コレサワが初の全国流通盤を完成させた際に、CINRA.NETで初めて取材をしたのが6年前。当時は「新星シンガーソングライター」という言葉を使って彼女を紹介したが、この6年でコレサワは、SNSやテレビで活躍するアーティストたちに影響を与える存在にまでなった。
3月10日にリリースされた3rdアルバム『純愛クローゼット』を聴くと、コレサワの大きな変化を感じさせられる。これまでは仕事も恋愛も自分の夢を叶えるために一生懸命に突っ走って、強気を装っていながらも本当は優しくしてほしいし褒めてもほしい、そんな自分の欲にまっすぐな女の子像を歌ってきたが、今作では誰かになにかをしてあげる描写が多くなっている。
しかしコレサワは、「変化」というよりも、「今までの延長線上で、出すところがちょっと変わった」だけだとも言う。たしかに、人間とは、「A」から「B」へと想いや性格が急にガラリと変わるものではなく、いつだってグラデーションで、見える世界や大切にしたい気持ちが「変わる」というより「増える」ことで自分の心も人との関係性も豊かになっていくものなのだろう。コレサワとの会話から、そんなことを考えさせられた。
本記事の撮影は、“あたしが死んでも”のミュージックビデオを監督した松永つぐみが手掛けた。写真と言葉とともにコレサワの現在地に深く触れることが、あなた自身の現在地も見つめるきっかけになればと思う。
たしかに……母性が出ちゃってる(笑)。
―前作『失恋スクラップ』(2020年1月リリース)は失恋をテーマにしたEPで、悲しみや落ち込む様を描くだけでなく主体性を持って失恋と向き合う女の子を独創的に描いていましたが(関連記事:コレサワの「失恋」の捉え方。簡単に言えない、女の子の複雑な心)、最新アルバム『純愛クローゼット』に収録されているラブソングを聴くと、そもそもコレサワさんの愛の捉え方が大きく変わったんじゃないかなと感じました。そう言われて自覚はありますか?
2020年1月発表、コレサワ『失恋スクラップ』。失恋をテーマにした楽曲が7曲収録されている(Apple Musicはこちら)
コレサワ:自覚はないですけど……『失恋スクラップ』を作り終えたときから、次は絶対に「愛情」をテーマに温かいロマンチックなアルバムを作ろうと決めていたんです。失恋ソングを7曲作った反動というか(笑)。
―これまでは、多少ワガママになってでも自分の幸せや欲求を叶えるためにまっすぐな女の子像を歌っていて、歌の中で描く主人公は「○○してね」とか「もっとちゃんと見ててよ」(“たばこ”)という描写が多かったけれど、今回のアルバムでは「○○してあげる」という描写が増えましたよね。<ぜんぶ守ってあげる>(“いただきます”)、<抱きしめてあげる>(“オシロスコープ”)、<いろんな「愛してる」をあげる>(“この恋はスクープされない”)とか。
コレサワ:たしかに……母性が出ちゃってる(笑)。言われてみたら……めっちゃなにかしてあげてんなあ。なんででしょうね? 歳を重ねて、恋愛観も落ち着いて変わってきたのが一番の理由なのかなとは思いますけど、言われて気づきましたね。自分ではそんなに意識してなかったので。……恥ずかしい(笑)。
―ははははは(笑)。
コレサワ:曲って、日記みたいに日常で感じたことを出してることが多いので、健康チェックしてるみたいなんですよ。よく便で健康チェックするじゃないですか、そんな感じ(笑)。出たもので自分の心情チェックしてる感じがして、面白いなと思います(笑)。
―日常的に摂取したものが形になって出てきたのが、この曲たちだということですもんね。
コレサワ:そう、ここ数年間の。
―でもそんな大事な曲を「便」とは言わないであげてください(笑)。
コレサワ:あははははは(笑)。
「愛してる」を大声で言える人って幸せじゃないですか。
―1曲目“あたしが死んでも”について言うと、2015年にリリースした“あたしを彼女にしたいなら”では<「生まれ変わっても一緒」とかダサいからマジでいらない>と歌ってたのに、今回は<あたしが死んでも彼女はつくらないでね>と歌った上で、自信と優しさが満ち溢れていますよね。
コレサワ:尖ってたなあ(笑)。
コレサワ:本当の欲を言えば、もし好きな人よりも先に死んでしまったら、一生誰とも付き合わんとってほしいと思うけど……人のことを考えられるようになったのかな。逆の立場やったら寂しいし、可哀想だなって思うから。そういう、ちょっと優しい部分が芽を出してきたのかなって思いました。
でも自分では、「愛の捉え方が変わった」というより、今まで言わなかったことをちょっと言ってるな、という感じがします。今まではツンツンしてる部分しか見せてなかったのが、ちょっとデレ入れました、みたいな。今までの延長線上で、出すところがちょっと変わったのかな。
―尖った部分だけでなく温かいところを出そうと思ったのはなぜ?
