さて、そんなさよポニワールドの住人たちはどんな人物で、どんな世界に住んでいるのか。実はそれが、イマイチよく分かっていない。何せこれまでは、MySpaceやtwitter上で提示される画像やつぶやきだけしか彼女たちのことを知る術もなく、それも断片的な情報ばかりだったのだ。
そういうわけでさよポニって、どこかの誰かが1人で作り上げているのか、それとも前項で紹介した登場人物たちは本当に実在していて、場合によっては現実世界にその身をさらすつもりがあるのか、そんなことすら分かっていないのが実情である。この「謎」こそが、こちら側の興味をくすぐる要因になっているのは事実で、異様に高い作品のクオリティーと、作り込まれたさよポニワールドの魅力も相まって、その存在が気になって仕方がない。別段プロモーションを行ったわけでもないのにさよポニの噂が広がったのは、この「気になる」という瞬間的な欲求が、twitterを中心とした「口コミ」で拡散・増殖していったからだろう。
なおこのインタビュー、さよポニが出現して間もない時期だったこともあってみぃなが現実世界に登場する貴重な機会になった。その後のさよポニは基本的に「あちら側(さよポニワールド)」の世界に留まり、twitterを使っているゆりたんとクロネコだけが「こちら側」に表出するというスタンスを守っている。
その後みぃなたちが「こちら側」へ登場したのは、今年4月にさよポニが1stアルバム『モミュの木の向こう側』をリリースしたタイミングで掲載された、音楽サイト『ナタリー』とHMVの記事だ。
ナタリー - [Power Push] さよならポニーテール
さよポニが1日HMV店員に!?
この中でも3人はインタビューに答えるわけではなく、あくまでも漫画の中で「こちら側」と接触をするに留まっている。
※『魔法のメロディ』収録音源とは別バージョン
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