LINEやtwitterを使いこなしていると、街中で面白い現象に出会うたびにつぶやきの文面が瞬時に浮かぶなんていう経験はないだろうか。おまけに指が画面操作を求めて瞬時に動き出したりなんかして……。そんなスマホ時代ならではの身体感覚を巧みに取り入れる劇作・演出家がいる。劇団・範宙遊泳の山本卓卓だ。
この不思議な劇団名を、最近どこかで耳にすることが多くなった。そんな方もひょっとしたら多いのではないだろうか。震災以降の日本に生きる、率直な危機感や切実な思いを吐き出したような作品『幼女X』は、『国際舞台芸術ミーティングin横浜 2014』での上演を経て、マレーシアやタイなど、アジア各国からも注目を浴び、若手劇作家の登竜門『第59回岸田國士戯曲賞』にも山本がノミネートされるなど、にわかにここ数年、周囲が騒がしくなっている。
まもなく開催される『国際舞台芸術ミーティングin横浜 2015』で、タイのカンパニーとのコラボレーション版『幼女X』の上演を控えて、バンコクで制作中の山本にSkypeをつなぎ、そのクリエイティビティーやアイデアの原点、アジア・日本への思いなどについてうかがった。
日本で社会的なテーマの作品を上演すると、ちょっとダサいみたいな感じに見えてしまう今の状況は、やってられない気持ちになります。
―昨年、東京芸術劇場で上演した『うまれてないからまだしねない』が、『第59回岸田國士戯曲賞』にノミネートされましたね。おめでとうございます。
山本:ありがとうございます。年明けからずっとバンコクで『幼女X』の制作をしていたので、詳しくは聞いていないのですがそうみたいですね。
『幼女X』(『TPAM in Yokohama 2014』ver.)2014.2 撮影:Hideto Maezawa
―2月開催の『国際舞台芸術ミーティングin横浜 2015』(以下『TPAM 2015』)で再演される『幼女X』は、タイのDemocrazy Theatreとの共同制作になるそうですね。範宙遊泳はここ1、2年でより注目を集めている劇団の1つですが、それは『幼女X』がきっかけだったように思います。昨年の『TPAM 2014』でもオリジナルバージョンが上演され、話題になっていましたね。
山本:『幼女X』は2013年に新宿眼科画廊で初めて上演した、僕にとっての石碑みたいな作品なんです。あの時期に感じていたことを、きちん残しておかないといけない。このまま40、50代になったら忘れて、よくわからなくなってしまう。そんな切実さを感じながら書いた作品でした。
―じつは、私も『TPAM 2014』での『幼女X』をきっかけに、範宙遊泳という劇団を意識し始めたところがありました。近い世代の人たちが震災以降や今の日本の状況に対して感じたことを表現している作品なのかな? と感じたとき、これはちょっと観ておきたいって思ったんです。
山本:発表当時『幼女X』に関して、自分から震災の影響を受けて作ったとは一言も言わなかったのですが、やはり観てくれた人の多くは、そういう部分を感じ取ってくれたみたいで、上演後もそのことについて訊ねられることが多くありましたね。『TPAM 2014』をきっかけにマレーシアにも招聘されて『幼女X』を上演し、また現地の俳優や演出家との共同クリエイションも行いました。
『幼女X』(『TPAM in Yokohama 2014』ver.)2014.2 撮影:Hideto Maezawa
―『TPAM 2014』の直後に発表された『うまれてないからまだしねない』でも、自然災害による危機的な状況が描かれていたり、明らかに震災以降の世界を感じさせる作品でした。先ほど『幼女X』は「石碑」だったとのお話でしたが、具体的にはどんなモチベーションで書かれた作品だったんですか?
山本:やっぱり震災の後に、かなり長い間参ってしまっていたんです。表向きにはヘラヘラしてたんですけど、じつは結構やばくて。どうすればいいのかとお寺まで瞑想に行ったこともありました。もともと手塚治虫の『ブッダ』が好きで、悟りに興味があったので。結果的には何も変わらなかったんですが、「何も変わらない」って気づいたことにすごく意味があった。そしてむしろ深い闇に気づいて苦しくなりました。それでもう、とりあえずすべてを作品に吐き出すことで、形に残そうと。
―「石碑=作品」であれば、数十年経って忘れることがあっても、作品を見直すことで当時の自分を思い出すことができるかもしれませんね。だけど震災後の感覚って、共同制作を行なっているタイやマレーシアの人たちとも共有できるものなんですか?
