最近になってちょっと落ち着いては来たものの、ここ数年の日本ではひさびさにロックンロールが大きな盛り上がりを見せていた。これは2000年代の初頭に海外で起こったロックンロール・リバイバルの流入を契機としつつ、THE BAWDIESのROYや、毛皮のマリーズの志磨遼平(現ドレスコーズ)といった若きスターの登場が大きな要因としてあったと思う。しかし、その中に「ギターウルフに比肩しうる可能性を感じさせるぐらい、強烈なインパクトを与えた存在がいたか?」と聞かれれば、それは答えに窮してしまう。ロックンロールのかっこ良さを、アホさを、危うさを、ロマンを、こんなにも感じさせてくれるバンドというのは、やはりギターウルフ以外には思いつかない。しかも、それを結成から25年間、世界を股にかけてやり続けているのだから、若手がちょっとやそっとでたどり着ける領域にはいないのも当然である。通算11作目となる新作のタイトルは『野獣バイブレーター』。錆びることのないフレッシュな感性で規制も監視もぶっ飛ばす、極上の一枚だ。
いかれた変なやつはいつの時代でもいるんじゃないですか?(トオル)
―2012年は結成25周年、デビュー15周年というメモリアルイヤーでしたが、一つ区切りがついて、『野獣バイブレーター』が新たな一歩というような意識はありますか?
セイジ(Gt,Vo):いや、区切りっていう感じはないですね。25周年っていうのは周りに言われて気付いたことで、あっという間の1年でした。
トオル(Dr):区切りっていう感じはなかったけど、自分はこのアルバムが今までの1つの完成形みたいな感じはしてます。まだまだ途中ではあるんだけど、現時点での完成形というか。
セイジ:アルバム出る度に「完成形」って言うよね(笑)。
トオル:あれ、この前も言ってた? そうか、毎回思ってるのか。
―それだけ満足のいく作品が毎回作れてるということでしょうね。「昨年はあっという間」とのことでしたが、確かに海外ツアーやジョンスペ(THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION)とのひさびさの共演など、例年以上に濃密な1年だったかと思います。矢沢永吉さんのデビュー40周年記念ライブへの出演もありましたよね。
セイジ:永ちゃんとのライブは俺2回目で、1回目はトリビュートのときに“アイ・ラヴ・ユー,OK”を歌ったんですけど……。やっぱり矢沢はビッグだったね(笑)。
―矢沢さんは60歳を過ぎても第一線で活躍をされていますが、セイジさんも今年で50歳ですよね? 自分の年齢のことって考えますか?
セイジ:いやいや、まだ人生3分の1ですからね。
―3分の1!
セイジ:まだまだですね。年齢のことはあんまり考えないかな。中学生とか高校生がついこの間のような気がする。
―U.Gさんからすると、セイジさんやトオルさんはバンドメンバーであり、かっこいい大人でもありますか?
U.G(Ba):あんまり年とか気にしたことないですね。
セイジ:大人じゃないしね(笑)。高校卒業したのついこの間だから。
―(笑)。トオルさんも年齢のことはあまり考えないですか?
トオル:どうでしょうね……。でも今日ピストルズを聴いて来たんですけど、昔と同じように「かっこいいなあ」と思うんで、あんまり気持ちは変わってないんでしょうね、きっと。
―じゃあ、20代のU.Gさんのことはどう見てますか?
トオル:「肌がきれいだなあ」とか(笑)。
セイジ:でも、20代って老けてるというか、上に見られたい年齢だよね。俺もそんな感じで、21のときに30ぐらいに見られたかった。
トオル:(セイジと)初めて会ったときは20代だったけど、「怪しいおっさんだなあ」って思いましたからね(笑)。今の方が若いくらいですよ、ホントに。
左から:U.G(ベースウルフ)、トオル(ドラムウルフ)、セイジ(ギターウルフ)
―今の若いバンドマンのことはどんな風に見ていますか?
