2017年という年は、SKY-HIの活動がネクストフェイズに突入したことを明確に示す年となっている。年明けにアルバム『OLIVE』を発表し、それに伴う全国ツアーのファイナルでは初の日本武道館公演をいきなり2デイズで敢行。6月には、切れ味の鋭いリリックと、YouTubeのプライベートアカウントにて突然公開したことが大きな話題を呼んだ“キョウボウザイ”でその名をさらに知らしめ、ビートジャックの手法で自殺について言及した“0570-064-556”も同様に話題となった。その一方で、ロックフェスへの出演や、バンドとのコラボレーションを積極的に行い、ロックシーンのなかでの新たなポジションを徐々に構築。もちろん、AAAとしての活動も行っているわけで、そのバイタリティーには心底恐れ入る。
そして、欧米・アジア公演を含む10月からのツアーを前に発表されるのが、新曲“Marble”だ。多様性を愛し、調和の美しさを説くこの曲は、これまで数々の分断を乗り越えてきたSKY-HIが歌うからこそ意味のある、新たな代表曲となり得る一曲だと思う。いつものようにジョークを交えつつも、エネルギッシュに、真摯に、2017年のこれまでを振り返る、SKY-HIの最新語録をお届けする。
ライブの最後に世界平和の話をするというのを武道館でやれたのは、意義深いことだった。
―今日は2017年のここまでの活動を振り返ってもらいたいと思うのですが、まずは5月に行われた初の日本武道館公演の手応えから話していただけますか?
SKY-HI:武道館は特別な場所だと思うし、特別なライブにもなりました。ただ、「あの瞬間に充実感が」というよりは、「積み上げてきてよかったな」って感じですね。自分、バンド、ダンサー、スタッフ全員の意識と、それを求めてくれるお客さんの意識、全部が同じ方向を向いた状態で武道館までやって来られたこと自体が素晴らしかったなと思います。「あのライブは武道館に見合ってた」っていう、それに尽きるかもしれない。
―もともとSKY-HIは武道館公演を「スタート」と捉えていたわけですが(参考記事:SKY-HIが語る、スターとしての覚悟「聴き手の人生に責任を持つ」)、『OLIVE』というアルバムが鳴らしていた「愛」や「人生」といった大きなメッセージを打ち出していく、そのスタートに間違いなくなっていたように思います。
SKY-HI:確かに、それはあるかも。狙ってそうしたわけではなくて、「導かれてそうなった」としか言いようがないんですけど、「LIVE」と「I LOVE」のメッセージを持った状態で、あの会場にいられたのはすごくよかったなって思います。
人間は多面的だから、『カタルシス』(2016年発売、2ndアルバム)みたいに「生きる」を歌うために「死にたい」という感情に寄り添うべきときもあると思うし、無責任にポジティブなことだけを言う人には絶対になりたくない。そんな俺が「LIVE」と「I LOVE」をもってしてタイトルをつけた『OLIVE』を引っ下げて、ライブの最後に世界平和の話をするというのを武道館でやれたのは意義深いことだったなって、今になってそう思いますね。
音楽は学校の先生以上に人生に影響を与える可能性があると思うんです。だから、インスタントなものは作りたくない。
―6月には“キョウボウザイ”をYouTubeのプライベートアカウントで発表して、大きな話題を呼びました。発表後のリアクションも踏まえて、あれをやったことの意味や意義を現在どのように感じていますか?
SKY-HI:リアクションに関しては、思っていた以上にロックカルチャーからのリアクションが大きかったんですよね。別に自分の宣伝のために作った曲ではないんだけど、期せずしてキャリアを勝手に一個押し進めてくれたなって感じています。
―そもそも、ポリティカルな題材に対して楽曲でスピーディーに反応するということをやった背景には、どんな想いがあったのでしょう?
