椎木知仁×古舘佑太郎 悔しさと敬意が入り混じる2人の過去の話

6月8日~10日に開催される、東京・渋谷から発信するスペースシャワ―TV主催の音楽とカルチャーの祭典『TOKYO MUSIC ODYSSEY』。このイベントは、ライブ、ワークショップ、トークイベントなど多様なコンテンツを通して、「都市と音楽の未来」を描くことを目的とした都市型フェスティバルです。

そんな『TOKYO MUSIC ODYSSEY』の数あるコンテンツのひとつが、『SHIBUYA STREET PROJECT』。シーンを賑わすミュージシャンと渋谷散歩ロケを敢行し、様々なアーティストの渋谷おすすめスポットを掲載した独自のガイドマップを作成するという企画です。CINRA.NETはそのロケに同行、密着取材を実施しました。

第1回に登場したのは、椎木知仁さん(My Hair is Bad)と古舘佑太郎さん(2)。椎木さんは1992年生まれ、古舘さんは1991年生まれと、同世代のバンドマンである2人。影響を与えあってきたという彼らが街を散歩しながら交わす会話は、お互いの関係性からはじまり、渋谷について、歌詞について、そしてバンドについて……と、とてもディープな内容へと発展していきました。深く深く潜っていくようなバンドマンたちの渋谷散歩、どうぞ楽しんでください。

互いの背中を追いかける同世代のバンドマンが、思い入れの地・渋谷を歩く

今回、渋谷でゆかりの地を回ってくれたのは、ロックバンド「My Hair is Bad」のフロントマン・椎木知仁さんと、ロックバンド「2」のフロントマンで、俳優としても活動する古舘佑太郎さん。そんな彼らが初めて共演したのが、渋谷のライブハウスだったそうです。まずは、2人の関係性から話してもらいました。

左から:椎木知仁(My Hair is Bad)、古舘佑太郎(2) / ロケの模様は『TOKYO MUSIC ODYSSEY』のInstagramでも配信
左から:椎木知仁(My Hair is Bad)、古舘佑太郎(2) / ロケの模様は『TOKYO MUSIC ODYSSEY』のInstagramでも配信(Instagramを開く

古舘:出会い方は不思議だよね。同い歳なんだけど、バンドとしては俺のほうがCDを出したりするのは早かったじゃん。でも、ちょうどMy Hair is Bad(以下、マイヘア)がCDを出しはじめた頃に、俺は前のバンド(The SALOVERS)を活動休止してるんだよね。だから、入れ違いというか。

椎木:そうだよね。俺、渋谷のタワーレコードで初めて買ったCDがフルくん(古舘)のバンドのCDで。同い歳の人がやっているバンドっていう話は地元の上越まで届いていて、それで、東京に出てきたときに初めて買ったんだけど、半端じゃないくらい悔しかったのを覚えてる。こんなに差があるのかと思って。

フルくんのバンドが渋谷CLUB QUATTROでやったワンマンライブがDVDになってるじゃない? 俺、地元で居酒屋のバイトが終わったあと、午前3時に缶ビール飲みながらそれを見て、悔しくなってブログに愚痴を書いてた(笑)。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

古舘:ははは(笑)。でも、そのときのパワーが今につながっているわけでしょ? 恐ろしいよなぁ。

椎木:うん、マイヘアが初めて渋谷QUATTROでワンマンやったとき、「よかった!」ってすげぇ思った。ホッとしたなぁ(笑)。

古舘:俺は前のバンドを休止して、「出し切った。もうバンドはやめよう」って思っていたところで椎木くんと初めて会って。俺たちのことを好きだったって言ってくれている椎木くんが、めっちゃかっこいい音楽を鳴らしながらドンドン上にいく様を見て、すごく影響されたんだよね。

普通、前を向いているときに人は誰かに背中を押されると思うんだけど、俺にとっての椎木くんは、焼け野原になったあとに登場した人だった。椎木くんの存在は、今、自分がもう一度バンドをはじめたことにもつながっている気がするんだよね。今、俺は椎木くんの背中を追いかけている立場だから。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

