まさかこのような展開になるとは、本人ですら予想もしていなかっただろう。
昨年3月に、ミニアルバム『à la carte』でメジャーデビューを果たした藤原さくら。清楚で可憐なルックスと、ノラ・ジョーンズあたりを彷彿とさせるスモーキーな歌声、天真爛漫な人柄に、大のマッチョ好きという様々なギャップによって人気を集めていた彼女が、なんとフジテレビの月9ドラマ『ラヴソング』でヒロイン役に大抜擢されたのだ。ヒロインの「佐野さくら」が劇中で歌う、“Soup”と“好きよ 好きよ 好きよ”はどちらも主演・福山雅治の作詞作曲によるもので、リリースと同時にチャート上位を記録。藤原さくらは一気にお茶の間の人気者となった。
ポール・マッカートニーをリスペクトするミュージシャンに挙げ、SPECIAL OTHERSやCurly Giraffe、高田漣ら、名うてのミュージシャンたちと作り上げてきた彼女のこれまでの作品は、音楽性豊かで「通」を唸らせてきたものばかりである。それだけに、今回のイレギュラーな脚光の浴び方に戸惑うファンも、きっと少なくないのではないだろうか。何より、藤原本人が今の状況をどのように受け止めているのか、非常に気になるところでもあった。
そこで今回は、ドラマ出演までの経緯や、福山との共同作業を通して見えてきたこと、そしてシンガーソングライターとしての今後の展望について、率直に語ってもらった。
いい具合に役柄と現実が混じり合った気がします。佐野さくらを演じることで、私が感じていたことを表現できたと思う。
―最初にインタビューさせてもらったのが2015年3月で、今年の2月に1stアルバム『good morning』についてお聞きしました。それから4か月なんですけど、さくらさんの状況が信じられないくらい変わってて、もうとにかくびっくりです。
藤原:私もです(笑)。実は、去年の12月末くらいからドラマのオーディションを受けさせてもらっていて、決まったのが1月頃でした。オーディションに何回も行って、通過するとは思ってなかったのに通って、「どうしよう?」って(笑)。受ける前は「歌を歌う女の子の役」としか知らなくて、吃音を抱えている子だというのは、最初のオーディションのときに知りました。
―それまで演技の経験はなかったさくらさんが、吃音を持つ女の子という難しい役を演じることに迷いや戸惑いはなかったですか?
藤原:まず思ったのは、「吃音で悩んでいる子」という役を、吃音でもない自分が演じることで、当事者はどういう気持ちになるだろうかということで。そのことが引っかかっていたときに、「言友会」という、吃音で悩んでいる方や、言葉が出にくくて苦しんでいる方たちのセルフヘルプグループに参加させていただく機会があったんです。そこで初めて吃音の人とお会いしたんですけど、同い年で、同じ福岡出身の子がいて、すぐお友達になりました。その子や他のいろんな年代の方たちから、「吃音を題材にしたドラマは今まで少なかったし、取り上げてもらえるのはすごく嬉しい」って言ってもらったときに、「中途半端な気持ちでは絶対にできない」って強く思いましたね。
―もともとあった「シンガーソングライターとして、自分の気持ちを歌で伝える」ということに加えて、「役者として、吃音で悩んでいる人たちの気持ちを伝える」ということへの使命感というか、責任みたいなものも芽生えました?
藤原:そうですね。「これから私は藤原さくらとは違う、もう一人の女の子を作り上げていくんだな」っていうことを自覚して、台本を読みながら、佐野さくらはどんな女の子なのかとか、どういうふうに感じて、泣いたり怒ったり絶望したりしているのかを、ものすごく考えました。このドラマを見るまで吃音って何なのかを知らない方もいたかもしれないですし、私を通して吃音の人を知るっていう、間にいる立場という自覚は生まれてましたね。映画『英国王のスピーチ』や、漫画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』、他にも吃音をテーマにした小説などを読んで、ひたすら吃音について勉強しました。
―ドラマは、音楽業界のこととか、デモテープを作る一連の作業とか、ライブハウス事情とか、非常にリアリティーがあって。福山(雅治)さんやさくらさんの意見がディテールに反映されているのではないかと思ったのですが、いかがですか?