SKY-HI:「あ、みんなやらないんだ?」って思ったんですよね。ラッパーがこれだけ増えてるのに、誰も声を上げないことに違和感があった。でも、どうやらそれを感じていたのは俺だけじゃなくて。『ROCKIN'ON JAPAN』の山崎(洋一郎)編集長はブログで褒めてくれたのと同時に、「いまこれをやるロックミュージシャンがいないのが悲しい」って書いてたんです。
―SKY-HIと欅坂46について言及したコラムですよね。
SKY-HI:そうそう。昔の自分だったらこういうアプローチをしても世間に届かなかったかもしれないけど、外から見て商業的に成功してる状況であれをやったことが、カウンターに見えたのかもしれない。そういう諸々含めて、いままで届いてなかったところに届いた手応えはあったけど、だからこそ、次にリリースする作品にはいろんな意味でプレッシャーがかかったんですよね。
―新曲“Marble”の話は追ってじっくり聞きたいんですけど、先ほどおっしゃったように「他にやる人がいなかった」という状況については、どのような感想を持っていますか?
SKY-HI:YouTubeのプライベートアカウントを開いて、久しぶりに昔の曲を聴いたら、2010年くらいから政治的な題材を歌ってたんですよね。まあ、Mos Def(アメリカのラッパー。社会問題や政治への批評家としても活動)とかTalib Kweli(アメリカのラッパー。Mos Defとともに、ヒップホップユニット・Black Starとして活動)とかを聴いて育ってるから、そういう内容になるというのもあると思うんですけど。
―ポリティカルな題材を楽曲に入れるのは、自然なことだと。
SKY-HI:そうですね。やっぱり、音楽は学校の先生以上に人生に影響を与える可能性があると思うんです。自分の感覚としてもそうで、俺は教科書がヒップホップのアルバムだった時期があった。
だから、インスタントなものは作りたくないんです。時間を割いてもらって、お金も払ってもらって、作品を聴いてもらう立場というのを、俺は軽く捉えていない。本当の意味でリスナーに対して責任を持って、愛を持って接しようと思ったら、いま生きてる日々の話になるのは当たり前だと思うんですよね。
思うところがあるのに、「芸能人だから意見を引っ込める」っていうのは、ものすごく不誠実に俺には映る。
―日々のことを歌にしようと思うと、当然、政治や社会の話になる。
SKY-HI:俺が中学生の頃とかを思い出しても、『ニュースステーション』とか見ながら、母親と議論したりしてたなって(笑)。そう考えると、母親がニュートラルで、右でも左でもなかったのは救いかもしれない。
―“キョウボウザイ”にも<右左・錆びた思想 気にしない アホらしいよね>というリリックがありました。
SKY-HI:そうそう。自分がそのスタンスでいられるのは、曲を書く人間としては救いだなって思います。どちらかに偏ってるのは嫌だから。かと言って、マイク持ちとして、主張がない自分でいることもしたくないんだけど。
いまって、普通に井戸端会議でこういう話するじゃないですか? トランプの話とか、ミサイルやJアラートの話もそうだし……結局議員の不倫のほうが盛り上がってるのかもしれないけど。みんな学校でも話してるはずだし、井戸端会議が可視化されるTwitterやFacebookでもそうだと思うんですよ。
―確かにそうですね。
SKY-HI:お金と時間を使ってもらっている身にもかかわらず、そういう日常的なことに対して保身のために意見を言わないのは、すごく疑問に思うんですよ。わからないんだったらわからないでいいけど、思うところがあるのに、「芸能人だから意見を引っ込める」っていうのは、ものすごく不誠実に俺には映る。
発するべきメッセージが発するべきタイミングであるなら、それをいかに自分のアートフォームで出すかというのが、すごく大事だと思うんです。だって、そうしないと「臭いものに蓋」ということじゃないですか? それって、自分が生きてる社会が臭いものってことになっちゃう。
―でも、実際大きな会社に所属してるアーティストは、いろんな理由で「臭いものに蓋」になりがちだと思う。逆に言うと、なぜ、SKY-HIは臭いものに蓋をしないで済むような環境があるんでしょうね?