コレサワ:一番は、失恋ソングを歌ってると、気持ちよさもあるんですけど本当に切なくなるので、単純に温かい気持ちを歌いたかったからやと思うんです。それに、「愛してる」を大声で言える人って幸せじゃないですか。映画とかでも大声で言ってるのを見ると、気持ちよさそうやなあって思うから。自分もポジティブなことも歌いたくなったのかな。
―たしかに。「愛してる」を大声で言えるって、幸せですよね。
コレサワ:うん、なんかかっこいい。人が躊躇するようなことを言える人って、ストレスたまらなさそうじゃないですか。嫌なことは嫌ってちゃんと言うとかもそう。自分もなるべくそうありたいなと思います。
―今作ではアルバム冒頭から“あたしが死んでも”で<愛してる>と歌っていて、コレサワさんの歌の中で「愛してる」という言葉がストレートに出てくるのは初めてですもんね。
コレサワ:たしかに、そんなに言ってなかったと思います。海外の人たちって、すごい「愛してる」って言いません? 家族に対しても、恋人に対しても、アーティストがファンに対しても。今までは「これ言ったらサムイかな」とか悩んでたけど、韓国ドラマの見過ぎでバグったかもしれないです(笑)。「愛してるって言うの、いいよな」「普通やんな」という気持ちがちょうど出てきたんだと思います。
―ちなみに、今一番好きな韓国ドラマは?
コレサワ:一番好きなのは『サイコだけど大丈夫』(2020年)。ラブストーリーでもあるし、ヒューマンドラマでもあって、しかもサスペンスもちょっと入っていて、めっちゃ面白くて、すごく泣けるんですよ。主人公の女の人が絵本作家で、それも自分にグッとくるんですよね。あと、毎回服が可愛すぎるから、それも楽しみで。『愛の不時着』(2019年)とかも見たけど、『サイコだけど大丈夫』が自分のツボには一番ハマりました。見てほしいな(笑)。
―見てみます(笑)。日本人が「愛してる」とあまり言わない理由って、「愛してる」という感覚が海外から輸入されてきたものだからだとか色々な説があると思うんですけど、そもそも「愛してる」と「大好き」の違いって、コレサワさんはなんだと思いますか?
コレサワ:「大好き」は、相手に伝わってほしいし受け止めてほしいと思うけど、「愛してる」は、別に伝わらなくても、向こうが聞かなくても、相手を想う気持ち。「大好き」は「僕も」「私も」って見返りを求めて言う言葉で、「愛してる」は見返りを求めない器の大きい言葉かなって思います。自分のことはいいから相手に幸せになってほしいと思うのは、一個の愛だなって思いますね。
うち、優しいですか?
―まさに、これまでの曲では「大好き」に当てはまる心情や行動を歌っていたけれど、今作では「愛してる」を想う人間の心情や行動を歌った音楽だと言えそうですね。
コレサワ:たしかにそうですね。見返り求めてない感じはちょっとするかな。成長したのかも。今年の目標は「優しい人になる」なんですよ。人のことを思いやれる人になりたいって思う。
―それを目標にしようと思ったのは、どうして?