藤原:オーディションからデビューまでの育成契約の話だとか、曲作りの手順とか、福山さんを中心にたくさん監督と話し合いました。だから、結構リアルな感じが出たんじゃないかなと思います。
―役名も「さくら」で同じですし、新曲“Soup”の実際のリリースと、ドラマの中で完成する時期がシンクロしたりして、ちょっとフェイクドキュメンタリーっぽくも感じました。
藤原:役名も、当初は違ったんですけど、季節的に春だったこともあって「『藤原さくら』という名前を使いたい」と監督がひらめいたらしくて。でも、それだとあまりにも役柄と現実がイコールになり過ぎるなと思ったんです。最終的に「佐野さくら」という名前に決まったんですけど、いい具合に役柄と現実が混じり合った気がします。演技しているときも、ちょっと素でいられるところもあったりして、私としてはいいバランスで演技ができたと思ってるんですよね。
―例えば、具体的にどういった部分が重なり合いました?
藤原:私は、自分の低い声が大嫌いだった時期にボーカルスクールの先生と出会って、「いい声だね」って言われたことで音楽がもっと好きになれたんです。佐野さくらも、神代先生(福山雅治が演じた役)に出会って、「自分なんてダメだ」と思ってたときに音楽を教えてもらって、音楽の楽しさを知って、どんどん成長していった。佐野さくらを演じることで、私が感じていたことを表現できたんじゃないかと思います。
―佐野さくらが実在感のあるキャラクターになった分、さくらさん本人に「佐野さくら」を投影する人もいるかもしれないですよね。
藤原:あ、確かに。「ラジオとかで普通に話しているのが不思議」って言われたりはしますね。でも、そういうふうに思ってもらえるのは幸せなことだなって。「佐野さくら」で私を知ってくれて、藤原さくらのアルバムを聴いてくれたりとか、「ライブを観たい」って言ってくれた人がすごく増えたので。先日、池袋で無料ライブをやったときに、最初は「佐野さくら」として出て行って、アンコールで「藤原さくらとして歌います」って言ったら、みんなが喜んでくれたんですよ。それで、受け入れてもらえた感じはすごくしましたね。
―「佐野さくら」はさくらさんにとっても、非常に大切なキャラクターになったと思うし、これからは彼女の存在もまとってさらに進んでいくっていうことなのかもしれないですね。そういえば、さくらさんが憧れとし挙げているポール・マッカートニーも役者をやっていましたよね。『ヤア! ブロード・ストリート』(1984年公開)では、本人役で主演してました。
藤原:そうですよ! またこれでポールに一歩近づきました(笑)。
(福山の作詞作曲による主題歌が)いい曲だったからこそ、「この曲を超えたい!」という気持ちは強くあります。
―ドラマの中で使われている“Soup”と“好きよ 好きよ 好きよ”は、福山さんの作詞作曲によるものですが、どちらもさくらさんの声やイメージにとてもよく合っていますよね。
藤原:そうなんです。歌詞がついていない状態のデモ音源が全部で5曲くらいあって、その中から主題歌が“Soup”に決まったんですけど、最初は割とオーソドックスなJ-POP寄りのアレンジでした。そこに私のこれまでの楽曲にも入っていたようなバンジョーとフィドルが入って、ものすごく興奮しましたね。“Soup”も“好きよ 好きよ 好きよ”も、佐野さくらとして歌っている曲なんですけど、福山さんが藤原さくらをプロデュースしているということも考えてくださって、私が今まで出した曲と並べて聴いても違和感ないものに仕上げてくださいました。藤原さくらのイメージから大きく変わっていないのは、楽曲のアレンジのおかげでもあったのかなって。
―実際に、福山さんの曲作りの様子とか、プロデュースを見ていて思ったことはありますか?