山本:それが不思議とできるんです。当然なんですが、欧米とはやっぱり違う。同じアジア人として、仏教的な感覚などで共有できる部分もあるし、そう遠いわけじゃない。もちろん彼らは日本の震災を知りませんが、同じように自分たちの国で起きた災害がありますから。アジアと言っても、タイとマレーシアの2か国しか行ってないんですが、マレーシアでは今原発が作られようとしていて、反対運動も起きている。「日本から学ばなきゃいけないのに」という声も聞きました。
山本卓卓(範宙遊泳) 撮影:Teeraphan Ngowjeenanan
Democrazy Theatreと山本卓卓 撮影:Teeraphan Ngowjeenanan
―逆にタイやマレーシアに行ってみて受けた刺激はありますか。
山本:僕がコラボレーションした2人の作家はそれぞれ、社会問題や社会状況を切実にアートで表現していました。これが僕にはすごく嬉しかった。一方、日本で社会的なテーマの作品を上演すると、ちょっとダサいみたいな感じに見えてしまう今の状況はやってられない気持ちになります。
―タイやマレーシアの人々は、自分たちの社会に対する関心が強いということでしょうか。
山本:マレーシアにもタイにも大きな社会問題があって、その構図が日本よりわかりやすいのかもしれません。でも最近、日本も問題がわかりやすい社会になってきた。今それがちょっと怖いんですけどね。
松ちゃん大好きです。あと爆笑問題の太田さん。僕らの世代でねじ曲がっちゃった男の子は、ダウンタウンに憧れてしまうんですよ。松ちゃんは罪ですよね(笑)。
―範宙遊泳は、山本さんが桜美林大学入学後に初めて結成された劇団とのことですが、演劇をやり始めたきっかけはなんだったんですか?
山本:遡れば、小学校の学芸会ですね。3年生くらいから脚本を書いて主演していました。学芸会といえば山本君って感じになっていて、おばちゃんが世界を救うといった、コントみたいな内容を書いていました。そのときは演劇だなんて思ってなかったんですけど、なんかこう、目立ちたかった。
バンコクでの『幼女X』稽古の様子 撮影:Teeraphan Ngowjeenanan
―笑わせる快感もあったんですね。
山本:ありましたね。小学生の頃はすごく太っていて、自分が勝てるポイントは年に1度の学芸会でみんなを笑わせることだったんですよ。そこでヒーローになろうと頑張ってました。
―なんか可愛くて泣ける話です。中学生以降も面白い人ポジションはキープしたんですか?
山本:キープしましたよ。でもこじらせてしまって、ただの面白い奴じゃ物足りなくて、変な奴として一目置かれつつ、モテたいという願望が芽生えてしまった。
―面白くて変な奴でモテる人のイメージって、ダウンタウンの松本さんみたいな感じですか。
山本:松ちゃん大好きです。『ガキの使い』とか。あと爆笑問題の太田さん。僕らの世代で普通にかっこ良くない男の子は、と言うか、ねじ曲がっちゃった男の子は、ダウンタウンに憧れてしまうんですよ。松ちゃんは罪ですよね(笑)。
みんな平田オリザさんから演劇を教えてもらったのに、僕は自分で試行錯誤するしかなかった。だからイジケが初期衝動でもあったんです。
―しかし「範宙遊泳」って、不思議な劇団名ですよね。
山本:日本語で聞いたときにちょっと変な言葉で、4文字の漢字にしたいと考えていました。あとは普通の劇団よりも、ディレクター集団みたいにしたかったので、カテゴリーやジャンルといった概念を飛び越えたい、そういうものの間を行き来して、泳いでいくようなイメージがありました。
『うまれてないからまだしねない』2014.4 撮影:amemiya yukitaka
『インザマッド(ただし太陽の下)』2014.8 撮影:amemiya yukitaka
―桜美林大学には、演出家の平田オリザさんが教授として在籍していましたが、その影響はありましたか?