コレサワ:自分は優しくないなって思う瞬間が、2020年にたくさんあって。別に誰かを傷つけたとかではないんですけど、ちょっとした話し方とか、人の話をあんまり聞いてないところとか、自分の中で「うちって優しいんかな?」と思うちっちゃな出来事が積み重なって。だから優しくなろうって。うち、優しいですか?
―(笑)。
コレサワ:「優しいか?」って聞かれたら、自分ではどっちでもない感じやと思ってて。だから「優しい」って言われる人になりたいんです。そうするにはどうすればいいのかはまだよくわかんないんですけど……なるべく優しく接してます。
―その気持ちがもう、「純愛」ですよね。
コレサワ:あ、純愛ですか?
―うん、相手を想ったゆえの行動。
コレサワ:「純愛」とはなにかがわからんから歌いたくなるし、曲にしてたしかめてる部分もあって。曲にしてもずっと疑問は残るし、いろんな答えを歌いながら見つけて、死ぬ間際にわかるのかなと思ってました。今のところ出せる答えはこの12曲の中にあるけど、まだ探してる途中かなって思いますね。
家族はいつでも壊れるものやと思ってる。
―3曲目“愛を着て”は、NHK『みんなのうた』2021年2~3月放送曲として書き下ろしたものですね。「家族愛」をテーマに書いたのはどうして?
コレサワ:まず、『みんなのうた』でコレサワの曲が放送されることはずっと一個の目標でもあって、もし本当にやれることがあったら、小さい子とお母さんやお父さんが一緒に見て「いいなあ」と思ってもらえるものにしたいと思っていたんです。2、3月って出会いや別れの季節で、家族でも、一人暮らしを始めて別々になったりする時期でもあるから、家族愛をテーマに書きたいなと思いました。
―家族の関係性ってそれぞれの形があるから、「家族愛」って本当に十人十色だと思うんですけど……。
コレサワ:(大きく頷く)
―コレサワさんにとって家族愛や親子の愛って、どういうものなのでしょう?
コレサワ:自分の中では、家族はいつでも壊れるものやと思っていて。傲慢に当たり前やと思ってたら壊れちゃうんですよ。どれだけ血が繋がってたり、どれだけ一緒の家で生活していても、お互いがずっと一緒にいたいと思わないと家族って成り立たないと思ってます。だから<ずっとそばにいてもいい>という歌詞は絶対入れたいなと思ったんです。
―コレサワさんが描く愛っていつも、終わりがくることをちょっとだけ見据えてますよね。
コレサワ:高校のときによく一緒にいたメンバーが、みんな片親だったんですよ。中には、もう親と縁切りたいと思ってる子がいたりして。親と子でもこういうことは起こるんやということを学生の頃に感じていたから、家族が仲良いということは普通じゃないし、お互いが一緒にいたいって思うからこそ家族でいられるし、逆に血が繋がってなくても一緒にいたいって思えばそれはもう家族なんじゃないかなと思って。それが一番伝わったらいいなと思って作りました。
―家族でも恋人でもどんな繋がりでも、関係性に甘えるのではなくて、やっぱり持続させるには努力が必要っていう。
コレサワ:そうだなって思いますね。
自分以外の命が部屋にあるだけで、エネルギーが満ち溢れる。
―“Moon”は死別を彷彿とさせるような音楽になってますが、これはどういうことを描きたくて完成させた曲ですか?