SKY-HI:それはもうね、「信頼」の一言に尽きるかも。チームの人たちを信頼してるし、信頼してもらってる意識があるから。それはリスナーに対してもそう。信頼してるし、信頼してもらってると思ってるからこそ、尖った表現もできるというか。
あと自分自身に対してもそうかな。なにかのアクションを起こすと、誰か特定の人物だったり、大きい組織に嫌われたりするかもしれないけど、そこで自分のスタンスを曲げない。でも、自分と反対のスタンスの人ともちゃんと会話ができるはず。そういう、自分に対する信頼。
実際“キョウボウザイ”を出した直後に、右翼を自称するラッパーのshow-kが“キョウボウジャナイ”ってアンサーソングをアップして、議論が活性化して、彼がツイートしてきたんですよ。でも、リプライでやり取りをしたら、最後はすごくポジティブな形で終わった。あれは自分にとって有益だったし、有意義でした。そういう意味でも、やっぱり信頼かな。うん、それに尽きると思います。
ロックフェスは、毎回がラストチャンスに感じる。「今日ロックしないと次はない」って意識は常にある。
―近年のSKY-HIはバンドシーンに対しても積極的なアプローチをしていて、今年は『ROCK IN JAPAN』だけじゃなく、『VIVA LA ROCK』にも出演したりと、バンドシーンにおける立ち位置を少しずつ確立しているように思うのですが、手応えをどのように感じていますか?
SKY-HI:手応えは……両方ありますね。今年の『ROCK IN JAPAN』のバックヤードがすごく楽しかったんですよ。みんな話しかけてくれるようになったから(笑)。ライブ自体も盛り上がったし、それ以上に自分を取り巻く空気や環境がちょっと変わりつつあるなっていうのを感じました。
でも、『VIVA LA ROCK』のときは、ダンスミュージックバキバキのゾーンを作ったんですけど、あんまりお客さんがついてこなかった。「そういうの求めてないから」って空気をなんとなく感じたし、実際にそういう意見をSNSでも見たりして。あとは「AAAいる、ありえない」とか、「ビバラにエイベックスいらないから」みたいな、聴く気も持ってもらえない状況も変わらずに感じた。
―まだまだ、「SKY-HI=芸能人」的なイメージをひっくり返せていない部分もあると感じたと。
SKY-HI:AAAは今ドームツアーをやってるんですけど、AAAの名前が広がれば広がるほど、SKY-HIに対する偏見は強くなっちゃうと思う。でも、大局的に考えると、去年の今と今年の今を比べたときに、今年のほうが遥かにいい状況だから、前向きに生きようって思うんです。
―9月27日には、Czecho No Republicとのコラボシングルも出ますが、少し前だったら、そういうAAAともSKY-HIともジャンルやシーンが違う人と一緒に曲を出すこと自体、あり得なかったわけですもんね。
SKY-HI:そう、進展してるとは思います。だからこそ、課題にもぶつかるのかなって。ロックフェスは、毎回がラストチャンスに感じるというか、来年も呼んでもらえる保証がないから、その分一つひとつのステージで頑張ろうと思うんだけど、他のロックバンドとは音楽のマナーが違うから、やっぱりめっちゃ怖いんです。「こいつらは俺の曲を1曲も知らないかもしれないけど、今日ロックしないと次はない」って意識は常にある。
その意識はフィーチャリングで参加するときもそうで。もちろん、「楽しい」って気持ちが根本にあるからこそやってるんだけど、常にひりついてるし、戦ってるから……ちょうど今日のスーツの色みたいな気持ちですね。ダークブルーですよ(笑)。
―孤独な戦いは続いていると。
SKY-HI:ヒップホップのシーンにいたら、自分は落ち着けるかというと、そうでもないですしね。結局、「自分が自分でしかない」という状態でいられるのって、スーパーフライヤーズ(SKY-HIをサポートするフルバンド&ダンサー)がいて、目の前にフライヤーズ(SKY-HIのファンの愛称)がいるライブの会場でしかない。だからこそ、ステージで生かされてる感覚があって、そこでのみ感じられる愛情の交換があるから、ライブが余計特別なものになっている気がします。