山本:高校の先生から平田オリザさんのことを聞いて、桜美林大学に入学したのですが、ちょうど入れ替わりで退任されてしまって(苦笑)。「ああ、もうこれは誰に頼るでもなく、自分でやるしかない」と、仲間を探し始めました。その頃はアイデアがあるのに、すぐに実現できないっていうもどかしさを感じていて、とにかく作り始めたかったですね。
―当時の学内ってどういう感じの劇団が多かったんですか。範宙遊泳は結成当初、学生からも人気を集めていたとも聞いたのですが。
山本:やっぱり、みんな平田オリザさんに学んでいたので、現代口語演劇(平田オリザが提唱した演劇の呼称)が多かったです。範宙遊泳は台詞の言い回しがちょっと違っていたり、物語も一幕ものではなくて、シーンも時間軸もすごく飛ぶ。今思えば、シェイクスピアに唐十郎さんや野田秀樹さんをミックスさせた感じだった気がします。
『うまれてないからまだしねない』2014.4 撮影:amemiya yukitaka
―現代口語演劇に反発しながらも、独自の方法を編み出していた?
山本:反発心ではないんです。ただイジケてた(苦笑)。みんなオリザさんから演劇を教えてもらったのに、僕は教えてもらうこともできず、自分で試行錯誤するしかなかった。だからイジケが初期衝動でもあるんです。
やっぱり僕ら貧乏じゃいけないと思うんです。「生きていくのに必死だけど好きなことやってます」で演劇をやるのは、いい加減卒業しないといけないんじゃないかって。
―大学卒業後はメンバーの就職もあって、劇団員がガラッと入れ替わったそうですね。そこから現在に至るまで、作品のクオリティーに自信はあるのにお客さんがあまり入らなかったジレンマもあったと聞きました。
山本:でも、赤字公演というのはじつはないんですよ。
制作担当:ものすごくケチなんですよ。貯蓄を作らないと怒るタイプ。
―経営者気質なんですね(笑)。大学卒業以降も演劇の道に進む場合は、バイトしながら頑張る、という方も多いと思うんですけど、山本さんの場合は?
山本:つい最近までバイトしていましたけど、辞めてしまいました。お金云々じゃなくて、学べることがなくなったら辞めよう、と最初から考えていたんです。あまり深入りしてしまうとキリキリしちゃって、本末転倒になることもありうる。自分の栄養になるかならないかが基準です。
―ご自身の中で譲れない一線があったんですね。
山本:やっぱり僕ら貧乏じゃいけないと思うんです。生きていくのに必死だけど好きなことやってます、みたいな感じで演劇をやるのは良くない。バイト代を切り詰めて演劇に費やす、生活費を切り詰めて演劇に費やすみたいなのは、いい加減卒業しないといけないんじゃないかって。それは演劇に限らず、芸術全体にも言える話だと思います。
『幼女X』(初演ver.)2013.2 撮影:amemiya yukitaka
―熱血じゃないけど冷めているわけでもなく、ちゃんと演劇を長く続けていけるように考えているんですね。
山本:劇団の寿命は長く設定しています。お客さんに飽きられないように、常に気にしてもらえるように考える。範宙遊泳の公演って、一時期わざとシリアス路線とコメディー路線を交互にやっていたんですよ。前作を観て面白かったという人が、次回作を観て全然違う印象を持ったり。それでお客さんの流れを作ろうとしていたんです。
―そういうことで言えば、まさに今、新しい客層がつき始めているのかもしれません。昨年の『TPAM 2014』でも、演劇界以外の方とお会いすることが多いなあ、という印象がありました。
山本:客層は広がりましたね。昔は女の子が多かったり、同じお客さん、友だち、俳優たちの手売りに助けてもらっていたんですが、最近は幅広くいろんな年代の方が観にきてくれている印象です。カオス*ラウンジや、音楽家の千葉広樹さんなど、いろんなアーティストともコラボしているので、横のつながりは増えました。一方、昨年は動員が倍になったそうですが、僕としてはそんなに実感はないんですよ。
Facebookやmixiでも、文字を通して他の身体とコミュニケーションする錯覚を起こしながら、僕たちは暮らしているんだと気づきました。
―ここ数年の範宙遊泳の作品では、スクリーンにプロジェクターで文字などを投影し、まるで登場人物の1人のように俳優の演技と絡ませる表現手法がとられています。映像ではなく、文字にしようと思ったのは何故なんですか?
山本:今の僕らの生活は、携帯やパソコンで文字に触れている時間がすごく長い。しかもメールってただの文字列なのに、イメージを喚起させられますよね。「お風呂入ってる」って書いてあったら、その人がお風呂に入ってメールを打っている様子が瞬時に浮かぶ。つまり僕たちは文字列の向こう側の世界を無意識に想像しているんです。FacebookやmixiなどのSNSでも、文字列を通して他の身体とコミュニケーションする錯覚を起こしながら、僕たちは暮らしているんだと気づきました。
『うまれてないからまだしねない』2014.4 撮影:amemiya yukitaka
―文字列が人に想像させる力に、戯曲や演出として可能性を感じた?
