愛称「天使」のシンガーソングライター・ナナヲアカリが、実力派ボカロP六人をプロデュースに迎えたミニアルバム『ネクラロイドのあいしかた』を発表した。2016年からニコニコ動画での活動を開始し、“ハッピーになりたい”や“ディスコミュ星人”といった曲が話題を呼ぶと、Neruや真部脩一らが参加した1st Tシャツ(CD付)『しあわせになりたい』、ミニアルバム『ネクラロイドのつくりかた』を続けてリリース。番組のMCや舞台への出演など、活躍の場を多方面に広げつつある。
歌詞などから垣間見える個性的なキャラクターも人気の一因であるナナヲだが、インタビューはこの日が初めて。お相手は彼女が「神様」と尊敬し、『ネクラロイドのあいしかた』に“んなわけないけど”を提供したDECO*27だ。アニソンとボカロが大好きだった中学生が、バンドと出会って自ら歌うことを決心し、もう一度ニコ動に戻ってくるまでの道のりを振り返りながら、これまで深く語られることのなかったナナヲのパーソナリティーに迫った。
こっちは、なんなら待ってたんですよ(笑)。(DECO*27)
―お二人が初めて会ったのはいつですか?
ナナヲ:少し前まで『ロック兄弟』というニコ生の音楽番組の司会をやらせていただいてたんですけど、そのゲストでDECO*27(以下、デコ)さんがいらっしゃって……普段はコミュ障なので、初対面だとローテンションな感じなんですけど、デコさんがゲストのときだけ様子がおかしくなっちゃって……(笑)。
DECO*27:控室で出番までの放送を見てたときは、そんなにはっちゃけてなかったのに、いざ自分が出ていったらすごい感じになってたよね(笑)。
ナナヲ:「神様です!」とか、すごいテンション上がっちゃって……あのときはホントに失礼いたしました……。
DECO*27:いや、楽しかったですよ(笑)。
―つまりは、それだけ昔からデコさんの曲を熱心に聴いていたと。
ナナヲ:そうなんです。中学生の頃はアニソンとボカロしか音楽を知らなくて、なかでもデコさんとryoさんは神様でした。まさかそんな人に会えるなんて思わないじゃないですか?
しかも、実際お会いしたら、私天使なんですけど(笑)、デコさんも天使のようなお方で、「機会あればなにかやりましょう」って言ってくださって。きっと社交辞令だと思いつつ、新作でどなたに曲をお願いするか考えるなかで、恐る恐るお声掛けさせていただいたら……。
DECO*27:「やりまーす!」って(笑)。その番組に出る前から、Neruくん(参照記事:DECO*27×Neru対談)が書いた曲のことを知っていて、いい声だなって思ってたし、実際番組で一緒になっても「いい子だな」って思ったんですよね。そうしたら、「次作品作るときはぜひ……」って言ってくれたので、もうそのときからこっちはやるやるモードで、なんなら待ってたんですよ(笑)。
―Neruくんの書いた曲っていうのは、“ハッピーになりたい”ですか?
DECO*27:そうです。あの曲の印象が残ってて、自分の曲で別の魅力を引き出せたらなって思ってたので、今回お話しいただけて嬉しかったです。
ナナヲ:ありがとうございます……夢みたい……。
デコさんのワードが私の感性を育ててくれたと言っても過言ではないです。(ナナヲ)
―ナナヲさんが歌手を志したのも、アニソンやボカロの影響ですか?
ナナヲ:当時は「私は歌でどうにかなりたい!」とかはまったく思ってなくて、普通に「歌って楽しいな」くらいでした。でも、ボカロって、機械が歌ってるのにめちゃくちゃ心に来るじゃないですか? 励まされる曲とかもいっぱいあって、「歌詞の力ってすごい」と思ったのは、ボカロの影響が大きいです。
―ハマるきっかけになった曲とかってありますか?