古舘佑太郎と椎木知仁。すれ違い続けた2人のストーリー

古舘さんが、以前組んでいたバンド「The SALOVERS」のメンバーとして注目を浴びはじめたのは、2010年頃。2009年に開催された10代限定のフェス『閃光ライオット2009』で審査員特別賞を受賞し、翌年にデビュー。当時、10代の新たな才能として、音楽ファンの間で大きな話題となりました。

The SALOVERS『C'mon Dresden.』(2010年)収録曲

一方、椎木さん率いるMy Hair is Badは、活動をはじめた時期こそ同じでしたが、すぐに世間から注目を集めたわけではありませんでした。デビュー以降の数年間は、地元である新潟県上越市を拠点に、全国各地のライブハウスを回りながら膨大な数のライブを行う日々。当時を振り返って、椎木さんは「ちくしょう! って思って……足りなくて仕方がなかったんだよなぁ」と語ります。

My Hair is Bad『一目惚れ e.p.』(2015年)収録曲

しかし、シングル『一目惚れ e.p.』をリリースした2015年頃から、My Hair is Badの人気は急速に拡大。2016年にはメジャーデビュー、2018年3月には日本武道館公演2デイズも成功させます。一方、The SALOVERSは2015年に無期限活動休止を発表、古舘さんはソロ名義での作品リリースや俳優活動を本格化。

椎木さんと古舘さんの活動は、まさに「入れ違い」という言葉がしっくりきます。しかしながら、古舘さんは去年、新たなバンド「2」を結成。古舘さんは、「ずっとすれ違っていたお互いのストーリーが、今、ちょっとずつ噛み合ってきている気がする」と語ってくれました。

 

「お笑いは、音楽を忘れたいときに必要なものなんです」(椎木)

ここからは2人で渋谷を散策。お互いが選んだ、渋谷ゆかりの地を回っていきます。最初にやってきたのは、椎木さんが選んだ「ヨシモト∞ホール」。渋谷センター街のそばにある、吉本興業が運営するお笑い専門の劇場です。

ヨシモト∞ホール前にて
ヨシモト∞ホール前にて(サイトを見る

ここでは、普段からお笑い芸人によるライブやテレビ番組の収録などが行われています。新宿の「ルミネtheよしもと」のように、お笑い専門の劇場は他にもありますが、「ヨシモト∞ホール」の特徴はレギュラーで出演する芸人たちの若さ。ここでは、芸歴10年以下の若手芸人たちが、毎日ライブを開催しています。椎木さんにとってここは、どのような場所なのでしょう?

椎木:お笑いは、音楽を忘れたいときに必要なものなんですよね。安らげる場所というか……なにも考えたくないときにお笑いを見ます。なので、ここに来ると、ずっと黙ってます(笑)。特に「ヨシモト∞ホール」は、お客さんがあまりいないときもあるし、自分が昔出ていたライブハウスに、どこか雰囲気が近くて。

左から:古舘佑太郎、椎木知仁

椎木:こういうところで自分の表現を模索している人たちを見て、そして笑わせてもらうことで、自分も頑張ろうって思えるんです。フルくんには、スイッチをオフにしてくれるものってある?

古舘:俺にとってはプールがそう。区民プールに行って、休まず死ぬほどクロールする(笑)。それで、我を忘れるっていう。俺の場合は、お笑いの舞台とか、映画館やライブハウスでもそうだけど、誰かがなにかを表現している場所に来ると、必ず「なにかを持ち帰らなきゃ」って考えちゃうんだよね。そういう自分の感覚に疲れちゃう。

左から:古舘佑太郎、椎木知仁

古舘:音楽から離れて無心になりたいときに映画館とかに行くと、その映画を研究しながら観ている自分に気づいて、余計疲れちゃって(笑)。だから、俺は無心になりたいときには、体を動かす方向に向かうんだよね。

椎木:なるほどなぁ。俺はそこまで敏感じゃないかも(笑)。俺はフルくんみたいに「なにかを持って帰らなきゃ」とは思わないし、ただ、「笑わせてほしい」っていう感覚だから。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

この日は、特別に舞台の上にも立たせてもらった2人。舞台から客席を見渡しながら、「すげぇ、ステージも高いし、ここからだったら、お客さんの顔が全部見えるよね? これで全員が笑ったら、とんでもなく気持ちいいだろうな」と話す椎木さん。ちなみに、もしも2人が、お笑いコンビをやるとしたら?