藤原:とにかくストイックだなというのは、常に感じましたね。集中力が無限に続くお方です! 私はすぐに、「あー疲れた。もう休憩入れんと!」みたいになっちゃうんですけど(笑)、福山さんはならない。「ここまでやらなきゃ休憩しない! 先に休んでて」みたいな。音の一つひとつにものすごくこだわりを持って作っていて、私もそこは絶対に見習うべきだなと思いました。
―これまでのオリジナルソングはすべてさくらさんご自身で歌詞も書いていた分、他の人が書いた詞を歌うことに抵抗はなかったですか?
藤原:以前から福山さんが書く女性目線の歌詞は、とても素敵だなと思っていて。撮影も少しずつ始まって、佐野さくらのことがだんだん分かってきた中でレコーディングできたので、すごく感情込めて歌うことができました。“好きよ 好きよ 好きよ”は、レコーディング中に号泣しちゃったんですよ(笑)。そのくらい、大好きで大切な曲になりました。
―その号泣は、どういう理由の涙だったのでしょう。
藤原:さっき言ったように、自分の中には佐野さくらに似ている部分があって。自分が好きな人に対して感じていたこととも重なったから、強く感情移入しちゃったんだと思います。ただ、テクニカル的には、これまで自分が歌ってきた歌い方とは求められるものがちょっと違いました。今までだったら、ボソボソと歌ったり、ちょっとクセのある感じで歌っても全部採用されてたのが、今回はジャッジも厳しかった。「もっと語尾を伸ばして」とか、「今のところ、シャクらないでストレートに歌ってほしい」とか、福山さんに細かくディレクションしてもらいながらの歌入れでした。
―それは、今後の藤原さくらのボーカルスタイルにも影響を与えると思います?
藤原:うーん……自分が気持ちいいなと思う方向に、これからも歌っていくとは思うんですけど。ただ、ドラマをやる前と後とで声が変わったっていうのは、福山さんからも言われました。確かに、前よりも声が出るようになったんですよ。ドラマの中でも佐野さくらは叫んだり怒鳴ったり、普段の私は出さないような声も出していたし。それで変わってきたのかもしれません。
―自分で作詞作曲していない“Soup”がこのまま代表曲になっちゃうのはどうですか?
藤原:これまでは自分の曲しか歌ってこなかったですし……でも、今回“Soup”を歌うことに対して悩んだか? って言われると、全然そんなことはなくて。でも、いい曲だったからこそ、シンガーソングライターとして「この曲を超えたい!」という気持ちは強くあります。
―そうですよね。
藤原:ポールの『McCartney』(1970年発売、1stソロアルバム)みたいに、全部の楽器を自分で演奏してしまうアルバムを作りたいとすら思っているので(笑)。「昔の曲も、佐野さくらの曲も、今の藤原さくらの曲も、全部いいね」って言ってもらいたい。それが今の自分に課されたことだと思います。
福山さんから「さくらは実際のオーディションで何を歌ったの?」って聞かれて、ノラ・ジョーンズを歌ったことを話したら、「じゃあ、英語の歌があったほうがいいね」って。
―ドラマの中では忌野清志郎(原曲はHedy West)の“500マイル”をはじめ、カバー曲もたくさん出てきましたね。
藤原:“500マイル”はもともと大好きな歌でした。これをドラマの中で歌うことは、最初の段階から決まっていて、「東京から500マイル離れた場所」ということで、佐野さくらの故郷が広島に決まったみたいです。佐野さくらにとって“500マイル”は、自分のお母さんが好きだった曲で、広島から出てきて、新しい生活を始めた彼女にとって大切な曲。そう思って歌詞を読んだら、自分が福岡から東京へ出てきたときのこととか思い出しましたね。
―“Summertime”は、『Soup』収録曲の中でも唯一英語の歌で、「藤原さくららしさ」が出ていますよね。
藤原:ドラマの第3話でライブをするということが決まっていて、何を歌うかみんなで話し合っていたときに、福山さんが「さくらが歌える曲がいいよ」って言ってくださって。そのライブシーンは、音楽業界の人が見に来てるという設定だったので、福山さんから「さくらは実際のオーディションで何を歌ったの?」って聞かれて、ノラ・ジョーンズを歌ったことを話したら、「じゃあ、英語の歌があったほうがいいね」って。
―そうだったんですね。