セイジ:ライバルかな。別にどうしろとかは思わない。好き嫌いはあるけど、その音楽に注文つける気はない。
―ここ数年って若いロックンロールバンドがたくさん出てきましたよね。THE BAWDIES、毛皮のマリーズ……。志磨くんは今ドレスコーズですけど、もっと若いとOKAMOTO’Sとか、黒猫チェルシーとか。
セイジ:でも、もっといっぱい出てくるといいのにって思う。「強烈なバンド」っていう意味では、ちょっと物足りないかな。まあ、ロック人口が少なくなってるんじゃない? だから、強烈なバンドが出にくいというか……。でもね、ライブハウスとかには結構いる。強烈すぎる人って、あんまり有名にはならないけど。
トオル:いかれた変なやつはいつの時代でもいるんじゃないですか? エルヴィス(・プレスリー)、ジョン・レノン、シド・ヴィシャス、ジミヘンとかはロックを選んだけど、違うところにもきっといると思うんです。自分らが知らないだけで、いかれた感受性を持ってる人間が少ないわけではないと思うんですよね。
セイジ:ヒップホップとかね。
トオル:うん、そっちの方をやってたりとか。
セイジ:でも、大阪の下山ってバンドはYouTubeで見てすごかったけどね。あれは素晴らしい。その前に、女王蜂もYouTubeで見せてもらって、「すげえ、遂に出てきた!」って思ったし。実際のライブはまだ見たことがないんで、機会があれば見たいですね。
ちょっと他と違うだけじゃなくて、飛び出してないと我慢ができないというか。(セイジ)
―『野獣バイブレーター』は、強烈なタイトルといい、楽曲のテンションといい、いつまでもフレッシュで、さきほど「毎回が集大成」という話もありましたけど、本当に毎回過去最高を更新していってる感じがします。
セイジ:アルバムタイトルになってる1曲目の“野獣バイブレーター”は、CDかけた瞬間に止められてもいいぐらいのつもりで激しくしようと思って。止められてもいいっていうか、「むしろ止めろ!」っていうぐらいの(笑)。
―(笑)。曲はまずタイトルから作るんですよね?
セイジ:そうだね。「もっと震えろ! 癒しなんてクソくらえ! ガキは獣のように震えてなきゃダメだ!」って思った瞬間にポンって浮かんだんだよなあ。「震えて何か爆発させろ!」って。
―あえて堅い言い方をすると、今って規制や監視の目がどんどん強まっていて、音楽に限らず、あらゆる表現が縮こまりがちなところってあると思うんですね。ギターウルフは、そういう風潮に対して、「そんなの全然面白くねえじゃん」っていう明快な回答を示してる。そこが信用できるし、痛快だなあって思うんです。
セイジ:なるほど。それでそういう言葉が出たのかな。
―でも、頭で考えてタイトルをつけてるわけではないですよね?
セイジ:もちろん。考えるより感じろと。
―“ゲロナイト”っていう強烈なタイトルもありますけど、これもパッと出てきたんですか?
セイジ:そうだね、自然と。飲み屋街を思い浮かべ、アホだなあと思いながら……。俺数々の失敗をしてるから(笑)。とにかく、人と同じことをするのが嫌だっていうのが昔からあって。人が右に行ったら俺は左に行くっていうような、何か自分にしかできないこと、古くなっても、いつまでも自分という輝きが失われないような、そういう曲を作りたいっていう欲望がいつもあるんです。それもちょっと他と違うだけじゃなくて、飛び出してないと我慢ができないというか。
―今ってむしろ「出る杭は打たれる」で、例えば、ライブの盛り上がり方が画一的になってるような部分もあると思うんですね。ここ数年でのオーディエンスの変化とかって感じますか?