コレサワ:去年6月に飼ってたうさぎのむぅちゃんが死んじゃって。自分で世話した動物を看取ったのが初めてで、こんなに悲しいんか、という状態になって。むぅちゃんが亡くなって初めて、「一人暮らしやったんや」って気づいたんですよ。自分以外の命が部屋にあるだけで、こんなにエネルギーが満ち溢れてたんやなって。
それで、むぅちゃんの曲は絶対に書きたいし、絶対にアルバムに入れたいと思ったときに、ちょうどむぅちゃんの大きいケージが置いてあったスペースがガラ空きになっちゃったから、その寂しすぎるスペースを埋めるために大きいピアノを買って置いたんです。なので“Moon”はピアノから作っていって、ピアノと歌のレコーディングも、ビートの打ち込みも、全部家で一人でやりました。このアルバムの中で唯一、別に誰に聴いてもらわなくてもいいからこの曲だけは絶対に入れたい、というものでしたね。一番残したいものだった気がするなあ。だからちょっとカラーは違うかなって。
コレサワ“Moon”を聴く(Apple Musicはこちら)
―“Moon”は、このアルバムを初めて再生したときから、キラリと輝いていてグッと刺さってくる曲でした。
コレサワ:私も、一番思い入れが強い曲ではあるし、自分でもよく聴いているお気に入りの曲です。コロナで世界は大変やったけど、ちょうどむぅちゃんの看病ができる時間があったのは自分にとってすごくよかったんですよね。ちょうど緊急事態宣言が出たときに容体が悪くなっていったから、ちゃんとずっとそばにいてあげられたんです。14歳でうさぎとしては長生きだったから心の準備はできてたし、ちゃんと命を使い切って旅立った感じはすごくしたからよかったなと思ってます。
「こんなに可愛くてかっこよくてイケイケな女子おったんや」という衝撃を受けた。
―むぅちゃんの存在を継ぐように現れたピアノが、今作のサウンドメイクにおいて大きな影響を及ぼしてますか?
コレサワ:ピアノを買って今までと作り方が変わったのは大きいと思いますね。“Moon”と“愛を着て”と“スーパーでデート”は、ピアノで作っていきました。あと、好んで聴く音楽が少し変わったから、自分のやりたい曲の好みもちょっと変わった気がするかなって、それはこのアルバムを作っているときに感じてました。今まであまりやってなかったリズムとかサウンドが心地よく感じたりしたので、最新のコレサワの好みが詰まってるなと思います。
―好きな音楽がどう変わったんですか?
コレサワ:去年コロナになり始めた頃にK-POPを聴くようになって、BLACKPINKにハマったんです。韓国語って新鮮で、語感がよくて、「韓国語、かっこいいな」と思ってめっちゃよく聴いてましたね。いつも歌詞にこだわって曲を作ってたけど、言葉がわからなくても曲の雰囲気とか言葉の乗せ方で伝わるんやというのが勉強になって、耳触りだけで言葉を選ぶのも心地いいんやなって知れましたね。単純に聴いててアガるんで、ずっとBLACKPINK聴いてました(笑)。
―韓国語って、発音にビート感があっていいですよね。
コレサワ:濁音の付く表現が多くて、かっこいいなって思うし、すごく面白いですよね。それまであまり韓国の文化に興味を持ってなかったんですけど、BLACKPINKから入って気になり出して映画も見始めたんです。
BLACKPINK“Kill This Love”を聴く(Apple Musicはこちら) / 関連記事:BLACKPINK『THE ALBUM』を紐解く。軽やかさと貫かれた力強さ
―いろんなK-POPアーティストがいる中で、BLACKPINKに惹かれたのはなぜ?
コレサワ:韓流好きな友達から「BLACKPINKがいいよ」というのはなんとなく聞いていたんですけど、時間があってK-POPのミュージックビデオばかりが流れるチャンネルを見たときにBLACKPINKが踊ってて、「え、めっちゃ歌上手い」と思ったんですよ(笑)。TWICEはやっぱり可愛いから、ちょっと自分の好みと違うというか、可愛すぎて入りづらかったけど、BLACKPINKを見たときに「こんなに可愛くてかっこよくてイケイケな女子おったんや」という衝撃があって。そこから曲を聴いて歌詞の和訳も読んだら、芯のある女の子の曲が多くて、そこにも共感して。でもとにかく歌が上手。本当にすごい。学ぶことがいっぱいありました。
―BLACKPINKが体現してる、かっこよくて可愛くて、強い気持ちを持ってるけど甘えたい気持ちもあるような女性像は、コレサワさんが体現してるものと通ずるところがありますよね。でも、このアルバムを聴いてリファレンスにBLACKPINKが挙がるとは思ってなかったです(笑)。
コレサワ:たしかに、そうですね(笑)。あと、テイラー・スウィフトはずっと好きで聴いてました。最近テイラーのアルバムの雰囲気がガラッと変わって、多分テイラーもピアノで曲を作ってると思うんですけど、ピアノで曲を作ると同じ人が作ってもこんなに雰囲気を変えられるんや、というのを知りましたね。
曲にちゃんと生活感があること。そこは変えたくないですね。
―ちなみに、れ子ちゃんの被り物をやめたのはなにか理由がありますか?