今後許しがたいことを言われるときもあるかもしれないけど、それも受け入れて、愛せる人でいたいなと思うんです。
―今日のここまでの話も踏まえて、新曲“Marble”は今のSKY-HIが出すステートメントとしてこれ以上ないものだと思います。一義的には、海外公演も含むツアーを前に、国を超えて混ざり合うことを歌ってるわけですけど、実際にはもっといろんな意味が含まれていて、政治的な、社会的な、音楽ジャンル的な意味合いでの分断に対しての、真摯なメッセージソングになっていると思うんですよね。
SKY-HI:曲のメッセージを一言で言ったら、「違いを愛そう」ということですね。「多様性を愛そう」って。サビで「花鳥風月」を使うなんて、今までなら絶対しなかったし、相当勇気のいるアプローチでした。それができたから、ただ単に「いい曲だな」って聴いてもらえるポップソングにもなったと思うんですけど。
―先ほど、“キョウボウザイ”の次に出す作品にはプレッシャーがかかった、とおっしゃってましたね。
SKY-HI:本当にレベルが高いポップスは「一言で全部わかるもの」で、「説明しなきゃいけないもの」はポップスとしてさしてレベルは高くない。そういう意味で言うと、“キョウボウザイ”とか、そのあとにやったLogicのビートジャック(“0570-064-556”)は「説明する歌」に近いから、カウンターカルチャーが好きな人や、社会に属している意識があってなにかしら意欲を持った人には、面白がってもらえたんだと思うんです。
でも、人間誰もがそうではないじゃないですか? 能動的になにかをするのって本当に難しいことで、「自分の夢がわからない」と言う人がいるのもわかる。だから、“キョウボウザイ”を聴いたときに「わからない」ってなっちゃう人がいる可能性はあるけど、かといって、その次になんの中身もないものを作ったら自分の存在意義が揺らぐ。そういう狭間で、ハードルが勝手に上がっちゃったんです。
―そういう狭間に立った上で、“Marble”はどういうアプローチで書いていった曲なのでしょうか?
SKY-HI:もともとは“キョウボウザイ”や“0570-064-556”の延長線上で、よりメッセージ性の強い曲だったんですよ。でも、その2曲に思っていた以上のリアクションがもらえて、次はこれまでより多くの人が聴いてくれると思ったときに、今まで以上にいろんな人の顔を想像したんです。それで、広がりやすい、伝わりやすい歌にするためにサビの言葉数を減らしたんですよね。
大事なメッセージがあるからこそ、聴き流せる強さも意識しました。決して薄めるんじゃなくて、もう一歩先に行ったところのポップネスっていうのを落とし込みたいなって。「ここまでして届かなかったらどうしよう?」って考えると、またブルーになっちゃうんですけど(笑)。
―<We got it,black,white,yellow>という歌い出しこそ、直接的に肌の色を連想させるけど、<空に太陽を 雨に咲く花を 君に愛をもっと それはそれは綺麗だった>というサビは、もっと大きな視点で歌われていますね。
SKY-HI:全部違うものが調和してるわけじゃないですか? 空って荒れるし台風も来るし、太陽も近づいたら燃えちゃうし。でも、空に太陽がある状況は、すごく美しい日常で。雨も悲しみのメタファーになることが多いけど、雨のおかげで咲く花もあるわけで、やっぱり違うものの調和によって美しい世界ができてるんだと思う。この曲のサビは気に入ってますね。<夢に賢さを 嘘に理解者を 拳に手のひらを>というのも大事なことだと思うし。
―裏を返せば、いまの世の中ではさまざまな場所で分断が起こっているからこそ、こういう曲を歌う意味があると感じたわけですよね?