セイジ:わかんないな……。客のノリが悪かったら、「俺の腰のキレが悪かったのかな?」とか思うけど(笑)。まあ、みんなノリはいいと思うけどね。俺たちはその中に、震えるバイブレーターのように高速でブワーっと音楽を発信してるだけだから。
これをキャッチしたときは、「これは作っちゃいけないかもしれない」と思ったね。「おかしく思われるかな?」って。(セイジ)
―今回“サファイヤCITY”で初めてマイナーコードを使ってるそうですが、それすごいですよね。
セイジ:すごいのかな?(笑)
―すごいと思います。これだけ曲をたくさん作ってて、1回も使ってないっていうのは、逆にすごい。
U.G:最近(マイナーコードを使ってないことに)気付いたんですもんね。
セイジ:そう、初めてだね……すごいの? でもたぶん、ラモーンズも1回もマイナーコード使ってないんじゃないかな?
―なぜ今回マイナーを使おうと思ったんですか?
セイジ:Eマイナーを使ってるんだけど、Eは指1本で足りるけど、マイナーだとこうしなきゃいけなんだよね(1本だと押さえられない)。それがずっとめんどくさくて、使わなかったんだけど、まあ、何となく弾いてみたら面白かったんで……。あ、そうだ思い出した! JET BOYSのオノチンと二人でライブをやったことがあって、西城秀樹の“傷だらけのローラ”って曲があるんだけど……。
―知ってます(笑)。
セイジ:あれをやったときに、「そこマイナーだよ」って教えてもらって。あの曲マイナーのEとメジャーのEだけでできてて、それにびっくりしたんだよね。「同じEでもマイナーとメジャーでこんなに印象変わるんだ」と思って、それが頭にあったのかもしれない。
―それをアルバム11枚目にして初めてやったというのは、やっぱりすごいと思います(笑)。ちなみに、曲作りに関してなんですけど、以前ズボンズのドン・マツオさんが「曲は自分が作ってるんじゃなくて、どこかにある感じ」だとおっしゃっていて。要はそれをキャッチできるかどうかで、「曲自体はいくらでもある」というようなお話をされていて。
セイジ:すごいな! 羨ましい。
―でも、ギターウルフもそれに近い感覚があるんじゃないかと思ったんです。タイトルがお札みたいなものというか、それさえあれば曲がキャッチできる。だから、今もフレッシュな曲を作り続けられるのかなって。
セイジ:そうだね、まさしく。アンテナを張って、宇宙からのテレパシーを待ってるんだけど……なかなか飛んでこないんだよね。
―どういうときにキャッチしやすいとかってあるんですか?
セイジ:満月の日に、ビルの屋上に立って……(笑)。そうすると血液が膨張してきて、毛が逆立ち、月の引力に引っ張られて飛んでくるから。
―さすがはウルフ(笑)。“マグマ信長”とかも強烈ですけど、そうやってキャッチしたんですか?
セイジ:これをキャッチしたときは、「これは作っちゃいけないかもしれない」と思ったね。「おかしく思われるかな?」って。
トオル:今さら?
―僕も今その言葉を飲み込みました(笑)。
セイジ:一人で家でキャッチしたときは考えるよ、やっぱり。「信長をロックにしてもいいのかな?」とか、「これキャッチしたけど、間違ってキャッチしちゃったのかな?」とかね。でも、思い切って曲にして良かった。かっこいいよね。
―トオルさんやU.Gさんはもう何が出てきても驚かないんじゃないですか?
トオル:いやいや、そんなことないですよ(笑)。一番最初に“火星ツイスト”を持ってきたときもびっくりしましたけど、いまだにびっくりします。慣れることはないです。
―ロックな戦国武将と言ったら、やっぱり信長ですか?