コレサワ:それは、アルバムのイメージが、あれを被った見た目ではなくて。もう少しアナログチックというか、コンセプト的にしっとりした感じにしたかったから、アルバムのテーマに合わへんなと思って、『純愛クローゼット』の期間は被らずにやってみたいなって思いました。
―今日、コレサワさんが今作で見せている変化に関して色々とお伺いしましたが、「今までの延長線上で、出すところがちょっと変わった」だけという言葉があったように、変わってないもの、ブレてないものも確実に太くあって。
コレサワ:変わらんところと変わるところがあるのが理想だから、変わりすぎてたら言ってほしいです。やっぱり、自分ではわかんないなって思うから。
―自分で「これだけはブレたくない」と思ってる「コレサワにとっての芯」みたいなものって、どういう部分ですか?
コレサワ:それは、曲にちゃんと生活感があるということだと思っています。一番の理想は、おばあちゃんになるまで自分が普通に生きて、その中から曲が生まれて、それを歌っていくこと。生活感がある曲は自分のチャームポイントかなと思います。そこはあんまり変えたくないですね。
―生活を歌にするために、生活の過ごし方において心がけてることはありますか?
コレサワ:それはもう、普通に過ごすこと。特別なことはせず。みんながしてることと変わらないことをしていく。そのために顔を隠してるというのもあるので。それが一番かな。
―スーパーマーケットも行くし。
コレサワ:そう、スーパーも行くし、コンビニで買ったお菓子をすぐ食べたりもするし(笑)。そういうことをしていたいなって。
―スクープはされないけれども。
コレサワ:スクープはされないけども(笑)、そっとしといてもらえるし。どんな場所でも手を繋いで好きな人と歩けるし。それが自分にとっては大事かなって思います。
コレサワ『純愛クローゼット』には、“スーパーでデート”“この恋はスクープされない”といった曲も収録されている(Apple Musicはこちら)
―そうやって自分の生活を歌うことに恥ずかしさはないですか? 自分の日記をみんなに見せているようなことでもありますよね。
コレサワ:歌にすると、「これ別に私が思ってることじゃないですよ、歌ですよ」って言えるじゃないですか。なにを歌っても「これは本当のことです」って言わない限りは、全部フィクションで聴いてもらえるから。それが楽しいですね。それが音楽のいいところかなって思います。逆にTwitterとかでなにかをつぶやくほうがいつも恥ずかしくて、歌は全然恥ずかしくないんですよね。「私のことじゃないですよ~!」って思いながら歌ってる(笑)。それで聴いてくれる人の反応を見るのが楽しいなと思います。
―CINRA.NETでは6年前からコレサワさんを取材させてもらっていて、当時は「新星」なんて言ってましたが(関連記事:最強ポジティブ思考で運と才能を開花させた、新星SSW・コレサワ)、最近はコレサワに影響を受けて音楽をやってる子たちがたくさん出てきていますよね。その自覚はありますか?