ナナヲ:最初に衝撃を受けたのは、“ゆるふわ樹海ガール”です。青春時代のコンプレックスをあそこまで表してるのに、絵は可愛くて、「なんだこれ?」って。
ナナヲ:そこからボーカロイドというものを知って、いろんなものを聴くようになるなかで、デコさんの“モザイクロール”とか“二息歩行”に衝撃を受けて。
―デコさんといえば曲はもちろん、やっぱり歌詞ですもんね。
ナナヲ:そう、歌詞がすごい! 「なにこの一行!」「なにこのパンチライン!」って、中学生ながらすごく衝撃を受けたのを覚えてます。
DECO*27:歌詞は一番こだわって作ってるから、褒められると嬉しいです。ボーカロイドの曲は、人間が歌わない分、言葉のパワーに頼らないといけない部分もあるし、逆にボーカロイドだからこそ、強い言葉を当てても上手く収まったりすることもある。そういうバランスは常に考えてきました。
ナナヲ:デコさんのワードが私の感性を育ててくれたと言っても過言ではないです!
DECO*27:ははは、娘ができました(笑)。
ナナヲ:私、どちらかというと暗くてかっこいい曲が好きだったので、“モザイクロール”とか“愛迷エレジー”とかをよく聴いてたんですけど、“愛言葉”を初めて聴いたときに、「デコさん、こういう曲も書くんだ」と思うと同時に泣いちゃったんです。
自分がそんな純粋な心を持ってるなんて思ってなかったんですけど(笑)。「ありがとう、好きだよ」みたいな曲で泣いたのはホントに初めてだったので、すごく大事な曲です。
DECO*27:あの曲にはDECO*27を応援してくれてるみんなへの感謝の気持ちが詰まってるんですよね。最初はちょっと恥ずかしい気持ちもあったから、歌詞のなかに照れ隠しも入ってるんですけど、基本的にはストレートな気持ちを書いた曲です。
心の底では、自分のことをわかってもらいたい。でも、万人にわかってもらえなくても全然いい。(ナナヲ)
―「歌手になりたい」と思ったのは、なにがきっかけだったのでしょうか?
ナナヲ:お兄ちゃんが音楽好きで、喧嘩をするとお兄ちゃんのCDを隠してたんですけど(笑)、それでたまたまBUMP OF CHICKEN(以下、バンプ)を知って、YouTubeを見たときに、「私もギター弾いて歌いたい」ってなったんです。
バンプの曲を聴いたときも、デコさんの曲を聴いたときもそうなんですけど、「自分も誰かを感動させたい」って思って。そこから自分で曲を作ってみたり、バンドでライブハウスに出たりするようになりました。
―でも、バンドは解散しちゃって、ソロでデビューすることになったと。
ナナヲ:そうなんです。ご縁があって大阪から東京に出てきたときに、「一人でなにするの?」って訊かれて、パッと出てきたのが、「自分はもともとニコニコ動画で育ったから、ニコニコ動画で生きたい」ってことだったんですよね。そのなかでも、ボカロで育ってるから、そこから「ネクラロイド」のシリーズにつながっていって。
―今年は初音ミク10周年ですけど、最初は人間を真似てボーカロイドが生まれたのに、今ではボーカロイドを真似る人がいっぱいいるというのは、時間の流れを感じますね。
DECO*27:自分たちがやってきたことに対して、憧れを抱いてくれるアカリちゃんみたいな人が出てきて、その子たちがさらに新しいものを産もうとしてるというのは、長くやってきた身としてホントに嬉しいです。やっててよかったなって思いますね。
―「誰かを感動させたい」という話がありましたが、ナナヲさんはどんなアーティストを目指していますか?