セイジ:そうだね。家康、秀吉、信長というと、信長だろうね。
トオル:昔からある価値観をぶっ壊しちゃうとことか、そういうのはやっぱり好きですね。坂本龍馬とかも、ぶち壊して、新しいものを作るっていう。
―信長が鉄砲を使い始めたのは、ボブ・ディランがエレキを使い始めたようなものかもしれないですね(笑)。
トオル:なるほど……。でも、ボブ・ディランはまだギターですからね。信長はそれ以上でしょうね(笑)。
宇宙の長さに比べたら、俺たちの人生なんて点ですらないかもしれない。だったら、めちゃくちゃやってやろうじゃんか。(セイジ)
―さきほど“火星ツイスト”の名前も挙がりましたが、“地球 VS エイリアン”は、「宇宙シリーズ」の最新作と言えますよね。戦国武将もそうかもしれないですけど、やっぱり「男の子の憧れ」っていうのは、ギターウルフの根底にある世界観ですよね。
セイジ:もちろん。宇宙が自分を作ってくれたっていうのもあるし。
―それは、「母なる宇宙」みたいな感覚ですか?
セイジ:いや、母じゃないかな。田舎にいたときはクーラーもなかったんで、暑い日は空き地に寝そべってよく空を見てたんだよね。「宇宙の長さに比べたら、俺たちの人生なんて点ですらないかもしれない。だったら、めちゃくちゃやってやろうじゃんか」みたいな感じは、夜空が教えてくれたというか。
―先日ロシアに隕石が落ちたじゃないですか? 改めて「僕たちは宇宙に存在してるんだな」って思わされました。
セイジ:俺たちは狼惑星出身だからね(笑)。
―そうでした(笑)。トオルさんも、宇宙に対してセイジさんと共有する感覚がありますか?
トオル:もちろん自分も宇宙とか好きだけど、セイジさんは自分よりも遥かに面白いところを見てる感じがするかな。共有というよりは、さすがというか、「すげえなあ」と。
―セイジさんにとっての宇宙のような、トオルさんにとっての絶対的な憧れ、インスピレーション源みたいなものってありますか?
トオル:うーん……。キース・リチャーズとかですかね。宇宙も好きだし、ブルース・リーとかもかっこいいと思うけど、バンドに並ぶものはないかな、やっぱり。それはセイジさんもそうだと思うけど。
―U.Gさんはどうですか?
U.G:俺も音楽ですね。あとは、セイジさんじゃないですかね。
―U.Gさんは加入する前からギターウルフのファンだったそうですね。
セイジ:それ違うんだよね。居酒屋で初めて会ったんだけど、俺のことは知らなくて。
U.G:「バンドやってるから、見に来いよ」って言われて。
セイジ:ビリーが死んで、募集いっぱいしたんだけど、どうもピンと来なくて。そのときU.Gのことを覚えてて、思い切って電話しました。
―年齢は意識してないという話でしたけど、今もギターウルフがフレッシュであり続けていることの一因として、U.Gさんの加入はやっぱり大きかったですよね。
セイジ:もちろん。U.Gが入んなかったら、“高校生アクション”なんて曲作んなかったからね。
U.G:俺高校行ってないんですけどね(笑)。
―(笑)。最後にもうひとつ、バンドにとって「続けること」っていうのは絶対的な美徳としてあると思うんですけど、一方で「ただ続けているだけでは意味がない」っていう意見もあるとは思うんですね。「続けることの重要性」っていうのを、どのようにお考えですか?