山本:あと、いわゆる台詞だけで演劇を展開させるっていうのが、僕にはできないかもしれないと思ったんです。
―会話劇ということですか。
山本:そうです。僕がやりたい演劇は、会話だけでは実現できないと思った。たとえば、登場人物がメールを受け取る場面があったとして、会話劇だと内容を読み上げるか、リアクションで内容を伝えなきゃいけない。その選択肢ってじつはすごく狭いですよね。そこが演劇の良いところだって言う人もいるけれど、僕には窮屈でした。だからメールの文面や、新聞にこんなことが書いてあったというのも「ばんっ!」って文字で出すんです。それにリアリティーを考えたら、90分間も話し続ける人たちっておかしいですよね。
『うまれてないからまだしねない』2014.4 撮影:amemiya yukitaka
―『うまれてないからまだしねない』を観たとき、文字と画像と演技を同時に観ていく感じが、漫画的だなとも思いました。
山本:アートディレクターのたかくらかずき(ドット絵作品でも有名なグラフィックデザイナー)が、漫画っぽいデザインに寄せてくれたっていうのもあると思います。歌舞伎の書き割り的なデザインでもありますよね。
―俳優と心が通い合っている「プロジェクター」という出演者の存在感を感じます。プロジェクションの光によって人影が映るシーンなど、「プロジェクター」の光のマントの中に俳優が包まれているみたいで印象的でした。ここに「機械ありき」ってことがあえて全面に出ていて、これはありそうで今までになかった感覚だぞって、すごく面白かった。
山本:今ある機械というかツールは最大限に駆使していいと思うんですけど、僕のやり方はすごく原始的ですよね。単純にそういう使い方が好きなんです。
『インザマッド(ただし太陽の下)』2014.8 撮影:amemiya yukitaka
『インザマッド(ただし太陽の下)』2014.8 撮影:amemiya yukitaka
―現代の方向性の1つのようにも感じます。ローテクなデジタルが可愛く見えたり、人間くさいテクノロジー感。それってたかくらさんのドット絵作品の世界観にも通じる気がします。
山本:たしかにそうですね、今言われて初めて気づいたんですが。僕のやっていることは、テクノロジーを使っても結局アナログみたいな表現になっている。たかくらも思いっきりデジタル技術を使っているけど、何かノスタルジックなんですよね。
日本人であるということは僕にとって大事なツールなんです。
―いよいよ『TPAM 2015』での『幼女X』の再演も迫っていますが、これまでのアジアでのコラボレーションを通して、範宙遊泳が大きく変化したことや、これから変えていきたいことは出てきましたか?
山本:社会との関わりをもっとちゃんと考えなくては、ということに至っています。作品内容としても、コミュニケーションとしても、個人としても。あと海外との繋がりはもっと増やしていきたいですね。どうしても日本と比較してしまうので、日本を遠くから見られるし距離もわかる。バイトと同じで自分の栄養になるので海外は大事です。と同時に、日本でしか作れない作品、たとえば日本の家制度をテーマにした作品など、日本で上演する意味を考えたものを1つやる必要があるなと感じています。もちろんそれを海外で上演するという展開になればいいですけど、そういうことは考えず、まずはあえてドメスティックなものを作りたい。
『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2015(TPAM in Yokohama 2015)』メインビジュアル
―山本さんにとって自分が日本人であることは、どういう意味を持っていますか?