ナナヲ:ニコ動を見てると、自分が励まされることもあるし、みんなも悩みを持ってるんだなって感じたりするんです。「じゃあ、私はなにをしたいのか?」って考えると、自分のことをみんなにわかってもらいたいわけではなくて。心の底では、ホントはわかってもらいたいんだろうけど、万人にわかってもらえなくても全然いい。「私もそう思ってた、ありがとう」とか、「わかんないけど、でも好き」とか、なんでもいいから感じてもらえたらなって。寂しがりなんですよね(笑)。
―ニコ動という場自体がそういう性質の場ですよね。「万人に」ってわけじゃなく、狭くても、強いつながりが生まれるっていう。
DECO*27:そうですね。ボカロって文化自体も、決して万人向けではないと思うんです。僕は大好きですけど、「これ苦手な人もいるだろうな」っていうのはわかる。
最初は「ミクの声が好き」ということで人がワーッと集まって、そこでいろんな曲を書く人が出てくるなかで「ミクで、この人の書いてる曲が好き」とか、どんどん細かくなっていった。そうやって、曲をアップする側と視聴者が強く結びついていくなかで、今度はカバーとかが出てきて、「この人の曲を『歌ってみた』してる人の声が好き」とか、さらにどんどん細かくなって、今に至るというか。
―そうやって広がっていったのがニコ動文化であり、そんななかで、デコさんとナナヲさんが出会うことにもなったと。
DECO*27:そういうことですね(笑)。
「愚痴リストをください」って言ったんです。なかなかの愚痴リストでしたね(笑)。(DECO*27)
―ナナヲさんのパーソナリティーの部分をもう少しお伺いしたいです。最初に「コミュ障」って話もありましたけど、アルバムのタイトル通り「ネクラ」なんですか?(笑)
ナナヲ:私、まったくポジティブじゃないんですよ。デコさんが「いつか一緒に」って言ってくれたときも、まったく真に受けてなくて。自分にそんないいことが降りかかるなんて絶対ないと思ってたから。 基本姿勢がホントにネガティブで、それこそ“んなわけないけど”のサビの歌詞なんて、あんなの普段絶対思わないですもん(笑)。
―<僕らは独りじゃない それほど不幸じゃない><笑って泣いてハッピーフォーエバー>ですからね。まあ、そのあとに<んなわけないけど>って出てくるわけですけど。
ナナヲ:デコさんから歌詞を見せてもらったとき、「一生言うことないだろうな」と思う言葉の羅列だったんで、ホント笑っちゃって(笑)。
DECO*27:あれをアカリちゃんに歌わせたかったんです。ただ、自分では「暗いです」って言うけど、話してるとそこまでネガティブな感じしなかったから、その部分が“んなわけないけど”のサビに出てる。
ナナヲ:私、あのサビのイメージですか?
DECO*27:常にではないけど、たまにああなって、「でも、違うよな」ってなるイメージ。
ナナヲ:ああ、それは間違いないです。
DECO*27:暗いだけじゃなくて、明るい、ハッピーな部分も、実際に会って感じたので、そこも織り込みたいと思ったんですよね。最初に打ち合わせをした時点で僕のなかにイメージの原型があって、Aメロは落とした感じにして、サビはハッピーにするっていう、そのギャップで僕から見たナナヲアカリを表現したいと思って。
ナナヲ:それを聞いた時点で、ワクワクしかなかったです。で、歌詞の参考として、いつも思ってることを……。
DECO*27:「愚痴リストをください」って言ったんです。サビの明るい部分は、僕から見た客観的なところを書いて、Aメロとかには、愚痴とかモヤモヤ抱えてることを入れ込んで、アカリちゃんの感情が上手く乗るようにしたいなって。でも、なかなかの愚痴リストでしたね(笑)。
ナナヲ:お送りするのが、ちょっと遅くなっちゃったんですよ。「大好きなデコさんに、私の愚痴を見せるのか……」って(笑)。普段から歌詞のネタとして思ったことをメモしたりはしてたんですけど、「デコさんが見るなら、ここの言い回しはこの方が……」とか考えすぎちゃって、結構書き直しました。
DECO*27:そのリストが送られてきた時点で、ミニ作詞みたいになってましたね。
―実際、どんな愚痴が書かれていたのでしょうか?