SKY-HI:白人至上主義者のデモには思うところがありました(2017年8月に起きたアメリカ・バージニア州で白人至上主義者が行うデモと、それに抗議する人々との衝突事件)。僕はトランプ大統領のことは支持できないという上で言うけど、黒人の貧民層が優遇されるオバマ前アメリカ大統領の政策によって、白人の労働者階級の経済状況が圧迫されて、だから大統領選でトランプに投票した人がいるのは理解できるんですよ。ただ、あのデモはヘイトスピーチとかのレベルじゃない。弾圧で、死者も出てしまった。
人種や、ちょっとした違いが積み重なって、アメリカで象徴的な悲劇が起こったわけだけど。日本でも、「誰々さん家の子とは遊んじゃいけません」とかあるわけで、決してアメリカで起こったことが他人事なわけではないと思うんですよね。
―うん、決して対岸の火事じゃない。
SKY-HI:あのとき、感じることはいっぱいありました。自分の身のまわりに限定しても、いままで俺はさんざん「アイドルのくせに」とか「ヒップホップのくせに」って言われ続けてきて、これから欧米ツアーに行くと、今度は「アジア人のくせに」って言われるかもしれない。
でも、俺はいままで「~のくせに」のおかげで人としての器を広げられたと思うし、本当の意味で強くなったと思う。だから、もしかしたら今後許しがたいことを言われるときもあるかもしれないけど、それも受け入れて、愛せる人でいたいなと思うんです。互いに違いを許し合うことの先にしか、理想的な未来はないと思うので。
この前LAに行ってきて、再認識したのは、「海外の人も自分も、変わらないんだな」ってこと。
―ご自身が言ってくれたように、これまでいろんな偏見、分断を乗り越えてきたSKY-HIだからこそ、いまの時代に調和を歌うことにはすごく意味があるし、説得力もあると思う。“Marble”が素晴らしいのは、そういう背景もあってのことだと思うんですよね。
SKY-HI:そう言っていただけると、ありがたいです。そのメッセージを、サビは子どもでもわかるような言葉で書けたのは、ちょっとは成長したのかなって(笑)。
もともと作ってたサビも、すごくいいことを言ってたんですよ。でもスタッフから「それは何%か承認欲求が含まれてる」と言われて、恥ずかしくなってやめました。「言葉を上手く使ったサビにしたい」というのはただの承認欲求で、世の中すべてに聴いてもらいたいと思うなら、違う言葉が出てくるはずだって言われたんですよ。
―そうやって自分の表現に口出しされるのって、クリエイターにとっては決して簡単に受け入れられるものではなかったりすると思うんですけど、それもやっぱり信頼の表れですか?
SKY-HI:うん、信頼でしかないですね。「石川淳」というスタッフで、ライブのMCとかでもよく名前を出してるんですけど、彼はメジャーデビュー前、最初に俺に「行ける」と言ってくれた人。だから俺も彼に賭けてるんです。全然違う角度のことを言われたときは、「それがいいはずない」と思うこともやってみて、検証の結果もとに戻すこともあるけど、「なるほど、そういうのもあるか」って理解できたら、そっちに全振りしてる。結果、メロディーも歌詞も書くのは俺だから、「お前ならできる」って信頼だとも思ってるしね。
決して「なんでも受け入れるよ~ん」ってスタンスではないけど(笑)、ものすごく強固に楽曲を構築した上で、自分の考えと違うことを言われたときにオープンマインドで聞けるのは、これもやっぱり信頼が大きいかな。
―なるほど、SKY-HIの楽曲はそもそもが信頼をもとにした対話の先の調和で成り立ってるわけだ。それが説得力の理由かも。
SKY-HI:ホンマや! びっくり仰天箱やで!