藤原:ただ、「佐野さくら」はあまり英語が上手くないだろうから、あえてちょっとぎこちなく歌っています。マイクも、いつもスタジオで使っているものではなくて、ライブ用のマイクで録音したり。
―そうやってディテールにこだわっているからこそのリアリティーなんですね。
藤原:はい。音楽をやっている人が見たら、「ああ、そうだよね」って思えるようなシーンが結構あったかと思います。
ポールみたいに、「全曲いい!」っていうアルバムを、これからも作り続けていきたいです。
―ドラマも無事クランクアップして、今後の展望は?
藤原:ドラマの撮影が急遽入ったことで、『good morning』のツアーの日程が延びちゃったんですよ。それを楽しみにしてくれている人たちのためにも、早くライブがしたいなって思っています。夏にはいろいろフェスに出ることも決まっていて、『FUJI ROCK FESTIVAL』は木道亭でやるのが夢だったし、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に出られるのも楽しみです。とにかく今は、ライブが決まっているのが嬉しい。ほとんど毎週末ライブの生活になるので、今までできなかった分、ドカーンとはっちゃけたいですね。もちろん曲も作りつつ、いい曲、いいアルバムを作って、みなさんに届けられたらなって。
―2ndアルバムの具体的なイメージは、もう少し先になりそうですか?
藤原:きっと、ファーストよりもさらにポップになるんじゃないかと思いますね。ポップといっても、前作らしさがなくなるということでは全然なくて。ただ、ドラマを通して多くの方たちに知ってもらえたので、そのことはちゃんと受け止めたい。ポールみたいに、みんなに愛されるポップな曲を作りたいという意味でも、「全曲いい!」っていうアルバムを、これからも作り続けていきたいです。
―ドラマを経験して、見える景色もきっと大きく変わったのでしょうね。
藤原:ドラマの撮影もかねて、池袋でフリーライブをやったときは、同世代くらいの女の子もたくさん来てくれました。ドラマを見て気に入ってくれて、今までの自分の曲も聴いてくれているのは純粋に嬉しいですね。
―それこそ最初のインタビューで、「同世代の女の子たちに民族音楽のよさを伝えたい」っておっしゃってたじゃないですか。まさにこれをキッカケに、その可能性が広がりますよね。
藤原:ほんとですね。何が起こるかわからんですね、人生は。
―最近、気に入って聴いているアルバムってありますか? 前回はミンディ・グレッドヒルの『Anchor』を挙げてくださいましたが。
藤原:CDはめちゃくちゃ買っていますね。ラジオやテレビで流れていて、ハッと思った曲はすぐ買っています(笑)。ベス・ロジャース(1982年生まれ、ブルックリン出身の女性シンガーソングライター)や、アネット・ルイザン(1977年生まれ、ドイツ出身の女性シンガーソングライター)、それとAsgeir(1992年生まれ、アイスランド出身の男性シンガーソングライター)がめちゃくちゃよくて、ずっと聴いてます。最近はポールのベスト(『Pure McCartney』)が出たから、もちろんそれも買いました。今はWings(ポールと、妻であるリンダ・マッカートニーらで構成されたロックバンド)の初期作品を聴きたい気分で、『Red Rose Speedway』(1973年発表、Wingsにとって2枚目のアルバム)あたりを引っ張り出して聴いていますね。本当にポールは最高です。いつ聴いてもいい。
―最初のインタビューで、「ポールみたいにコアな曲もあれば、世界中の人の心に届くような曲もあるアーティストになりたい」とおっしゃってくださっていたように、さくらさんもアルバムでは、すごくポップな曲とマニアックな曲、どちらの方向にも振り切って欲しいです。それは藤原さくらさんにしかできないことだから。あと、「マッチョ好き」も変わらず追求してください(笑)。
藤原:筋肉! 好きですねえ、相変わらず(笑)。
- リリース情報
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- 藤原さくら
『Soup』初回限定盤(CD+DVD) -
2016年6月8日(水)発売
価格:1,944円(税込)
VIZL-983[CD]
1. Soup
2. 好きよ 好きよ 好きよ
3. Summertime(佐野さくら with 神代広平 Ver.)(ボーナストラック)