ナナヲ:歌詞にもすごく反映してもらってるんですけど……とにかく自分に自信がなくて、でも認めてもらいたいんですよね。<代わりたくてしょうがない 変わりたいがそうじゃない>とかって、「誰かになりたい」って言うけど、ホントはなりたくなくて、誰かを羨んではいるけど、でもやっぱり自分でいたいっていう。そういう気持ちはすごくあります。
たとえば、誰かのライブを観に行って感動すると、帰り道で死にたくなるんですよ。「なんであの子はあんなにできて、私はこんなにできないんだろう」って。そういう羨望とか劣等感はずっとある。でも、だからって閉じこもっていたくはないんですよね。
DECO*27:自分ですごく気に入ってるのが、<流れ込む善意に胸焼け もう結構です>というフレーズで。愚痴リストに「その優しさは優しさじゃないから」と書いてあって、「俺もそう感じることあるな」って思ったんですよね。向こうは優しくしてるつもりでも、余計なお世話っていうことあるよなって。
だから、ちょっとシンクロする部分もあったんです。「アカリちゃんになり切って書く」じゃなくて、ネクラロイドと27ロイドがちょうど半分ずつなんじゃないかって思いますね(笑)。
「終わらない」ってわかっちゃってたら、深くは愛せない。もっと愛するために「不安にしてよ」って。(DECO*27)
―レコーディング作業はいかがでしたか?
DECO*27:めっちゃ楽しかったです。歌詞を書いてる段階で、「ここはこうしたい」っていうのがあったんですけど、特にAメロと、サビ後の<んなわけないけど>はこだわりました。Aメロは暗い、ダウナーな感じで、サビは明るくして、最後の<んなわけないけど>で、サビのハッピーを掻き消しましょうって。
―ナナヲさんにとって、ハッピーなパートはチャレンジだったんじゃないですか?
ナナヲ:そうなんですけど、デコさんに書き下ろしてもらった曲を今自分が歌えてるという現実がハッピーだったから、その気持ちで歌ったら全然いけました(笑)。
―確かに(笑)。あとはやっぱりサビの早口が特徴で、ここはいかにもボカロ的ですね。
ナナヲ:サビは「THEボカロ」「THE DECO*27」って感じの言い回しだったので、楽しかったけど、難しかったですね。特に<ほら頑張れ頑張れやれば出来るから>というところが難しくて、最初は順調だったんですけど、レコーディングの途中で沼にハマって(笑)。
DECO*27:でも、よく歌ったよね。仮歌は自分で歌ってたんですけど、ホント大変で(笑)。
ナナヲ:みんなにもカラオケとかでチャレンジしてみてほしいです。
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―『ネクラロイドのあいしかた』は、作品全体としてはどんなコンセプトなのでしょうか?
ナナヲ:前回の『ネクラロイドのつくりかた』は、文字通り「私を作ってください」って感じでプロデュースしてもらったんですけど、今回はそれだけだと物足りなくなって、感情を目覚めさせちゃった一枚なんです。だからこそ、デコさんだけじゃなくて、すべてのサウンドプロデューサーの方とちゃんとお話をして、ナナヲアカリの普段の感情を、自分の大好きなボカロPさん各々の世界観で表現してもらいました。
なので、前作以上に歌詞まで聴き込んでもらいたいと思っていて。深いところまで一緒に潜れる作品だと思うんです。誰かに書いていただいた曲を自分のものにするのって、すごく時間がかかるときもあるんですけど、今回はそれが一切なくて。みなさんナナヲアカリを上手く汲み取ってくれたので、どの曲も「これは私の曲だ」って信じられる、大好きな一枚になりました。
―最後に、デコさんが初音ミク10周年アルバム『Re:Start』に提供した“ヒバナ”についても話していただけますか? “んなわけないけど”と同じRockwellさんが編曲を担当していて、ロック色の強い仕上がりになっていますね。
DECO*27:テーマは「おめでとう」だったんですけど、あえてちょっと外して、僕なりの「おめでとう」にしようと思ったんです。<終わんない愛を抱いてたくないの もっとちゃんと不安にしてよ>っていうのは、「終わらない」ってわかっちゃってたら、深くは愛せないから、もっと愛するために「不安にしてよ」っていう。
あとは10周年なんで、最近自分が書いた曲をごちゃまぜにして、今のDECO*27っぽさを詰め込んでみたのと、ミクも10歳だから、なにかひとつ挑戦させたいと思って英語で歌わせました。それはすごく楽しかったです。日本語のライブラリーと声が違うから、馴染ませるのは大変だったんですけどね。
ナナヲ:今の話を真横で聞けるって……特等席ですね……。
DECO*27:今の話をするの、初めてです。
ナナヲ:ほえー! やばい!