古舘佑太郎

椎木知仁

古舘:俺は、みんなからはボケ扱いをされるんだけど(笑)、本当はツッコミをやりたいんだよね。ネタも書きたい。

椎木:この2人だったら、俺は必然的にボケだろうね。コンビ名は、お互い1990年代生まれなんで、「ナインティーズ」で(笑)。

左から:古舘佑太郎、椎木知仁

左から:古舘佑太郎、椎木知仁

微妙に、某人気お笑いコンビの名前とカブっている気もしますが……ともかく、「ナインティーズ」の2人、次は古舘さんの選んだ場所に移動です。

「俺にとっての渋谷は、小さい頃から友達と遊ぶ場所っていう感じ」(古舘)

移動しながら、2人のなかにある渋谷のイメージを話してもらいました。長く新潟を拠点に活動してきた椎木さんと、東京生まれ東京育ちの古舘さん。やっぱり、お互いにとっての渋谷に対するイメージは全く違うようです。

椎木:一応、小学校6年生まで東京にいたんだけど、当時住んでいたのは赤羽のほうだったから、渋谷に来ることもなかったんだよね。たぶん、渋谷は18歳の頃にライブで来たのが最初。だから俺にとって渋谷は、いまだに遊園地的な感覚というか(笑)、修学旅行で来るような場所なんだよね。まだまだ全部が新鮮で。だから「ハチ公前」って言われても、どこを「ハチ公前」と呼ぶのかわからないぐらい(笑)。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

<渋谷駅前は今日もうるさい>と歌われるMy Hair is Badの楽曲。メジャーデビューシングル『時代をあつめて』(2016年)収録

古舘:逆に俺にとっての渋谷は、小さい頃から友達と遊ぶ場所っていう感じで。小学校の頃、プロレスがすごく好きだったんだけど、渋谷にアメリカンプロレスのお店があったんだよね。だから休みの日になればそこに集合して、買えないんだけど、ずっと商品を漁ってた(笑)。渋谷は、学生の頃に一番遊びに来た街かもしれない。通っていた塾も渋谷にあったし。

椎木:マジか! シティボーイだなぁ。俺、学生の頃は無限に野球してたわ(笑)。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

かつて「はっぴいえんど」らがたむろしたロック喫茶で、2人は歌詞談義をはじめる

ここで、古舘さんが選んだ渋谷ゆかりの場所「B.Y.G」に到着です。「B.Y.G」は、1969年に設立された老舗ロック喫茶。ライブスペースとカフェバーが一緒になったこのお店には、かつては「はっぴいえんど」や「はちみつぱい」「頭脳警察」など、数多の伝説的なバンドが出演していました。

「B.Y.G」前にて
「B.Y.G」前にて(サイトで見る

左から:古舘佑太郎、椎木知仁

1973年に一旦ライブ公演が中止されましたが、1999年に復活。現在も様々なアーティストが「B.Y.G」のステージに立っています。伝統あるロック喫茶らしく、店内にはたくさんのレコードやポスターが飾られていました。

古舘:ここって、昔はっぴいえんどとかがライブやっていた場所で。

椎木:へぇ~!

古舘:20歳になりたての頃に、バンド関係の人に飲みに連れて来てもらったんだよね。それ以来、ここはよくメンバーとかバンド友達と飲んだりする場所。22歳か23歳のときには、ここで誕生日会を開いてもらって。このお店はピザがすげぇ美味くて、1日で5皿くらい食った思い出がある(笑)。

椎木:今の健康志向のフルくんからは想像つかねぇわ(笑)。

椎木知仁

古舘佑太郎

飲み物を飲みつつ、くつろぎながら談笑する古舘さんと椎木さん。話はお互いの歌詞の書き方の違い、そして表現そのものの違いへと及びました。

古舘:歌詞ってどこで書いているの?

椎木:俺、家だと書けないから喫茶店とか行っちゃう。

古舘:俺も。あと、できれば2階がいいんだよね。地下だと絶対に書けない。地下にいると、気持ちが沈んで暗い歌詞になっちゃいそうで。2階で窓開けながら書いていると、完成しなくても落ち込まないし。そういうのない?