山本:問題はたくさんありますが、日本人として生まれ育ったことをいかに利用できるかを考えています。国籍は変えられるかもしれませんが、自分が日本人であることはずっと変わらない。だったらそれを利用するしかない。もしも万が一、戦争が起きてしまったら、これは本当に仮定ですけど、海外に移住することだってあり得るかもしれません。そしてそこで日本人ということを利用して生きる。でも、こういうことが言えること自体がすごいことなんですよね。軍事政権のタイだったらたぶん言えません。みんな言葉に慎重なんですよ。日本人であるということは僕にとって大事なツールなんです。
- イベント情報
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- 『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2015(TPAM in Yokohama 2015)』
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2015年2月7日(土)~2月15日(日)
会場:神奈川県 横浜 ヨコハマ創造都市センター(YCC)、KAAT神奈川芸術劇場、BankART Studio NYKほか参加作品:
TPAMディレクション
[野村政之ディレクション]
SCOT『トロイアの女』
ハイバイ『ヒッキー・カンクーントルネード』
範宙遊泳×Democrazy Theatre『幼女X(日本-タイ共同制作版)』
[横堀ふみディレクション]
ピチェ・クランチェン『Black & White』
黒沢美香&神戸ダンサーズ『jazzzzzzzzzzzzz-dance』
[宮永琢生ディレクション]
BricolaQ『演劇クエスト・横浜トワイライト編』
[タン・フクエンディレクション]
エコ・スプリヤント『Cry Jailolo』
ムラティ・スルヨダルモ『I LOVE YOU』『BORROW + EXERGIE – butter dance』
アイサ・ホクソン『Death of the Pole Dancer』『Macho Dancer』『Work in Progress “Host”』TPAMコプロダクション
ジェローム・ベル×ピチェ・クランチェン『ピチェ・クランチェンと私』
相模友士郎『天使論』
シャオ・クゥ×ツゥ・ハン『Miniascape』
アジアン・アーティスト・インタビュー(ネットワーキングプログラム)TPAMショーケース
artCORE『por la noche』
重力/Note『人形の家』
オペラシアターこんにゃく座『オペラ「白墨の輪」』
斎藤栗子、南弓子、かえるP、斎藤コン、大東京舞踏団、新宅一平『アニマル ラウンジ』
絹川友梨、インプロ・ワークス『完全即興3「にてひにて」』
革命アイドル暴走ちゃん『004 ゲリラ・ジャパン at 横濱』
カダムジャパン『東京ガラナ Showing+Workshop』
関かおりPUNCTUMUN『マアモント』
仕立て屋のサーカス -circo de sastre-『シャビの恋』『旅立ちのラウル』
大道寺梨乃『ソーシャルストリップ』
レナータ・ピオトロスカ『ポーランド若手振付家協働企画「Untitled」「Death. Exercises and variations」』
マームとジプシー『カタチノチガウ』
Sebastian Matthias & Team『study / groove space (Tokyo)』
So & Co.『ウニラム』
空転軌道『D.E.』
鈴木ユキオ×山川冬樹『Lay/ered』
岡登志子・垣尾優『手術室より』(ダンスアーカイヴプロジェクト2015)
大野慶人『タンゴ』(ダンスアーカイヴプロジェクト2015)
川口隆夫『大野一雄について』(ダンスアーカイヴプロジェクト2015)
プロジェクト大山『をどるばか』(ダンスアーカイヴプロジェクト2015)
goat、空間現代『Minimal Maximal Music』
空(utsubo)『リューシストラテ』
ももいろぞうさん『おもちゃ箱の中身は、』
鈴木優理子、キム・ボラ、中村蓉『横浜ダンスコレクションEX 受賞者公演』
開幕ペナントレース『1969 : A Space Odyssey ? Oddity !』
冨士山アネット、The Absence of the City Project『冨士山アネット“Attack On Dance”FujiyamaAnnette×Dance Theatre 4P国際共同制作“Black Tomatoes”』
S20 梅田宏明『Somatic Field Project + kinesis #1 – screen field』
アジアで上演するプロジェクト『5 調査と共有』
shelf『shelf volume 19 [deprived]』
岡崎藝術座『+51 アビアシオン, サンボルハ』
鮭スペアレ『ロミオとヂュリエット』
ミス・ユニバース『SSSLLLOOOWWW Network』
DEVIATE.CO『ダンスパフォーマンス「不/可視の領域」』
インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo『「知るということ」公開リハーサル』
声明の会・千年の聲『スパイラル「聲明」コンサートシリーズvol.23 千年の聲 明恵上人「四座講式」800年紀 — 語りものの源流』
井上大輔、イ・サンフン『日本-韓国ダンス交流プロジェクト DANCE CONNECTION 풀다/解」』
苫野美亜、新進プロジェクト『「新」コミュニケーション芸術プロジェクト ―哲学×ダンス―』
- プロフィール
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- 範宙遊泳 (はんちゅうゆうえい)
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2007年より東京を中心に活動する演劇集団。すべての脚本と演出を山本卓卓(やまもとすぐる)が手がける。現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。生と死、家族、感覚と言葉、集団社会、など物語のクリエイションは山本がその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。近年は映像や影と俳優を組み合わせた演出が「2.5次元の演劇」と評判を呼んでいる。『幼女X』で『Bangkok Theatre Festival 2014』Best Original Script(最優秀脚本賞)とBest Play(最優秀作品賞)を受賞。
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