―茶化さないでください(笑)。
SKY-HI:でも、それは本当にそうかも。まず一人目を満足させたいというのはあって、リスナーを「1人の集合体」と認識できてるのも、その考えがあるからこそだと思うし。
―10月からのワールドツアーでは、その一人ひとりが世界にも広がって行くわけですが、最後にそこに向けた意気込みを話してもらえますか?
SKY-HI:その下調べってわけではないんだけど、この前LAに行ってきて、いろんな人と話をしたんですよ。そのなかで、“Bitter Dream”もできて。そこで再認識したのは、「海外の人も自分も、変わらないんだな」ってこと。みんな生まれも育ちも違うから、考え方も感じ方も違うんだけど、それでも一人の人間であることには変わりない。HUMANであることには変わりないわけで。
だからこそ、「なんだこのアジア人」って見られたとしても、愛を持って接して、届けられたら届けたい。それができたら、いくつかひっくり返して日本に帰って来られるかなって。
―日本でのツアーに関してはいかがですか?
SKY-HI:海外から帰ってきたら、みんなが待ち望んでくれている環境というのは当たり前じゃないってことを改めて強く感じると思うんです。一人の人間である俺を、一人の人間が待っててくれるというのは、本当に特別なことだと思う。だからこそ、来てくれた人には、絶対に「来てよかった」と思って帰ってもらいたい。“Marble”はそこに彩りを添えられる楽曲になってると思うから、ちゃんと手渡していきたいです。
- リリース情報
-
- SKY-HI
『SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN』初回生産限定盤(2DVD+2CD) -
2017年9月27日(水)発売
価格:10,800円(税込)
AVB1-92580~1/B~C
※mu-moショップ、AAA Party、AAA mobile限定の販売[DVD1]
1. Double Down
2. Ms.Liberty
3. BIG PARADE
4. Stray Cat
5. 十七歳
6. 明日晴れたら
7. Blanket
8. Limo
9. Count Down
10. TOKYO SPOTLIGHT
11. Turn Up
12. Dungeon Survivors
13. As A Sugar
14. Welcome To The Dungeon
15. Enter The Dungeon
16. Tyrant Island
17. 運命論
18. Walking on Water
19. Over the Moon
20. ナナイロホリデー
[DVD2] 1. センテンス -家出少年-
2. アドベンチャー
3. How Much??
4. Seaside Bound
5. 創始創愛
6. アイリスライト
7. スマイルドロップ
8. Silly Game
9. LUCE
10. クロノグラフ
11. ~LIVE, I LOVE, OLIVE~(Theme of“WELIVE”)
12. カミツレベルベット
13. リインカーネーション
※特典映像:「DOCUMENTARY OF SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN」
※副音声 : SKY-HI & Kensuke(SUPER FLYERS)によるLIVE解説(ダベり)
[CD1] 1. Double Down
2. Ms.Liberty
3. BIG PARADE
4. Stray Cat
5. 十七歳
6. 明日晴れたら
7. Blanket
8. Limo
9. Count Down
10. TOKYO SPOTLIGHT
11. Turn Up
12. Dungeon Survivors
13. As A Sugar
14. Welcome To The Dungeon
15. Enter The Dungeon
16. Tyrant Island
17. 運命論
18. Walking on Water
19. Over the Moon
20. ナナイロホリデー
[CD2]
1. センテンス -家出少年-
2. アドベンチャー
3. How Much??
4. Seaside Bound
5. 創始創愛
6. アイリスライト
7. スマイルドロップ
8. Silly Game
9. LUCE
10. クロノグラフ
11. ~LIVE, I LOVE, OLIVE~(Theme of“WELIVE”)
12. カミツレベルベット
13. リインカーネーション
- SKY-HI
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- SKY-HI
『SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN』初回生産限定盤(2Blu-ray+2CD) -
2017年9月27日(水)発売
価格:10,800円(税込)
AVX1-92584/B~C
※mu-moショップ、AAA Party、AAA mobile限定の販売[Blu-ray]