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

椎木:俺は、別に地下でもいいけど(笑)。でも、できればソファがいいかなぁ。

古舘:こだわりは椅子のほうか(笑)。……俺、椎木くんの曲を聴いていいなと思った一番のきっかけは歌詞なんだよね。椎木くんって、表現の仕方が上手いし、言葉遣いも面白いし、聴いている人が一言一句聴き逃したくなくなるような歌詞を書いていると思う。でも、その上で、そこには椎木くんのそのままの心が素直に書かれていて。それが本当にすごいなぁと思ったんだよね。

My Hair is Bad『mothers』(2017年)収録曲

古舘:俺の場合、特に10代の頃は、「表現」に逃げている部分がすごく多かったと思う。自分の本音を伝えることよりも、わざと抽象的な言葉を入れて、素直な気持ちを濁したりすることが多くて。でも、大人になるに従って、それがすごく嫌になってきて。そういうことを考えていたときに、椎木くんの曲に出会ったんだよね。

椎木:……(黙って熱心に聞く)。

椎木知仁

「俺はむしろ、フルくんのほうがストレートなイメージ」。(椎木)

約50年前に設立されて以来、ここ「B.Y.G」では日々表現者たちが、2人と同じように熱心に語り合っていたことでしょう。古舘さんと椎木さんの歌詞談義はまだまだ続きます。

古舘:椎木くんの詞は、本当にストレートだなって思った。ストレートを投げることって、実は一番難しいことなんだよ。でも、椎木くんはそれができているし、そこに嘘がなかった。本当に、極上の刺身のような感じ。

My Hair is Bad『woman's』(2016年)収録曲

古舘:それに影響を受けて、俺はこれまで自分が表現に逃げていた部分を変えたいなって思うようになって。もっともっと自分の心にあるものを、他のなにかに例えたりせずに形にしたいと思ったんだよね。

椎木:……「表現に逃げる」って、すごい言葉だと思う。俺からしたら、フルくんは表現に「逃げている」んじゃなくて、表現が「できている」っていうことだから。それは、俺にできないことなんだよね。

それに俺は、高校生の頃から「こんな音楽を作る同世代がいるんだ!」っていう感覚でフルくんを見てきて。ソロになっても、新しく「2」をはじめても、一貫して、フルくんは自分のやりたいことをそのままやっているなって感じる。俺はむしろ、フルくんのほうがストレートなイメージなんだよね。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

2『GO 2 THE NEW WORLD』(2018年)収録曲

椎木:フルくんには、俺にはない自由さや身軽さを感じるというか。俺は、着込んじゃうから。でも、フルくんにはTシャツ1枚でやっているような、俺みたいに荷物をたくさん持たないで音楽をやれている感じがする。そういうところで、やっぱり自分よりも常に一歩先を行っているなって感じるんだよね。

古舘:俺たち、お互いに対する認識が逆だよね。お互いがお互いに対して、「自分にないなぁ」って思っている。

椎木:うん。俺、フルくんの曲ですごく好きな曲があって。“雨降りのベイサイド”なんだけど。前に、渋谷で一緒に飲みながら「こんな歌詞が書けたらいいのに」ってフルくんに言ったら、フルくんは「こんな歌詞だったら俺はいくらでも書ける」って言っていて。「マジかよ!」って思った(笑)。

“雨降りのベイサイド”を収録したThe SALOVERS『珍文完聞-Chin Bung Kan Bung-』(2012年)を聴く(Spotifyを開く

古舘:俺からしたら、あの曲は一番「表現に逃げている」タイプの曲で。ああいう曲は、2度と書けないし、書きたくないっていう気持ちがあるんだよね。それよりも、もっと自分なりのストレートを投げてみたいって、今は思うんだよなぁ。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

2『VIRGIN』(2017年)収録曲

「バンドって、儚すぎるくらい儚いと思う」(古舘)

「B.Y.G」のカフェフロアの壁には、来店したミュージシャンたちのサインが所狭しと書き込まれています。そのなかには、「はちみつぱい」のような伝説的バンドの名前もあれば、「The Strokes」や「Kasabian」という海外の大物バンドの名前もあり、さらに、古舘さんと椎木さんにとっても馴染み深いであろう「andymori」の名前も。