4. 500マイル(佐野さくら with 神代広平 Ver.)(ボーナストラック)
[DVD]
・“Soup”Music Video
・“Soup”Special Movie (MV Making & Recording Document)
『morning bell』Live at Billboard Live TOKYO 20160109
・Ellie
・Just one girl
・かわいい
- 藤原さくら
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- 藤原さくら
『Soup』通常盤(CD) -
2016年6月8日(水)発売
価格:1,296円(税込)
VICL-371771. Soup
2. 好きよ 好きよ 好きよ
3. Summertime(佐野さくら with 神代広平 Ver.)(ボーナストラック)
4. 500マイル(佐野さくら with 神代広平 Ver.)(ボーナストラック)
- 藤原さくら
- イベント情報
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- 『藤原さくらワンマンツアー2016「good morning」~first verse~』
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2016年7月1日(金)
会場:東京都 渋谷 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
- 『藤原さくらワンマンツアー2016「good morning」~second verse~』
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2016年9月10日(土)
会場:東京都 恵比寿 ザ・ガーデンホール2016年9月11日(日)
会場:東京都 恵比寿 ザ・ガーデンホール2016年9月17日(土)
会場:宮城県 仙台 LIVE DOMESTARDUST2016年9月19日(月・祝)
会場:北海道 札幌 cube garden2016年9月23日(金)
会場:大阪府 梅田 Shangri-La2016年9月24日(土)
会場:新潟県 Live House 柳都SHOW! CASE!!2016年10月1日(土)
会場:広島県 Live Juke2016年10月2日(日)
会場:愛知県 名古屋 SPADE BOX2016年10月10日(月・祝)
会場:福岡県 電気ビルみらいホール2016年11月3日(木・祝)
会場:広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA2016年11月11日(金)
会場:愛知県 名古屋 三井住友海上しらかわホール2016年11月12日(土)
会場:大阪府 森ノ宮 ピロティホール2016年11月24日(木)
会場:東京都 六本木 EX THEATER2016年11月27日(日)
会場:福岡県 福岡国際会議場メインホール
- プロフィール
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- 藤原さくら (ふじわら さくら)
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福岡市出身。20歳。父の影響ではじめてギターを手にしたのが10歳。洋邦問わず多様な音楽に自然と親しむ幼少期を過ごす。高校進学後、オリジナル曲の制作をはじめ、少しずつ音楽活動を開始。2014年3月、高校卒業と上京を機に、オリジナルアルバム『full bloom』でインディーズデビュー。2015年3月18日、スピードスターレコーズよりミニアルバム『a la carte』でメジャーデビュー。2016年2月17日には初のフルアルバム『good morning』をリリース。天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引き寄せる。また、音楽のみならず2016年4月からスタートしたフジテレビ系月9ドラマ『ラヴソング』にヒロイン「佐野さくら」役として出演。演技初挑戦ながら、独自の存在感を発揮した。
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