1. Double Down
2. Ms.Liberty
3. BIG PARADE
4. Stray Cat
5. 十七歳
6. 明日晴れたら
7. Blanket
8. Limo
9. Count Down
10. TOKYO SPOTLIGHT
11. Turn Up
12. Dungeon Survivors
13. As A Sugar
14. Welcome To The Dungeon
15. Enter The Dungeon
16. Tyrant Island
17. 運命論
18. Walking on Water
19. Over the Moon
20. ナナイロホリデー
21. センテンス -家出少年-
22. アドベンチャー
23. How Much??
24. Seaside Bound
25. 創始創愛
26. アイリスライト
27. スマイルドロップ
28. Silly Game
29. LUCE
30. クロノグラフ
31. ~LIVE, I LOVE, OLIVE~(Theme of“WELIVE”)
32. カミツレベルベット
33. リインカーネーション
※特典映像:「DOCUMENTARY OF SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN」
※副音声 : SKY-HI & Kensuke(SUPER FLYERS)によるLIVE解説(ダベり)
[CD1] 1. Double Down
2. Ms.Liberty
3. BIG PARADE
4. Stray Cat
5. 十七歳
6. 明日晴れたら
7. Blanket
8. Limo
9. Count Down
10. TOKYO SPOTLIGHT
11. Turn Up
12. Dungeon Survivors
13. As A Sugar
14. Welcome To The Dungeon
15. Enter The Dungeon
16. Tyrant Island
17. 運命論
18. Walking on Water
19. Over the Moon
20. ナナイロホリデー
[CD2]
1. センテンス -家出少年-
2. アドベンチャー
3. How Much??
4. Seaside Bound
5. 創始創愛
6. アイリスライト
7. スマイルドロップ
8. Silly Game
9. LUCE
10. クロノグラフ
11. ~LIVE, I LOVE, OLIVE~(Theme of“WELIVE”)
12. カミツレベルベット
13. リインカーネーション
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- SKY-HI
『SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN』通常盤(2DVD) -
2017年9月27日(水)発売
価格:5,832円(税込)
AVBD-92582~3[DVD1]
1. Double Down
2. Ms.Liberty
3. BIG PARADE
4. Stray Cat
5. 十七歳
6. 明日晴れたら
7. Blanket
8. Limo
9. Count Down
10. TOKYO SPOTLIGHT
11. Turn Up
12. Dungeon Survivors
13. As A Sugar
14. Welcome To The Dungeon
15. Enter The Dungeon
16. Tyrant Island
17. 運命論
18. Walking on Water
19. Over the Moon
20. ナナイロホリデー
[DVD2]
1. センテンス -家出少年-
2. アドベンチャー
3. How Much??
4. Seaside Bound
5. 創始創愛
6. アイリスライト
7. スマイルドロップ
8. Silly Game
9. LUCE
10. クロノグラフ
11. ~LIVE, I LOVE, OLIVE~(Theme of“WELIVE”)
12. カミツレベルベット
13. リインカーネーション
※特典映像:「DOCUMENTARY OF SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN」
※副音声 : SKY-HI & Kensuke(SUPER FLYERS)によるLIVE解説(ダベり)
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『SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN』通常盤(Blu-ray) -
2017年9月27日(水)発売
価格:5,832円(税込)