 

現役のバンド、もういないバンド、たくさんのバンドたちの名前に囲まれて、古舘さんと椎木さんは、どんなことを思うのでしょうか。

古舘:バンドって、ずっと続いているほうが珍しいよね。こうやって壁を見ても、「あぁ、このバンドやめちゃったな」って思ったりする。バンドを組むときって、絶対に熱い気持ちや「なにかを吐き出したい」っていう想いがあると思うんだけど、それは時間とともに薄れていったり、いつしか人間関係が壊れたりしてしまう。

だから、こうやって刻まれている名前を見ると、「あぁ、やっていたんだな」って、ちょっとノスタルジックな気持ちになるんだよね。……本当に、バンドっていなくなっちゃうから。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

椎木:儚いよね。その儚さは、フルくんが一番知っていると思う。

古舘:うん……バンドって、儚すぎるくらい儚いと思う。だからこそ、今、自分がやれていることに感謝しないとなって思うし、全力でやらなきゃなって思う。

椎木:そうだよね。そういう儚さを知っているからこそ、このお店みたいに、長く続いていくもののすごさもわかったりするから。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

今回、椎木さんと古舘さんが散策した渋谷駅周辺は、今、100年に一度といわれる大規模再開発が進んでいます。変化とは、ときに、ひとりの人の力ではどうしようもないくらい大きな力をもって、目の前に現れます。

しかし、そんな変化のなかで、失われていくものの存在を、生まれてくるものの存在を、そして、形が変わっても変わらないものの存在を感じようとすること。そこで自分がなにを思うのか、なにを悲しみ、なにを喜ぶのかを、自分自身に問いかけてみること。それは、自分の心の在り処を知る、ひとつのきっかけになるのかもしれません。

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

左から:古舘佑太郎、椎木知仁

左から:椎木知仁、古舘佑太郎

プロジェクト情報
『SHIBUYA STREET PROJECT』

渋谷のストリートスナップ、日々変わっていく渋谷の風景をキャプチャーしながら、東京ローカルの遊び場や東京で活躍するアーティスト、クリエイターが旬な渋谷の音楽&カルチャー情報を発信。スクランブル交差点だけじゃない、観光ガイドには載らない渋谷の面白ポイントをチェック!

イベント情報
『TOKYO MUSIC ODYSSEY 2018』

『TOKYO MUSIC ODYSSEY』とは、「都市と音楽の未来」をテーマに、スペースシャワ―TVが6/8(金)~10(日)に東京、渋谷から発信する音楽とカルチャーの祭典。Shibuya WWW/X/βやGALLERY X BY PARCOを拠点に時代を創るアーティスト、クリエイターと、この街に集まる多種多様な人々が出会い、共に未来を描く、都市型フェスティバルです。

プロフィール
My Hair is Bad
My Hair is Bad (まい へあー いず ばっど)

新潟県上越市出身・在住のロックバンド。メンバーは椎木知仁(Gt,Vo)、山本大樹(Ba,Cho)、山田淳(Dr)の3名。地元・新潟のライヴハウスを中心に活動を重ね、2013年2月にミニアルバム『昨日になりたくて』でデビュー。若者の日常を綴った赤裸々な歌詞を乗せたギターロックサウンドが高く評価される。2014年には1stフルアルバム『narimi』とともに着実にキャリアを重ねる。2016年の3rdシングル「時代をあつめて」でメジャーへ進出。同年10月、メジャー1stアルバム『woman's』を発表。2017年11月に3rdアルバム『mothers』をリリース。2018年3月、日本武道館公演を2デイズ開催。

2 (つー)

古舘佑太郎(Vo,Gt)、加藤綾太(Gt)、赤坂真之介(Ba)、yucco(Dr)の4人からなるロックバンド。2017年、古舘(ex.The SALOVERS)と加藤を中心に結成。同年10月に1stアルバム『VIRGIN』を発表。直後に全5か所のリリースツアーを開催。2018年2月には東京、大阪で初のワンマンライヴ『GO 2 THE NEW WORLD』を行ない、盛況に終える。2018年4月に2ndアルバム『GO 2 THE NEW WORLD』をリリース。



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