セイジ:続けることに無理はしてないよ。解散するバンドは解散するだけの理由があるんだろうけど、ただ俺は続けたいかな。大変なことがあっても、結局ロックをやることが楽しいというか……。あ、メッシがこの間いいこと言ってたんだよな。
―メッシですか(笑)。
セイジ:「自分を追い込むようなきつい練習はしない」って言ってて、でもメッシの脚とか見ると、「そんなわけねえだろ」って思うわけ。でも、きっとホントなんだよ。きつさより楽しさが先に来てるんだろうね。子供がわけわかんないまま走り回ったりするように、それって実はきつい思いしながらやってる人より負荷がかかってることもあるはずで。
―確かに。
セイジ:本田(圭佑)とかは「自分を追い込んできついトレーニングをしてる」と言ってて、それもすごいんだけど、メッシはさらにその上を行ってて、だから超一流の何かが生まれる。これって極意だなって思って。
―ギターウルフもまさにそうなんじゃないですか? 今もあれだけステージで飛び跳ねて、ポーズを決めてっていうのは、やっぱりきつさより楽しさが先に来てるからこそできることだと思います。
セイジ:そうですね、まさしく。もちろん、曲を生む苦しみ、キャッチする苦しみはあるんだけど、その前に楽しさがあるよね。
―さすがはメッシ。やっぱり年齢は関係ないですね(笑)。
セイジ:うん、極意がわかったよ。
- リリース情報
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- ギターウルフ
『野獣バイブレーター』初回限定盤(CD+DVD) -
2013年3月6日発売
価格:3,000円(税込)
KSCL2203-41. 野獣バイブレーター
2. メソポタミアロンリー
3. ガソリン子守歌
4. 幽霊ユー
5. ロボットマリア
6. バッティングセンター
7. サファイヤCITY
8. マグマ信長
9. ゲロナイト
10. 地球VSエイリアン
11. 女マシンガン
[DVD収録内容]
・LIVE BOOTLEG ARCHIVE
・野獣バイブレーター
・オールナイトでぶっ飛ばせ!!!
・ケンカロック
・ガソリン子守歌
・ワイルドゼロ
・火星ツイスト
・ジェット サティスファクション(MUSIC CLIP)
・フーチークーチースペースマン(MUSIC CLIP)
- ギターウルフ
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- ギターウルフ
『野獣バイブレーター』通常盤(CD) -
2013年3月6日発売
価格:2,700円(税込)
KSCL22051. 野獣バイブレーター
2. メソポタミアロンリー
3. ガソリン子守歌
4. 幽霊ユー
5. ロボットマリア
6. バッティングセンター
7. サファイヤCITY
8. マグマ信長
9. ゲロナイト
10. 地球VSエイリアン
11. 女マシンガン
- ギターウルフ
- イベント情報
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- 『ギターウルフ ツアーマグマ2013』
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2013年3月8日(金)
会場:島根県 松江AZTiC canova2013年3月9日(土)
会場:岡山県 岡山DESPERADO2013年3月10日(日)
会場:愛媛県 松山星空JETT2013年3月12日(火)
会場:広島県 広島CLUB QUATTRO2013年3月14日(木)
会場:鹿児島県 鹿児島SR HALL2013年3月15日(金)
会場:熊本県 熊本 Django2013年3月16日(土)
会場:福岡県 福岡 BEAT STATION2013年3月19日(火)
会場:福島県 郡山 PEAK ACTION2013年3月20日(水)
会場:新潟県 新潟 WOODY2013年3月23日(土)
会場:大阪府 難波 ROCKETS2013年3月29日(金)
会場:長野県 長野 LIVE HOUSE J2013年3月30日(土)
会場:山梨県 甲府 KAZOO HALL2013年4月6日(土)
会場:宮城県 仙台 PARK SQUARE2013年4月11日(木)
会場:愛知県 名古屋 TOKUZO2013年4月14日(日)
会場:北海道 札幌 BESSIE HALL2013年4月18日(木)
会場:東京都 代官山UNIT
- プロフィール
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- ギターウルフ
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1987年に東京原宿にてギターウルフ結成。1991年ドラマーがトオルにチェンジし、現在のメンバーになる。革ジャン、革パン、サングラスを常に着用する日本が世界に誇るジェットロックンロールバンド。2005年3月にベースウルフことビリーが急逝。新メンバーにU.G(ユージ)を迎え入れ、更にロックへのアティチュードを尖らせて、ライブを中心に活動再開。全宇宙の民必見のカオスなライブは、更に加速度を増し向かうところ敵なし。ツアーは世界規模で北はスウェーデン、南はアルゼンチンまでまわる。昨年で結成25周年、デビュー15周年を迎えた。今年3月6日に2年4か月振りのニューアルバム『野獣バイブレーター』をリリース。3月8日からは全国ツアーも予定されている。
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