AVXD-925851. Double Down
2. Ms.Liberty
3. BIG PARADE
4. Stray Cat
5. 十七歳
6. 明日晴れたら
7. Blanket
8. Limo
9. Count Down
10. TOKYO SPOTLIGHT
11. Turn Up
12. Dungeon Survivors
13. As A Sugar
14. Welcome To The Dungeon
15. Enter The Dungeon
16. Tyrant Island
17. 運命論
18. Walking on Water
19. Over the Moon
20. ナナイロホリデー
21. センテンス -家出少年-
22. アドベンチャー
23. How Much??
24. Seaside Bound
25. 創始創愛
26. アイリスライト
27. スマイルドロップ
28. Silly Game
29. LUCE
30. クロノグラフ
31. ~LIVE, I LOVE, OLIVE~(Theme of“WELIVE”)
32. カミツレベルベット
33. リインカーネーション
※特典映像:「DOCUMENTARY OF SKY-HI Tour 2017 Final“WELIVE”in BUDOKAN」
※副音声 : SKY-HI & Kensuke(SUPER FLYERS)によるLIVE解説(ダベり)
- SKY-HI
- リリース情報
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- SKY-HI
『Marble』 -
2017年10月6日(金)に配信リリース
- SKY-HI
- リリース情報
-
- SKY-HI
『Marble』 -
2017年10月11日(水)に配信リリース
価格:1,050円(税込)
※2017年10月6日~10月10日はiTunes独占先行配信、600円にプライスオフ1. Marble
2. Bitter Dream
3. Double Down
4. スマイルドロップ '16
5. ナナイロホリデー
6. As A Sugar
7. Stray Cat
8. Limo
9. Tokyo Spotlight
10. Over The Moon
- SKY-HI
- イベント情報
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- 『SKY-HI Round A Ground 2017』
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2017年10月11日(水) 会場:北海道 帯広 MEGA STONE
2017年10月12日(木) 会場:北海道 札幌 PENNY LANE24
2017年10月20日(金) 会場:台湾 ATT SHOW BOX
2017年10月22日(日) 会場:香港 E-Max Music Zone
2017年10月25日(水) 会場:千葉県 柏 PALOOZA
2017年10月27日(金) 会場:神奈川県 横浜 Bay Hall
2017年10月28日(土) 会場:滋賀県 U STONE
2017年11月01日(水) 会場:山口県 周南 RISING HALL
2017年11月07日(火) 会場:群馬県 高崎 clubFLEEZ
2017年11月08日(水) 会場:埼玉県 西川口 Hearts
2017年11月12日(日) 会場:ロサンゼルス Troubadour
2017年11月15日(水) 会場:ニューヨーク SOB's
2017年11月18日(土) 会場:パリ Glazart
2017年11月19日(日) 会場:ロンドン Bush Hall
2017年11月22日(水) 会場:長野県 CLUB JUNK BOX
2017年11月24日(金) 会場:富山県 MAIRO
2017年11月25日(土) 会場:福井県 響のホール
2017年11月27日(月) 会場:香川県 高松 festhalle
2017年11月29日(水) 会場:長崎県 DRUM Be-7
2017年11月30日(木) 会場:大分県 DRUM Be-0
2017年12月02日(土) 会場:山形県 山形ミュージック昭和セッション
2017年12月09日(土) 会場:岐阜県 club G
2017年12月11日(月) 会場:東京都 豊洲PIT
2017年12月12日(火) 会場:東京都 豊洲PIT
- プロフィール
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- SKY-HI (すかいはい)
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2005年AAAのメンバーとしてデビューし、その傍ら同時期からソロラッパーとして都内クラブ等でマイクを握り、SKY-HIとしての活動を始める。2012年に自身主宰のコラボレーション楽曲制作企画「FLOATIN' LAB」が話題となり、CD化してリリース。KREVA等多数アーティストの楽曲への客演や各地でのライブも経て、同年の「WOOFIN' AWARD 2012」のベストオブラッパー部門を受賞。2014年3月には1stアルバム『TRICKSTER』をリリース。同年6月、MTV VMAJ 2014 BEST HIP HOP VIDEO受賞。2017年1月に3rd Album『OLIVE』をリリース。同年3月からは全国13都市15公演の『SKY-HI HALL TOUR 2017-WELIVE-』を開催。5月2日3日に東京 日本武道館2Daysでファイナルを迎えた。2017年10月からは、アメリカ・フランス・UK公演を含むライブツアー『SKY-HI Round A Ground 2017』を開催。いま一番、上昇気流に乗っている、ラッパーであり、シンガーソングライターであり、エンターテイナーである。
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