DECO*27:あとタイトルの“ヒバナ”は、「He Burned Out」という意味もあって、それは一回燃え尽きた自分のことで。こういうギミックはいろいろ入れてるので、何回も聴いて探してみてほしいですね。
ナナヲ:ホントにヤバい……。
―特等席でデコさんの話を聞くのは、すごく刺激になったと思うんですけど、ナナヲさんは今後の活動に関してどんな展望を持っていますか?
ナナヲ:自分の好きな方に曲を書いていただいて、ホントに夢のようだなって思うんですけど、最終的な目標としては自分でももっと曲を書いて、自分の言葉とメロディーで感動させられたら……いつ死んでも大丈夫(笑)。まだ自分がそこに至ってないのはわかってて、でも早くそこまで行きたい。
そのためにも、いろんな方とお話しさせていただいてる今がすごく大事で、デコさんの歌詞のカラクリとかも全部盗んで、自分の曲に昇華させたいなって目論んでるところでございます。
DECO*27:どんな曲になるのか楽しみです。またなにか力になれることがあれば。
ナナヲ:頼もしい! あ、でも……信じて大丈夫なんですかね?
DECO*27:いや、わかんない。
ナナヲ:あ~~~!
DECO*27:ウソウソ(笑)。またよろしくね。
- リリース情報
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- ナナヲアカリ
『ネクラロイドのあいしかた』(CD) -
2017年8月22日(火)発売
価格:1,800円(税込)
AKRN-00061. んなわけないけど(Song Produced by DECO*27)
2. おばけのウケねらい(Song Produced by ピノキオピー)
3. ハノ(Song Produced by バルーン)
4. クチュール(Song Produced by 有機酸)
5. 化物は幸福を望んだ(Song Produced by こんにちは谷田さん(キタニタツヤ))
6. メルヘル小惑星(Song Produced by ナユタン星人)
- ナナヲアカリ
- プロフィール
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- ナナヲアカリ
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1995年大阪生まれの21歳。B型、さそり座。2016年、ニコニコ動画で発表した“ハッピーになりたい”“ディスコミュ星人”の2曲が大きな話題となり殿堂入り(ニコニコ動画での10万再生)を果たす。原宿の古着屋「BAU」にて通販限定で販売した1st Tシャツ(CD付)『しあわせになりたい』は即完売。続いてリリースしたミニアルバム『ネクラロイドのつくりかた』は初回生産分が瞬く間に完売と、ネットを中心に大きな反響を得る。さらに、累計900万ダウンロード突破の超人気スマホRPGゲームを舞台化した『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-』にて、マシュ・キリエライト役に大抜擢されるなど精力的に活動中。
- DECO*27 (でこ にーな)
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アーティスト/プロデューサー。2008年10月よりVOCALOID(音声合成ソフト)を使用した作品を動画共有サイトに投稿開始。これまで公開されたDECO*27の楽曲の中で100万回を超える再生回数の曲が12曲。自身で投稿した全ての楽曲が殿堂入り(再生回数10万回超え)。ニコニコ動画の総再生回数は驚愕の4100万回を超える。2010年4月、アルバム『相愛性理論』でデビュー。これまで、中川翔子(しょこたん)、MEG、KOTOKO、Daisy×Daisy、Bouno!、柴咲コウ、Q'ulleなどのプロデュース、その他様々な楽曲提供、タイアップソングなどを手がけるのと並行して、活動の原点であるVOCALOID楽曲を自身の最新作へ向けた布石として発表し続ける。2016年1月に公開した楽曲“ゴーストルール”は、ニコニコ動画において瞬く間にミリオンを達成。2016年9月28日、前作より2年半振りとなる新作アルバム『GHOST』をリリース。
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