土)
会場:長野県 CLUB JUNK BOX
2014年12月21日(日)
会場:富山県 MAIRO
2014年12月23日(火・祝)
会場:新潟県 LOTS
2015年1月17日(土)
会場:広島県 BLUE LIVE 広島
2015年1月18日(日)
会場:岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2015年1月22日(木)
会場:高知県 CARAVAN SARY
2015年1月24日(土)
会場:香川県 高松 オリーブホール
2015年1月25日(日)
会場:京都府 KBSホール
2015年1月31日(土)
会場:山梨県 甲府 CONVICTION
2015年2月1日(日)
会場:岐阜県 CLUB-G
2015年2月3日(火)
会場:静岡県 浜松 窓枠
2015年2月7日(土)
会場:群馬県 高崎 club FLEEZ
2015年2月12日(木)
会場:宮崎県 WEATHER KING
2015年2月13日(金)
会場:大分県 T.O.P.S Bitts HALL
2015年2月15日(日)
会場:福岡県 Zepp Fukuoka
2015年2月21日(土)
会場:茨城県 水戸 LIGHT HOUSE
2015年2月22日(日)
会場:千葉県 柏 PALOOZA
2015年2月27日(金)
会場:愛知県 Zepp Nagoya
2015年2月28日(土)
会場:大阪府 なんば Hatch
2015年3月10日(火)
会場:福島県 郡山 Hip Shot Japan
2015年3月12日(木)
会場:岩手県 盛岡 CLUB CHANGE WAVE
2015年3月14日(土)
会場:青森県 QUARTER
2015年3月15日(日)
会場:宮城県 仙台 Rensa
2015年3月21日(土・祝)
会場:北海道 Zepp Sapporo
2015年3月29日(日)
会場:東京都 日本武道館
- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-
THE BAWDIES『Boys!』初回限定盤(CD)
2014年12月3日(水)発売
価格:3,996円(税込)
VIZL-748
「All singles and favorites from Like a
Rockin’ Rollin’ Stone Tour」
「HAVE ROCK ‘N’ ROLL, WILL TRAVEL」