コレサワ:自覚はなくて。みんなに言ってんちゃうかなって思っちゃう(笑)。
―いや、そんなことないでしょう。たとえばりりあ。さんとか、コレサワさんがきっかけでギターを始めたと公言してますし、顔を隠して弾き語りをしている子たちに確実に大きな影響を与えていると思います。
コレサワ:それは嬉しいですね。自分が高校生の頃とかデビューした頃より、顔隠してやるアーティストがすごく増えてるイメージはあります。そもそもインディーズとかメジャーとか関係なく、アーティストの数がすごく増えてますよね。みんなが気軽に自分の音楽を発信できるって、羨ましいなと思いますね。自分がみんなの制作するきっかけになっているのなら嬉しいです。ずっとそうやって言ってもらえるように攻めていきたいなという気持ちもあります。頑張ろうって思いますね。
- リリース情報
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- コレサワ
『純愛クローゼット』初回限定盤(CD+DVD) -
2021年3月10日(水)発売
価格:4,620円(税込)
KICS-93973[CD]
1. あたしが死んでも
2. バスタイム
3. 愛を着て
4. 右耳のピアス
5. この恋はスクープされない
6. Drama
7. スーパーでデート
8. ミッドナイトをかけぬけて
9. Moon
10. いただきます
11. 憂鬱も愛して
12. オシロスコープ[DVD]
・「いただきます」MUSIC VIDEO
・「最後の彼女になりたかった」MUSIC VIDEO
・「Day by Day」MUSIC VIDEO
・「憂鬱も愛して」MUSIC VIDEO
・「あたしが死んでも」MUSIC VIDEO
・「愛を着て」MUSIC VIDEO
・『2020年12月5日 コレサワ ONE MAN LIVE 2020 冬に会えたら』より
「最後の彼女になりたかった」(LIVE)
「バカでしょ」(LIVE)
- コレサワ
『純愛クローゼット』通常盤(CD) -
2021年3月10日(水)発売
価格:3,300円(税込)
KICS-39731. あたしが死んでも
2. バスタイム
3. 愛を着て
4. 右耳のピアス
5. この恋はスクープされない
6. Drama
7. スーパーでデート
8. ミッドナイトをかけぬけて
9. Moon
10. いただきます
11. 憂鬱も愛して
12. オシロスコープ
- コレサワ
- イベント情報
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- 『コレサワ LIVE TOUR 2021 愛を着て、会いに来て。』
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2021年4月10日(土)
会場:大阪府 JACK LION2021年4月11日(日)
会場:石川県 vanvanV42021年4月24日(土)
会場:熊本県 熊本B.9 V22021年4月25日(日)
会場:宮崎県 SR BOX2021年5月8日(土)
会場:兵庫県 チキンジョージ2021年5月9日(日)
会場:京都府 KYOTO MUSE2021年5月29日(土)
会場:静岡県 HAMAMATSU FORCE2021年5月30日(日)
会場:香川県 DIME2021年6月5日(土)
会場:福岡県 DRUM Be-12021年6月6日(日)
会場:長崎県 DRUM Be-72021年6月12日(土)
会場:長野県 ALECX2021年6月13日(日)
会場:新潟県 ジョイアミーア2021年6月20日(日)
会場:北海道 cube garden2021年6月26日(土)
会場:岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM2021年6月27日(日)
会場:広島県 広島セカンド・クラッチ2021年7月3日(土)
会場:宮城県 darwin2021年7月4日(日)
会場:福島県 郡山HIP SHOT JAPAN2021年7月10日(土)
会場:愛知県 ElectricLadyLand2021年7月11日(日)
会場:大阪府 BIGCAT2021年7月23日(金・祝)
会場:東京都 中野サンプラザホール
- プロフィール
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- コレサワ
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大阪府摂津市出身のシンガーソングライター。2017年8月、1stアルバム『コレカラー』でメジャーデビュー。中毒性のある声、ポップなメロディー、日常の風景を独自の視点で切り取った歌詞が話題に。メディアには顔だしはせず、素顔が見れるのはライブのみで、「れ子ちゃん」と言われるクマのキャラクターがビジュアルを担当する。2021年3月10日に3rdアルバム『純愛クローゼット』をリリースし、4月からライブツアー『コレサワ LIVE TOUR 2021 愛を着て、会いに来て。』を開催予定。
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