世界が大きく揺れた2016年。イギリスのEU離脱問題や、ドナルド・トランプが勝利したアメリカ大統領選挙、世界中でテロが相次ぎ、日本では甚大な被害を及ぼした熊本地震が4月に発生。芸能界はSMAP解散騒動、不倫騒動の報道が熱を帯びました。スポーツ界ではリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、閉会式における「トーキョーショー」の先鋭性は国内外で評判になりました。
その陰で、数多くのアーティストや著名人がこの世を去りました。デヴィッド・ボウイ、Prince、ザハ・ハディド、アッバス・キアロスタミ、冨田勲、レナード・コーエン、ジョージ・マイケル……。1年を振り返るこの時期にCINRA.NETでは、2016年に亡くなったアーティストや著名人の中から、後世に大きな影響を与え、カルチャーの発展に貢献した50人を紹介します。願わくはこの記事が、故人の偉大な功績を知り、その足跡に思いを馳せる一助になれば、さいわいです。
ピエール・ブーレーズ(作曲家・指揮者、90歳)
1925年、フランス生まれ。セリー音楽の第一人者。フランス国立音響音楽研究所「IRCAM」創立者で、初代所長も務めるなど、フランスの現代音楽を牽引しました。1月5日逝去。
アンドレ・クレージュ(ファッションデザイナー、92歳)
1923年、フランス生まれ。空軍パイロットを経たのち、ファッションデザイナーとして活動を開始。1965年に発表したミニスカートは、ツイッギーが着用して世界的ブームとなりました。1月7日逝去。
デヴィッド・ボウイ(ミュージシャン・俳優、69歳)
デヴィッド・ボウイ 撮影:鋤田正義
1947年、イギリス生まれ。「ジギー・スターダスト」「シン・ホワイト・デューク」といったキャラクターを演じながら、多ジャンルにわたる音楽活動を展開。俳優としても『戦場のメリークリスマス』『地球に落ちてきた男』などに出演しました。2003年から約10年間にわたり、表立った活動を行なっていませんでしたが、2013年から復帰。今年の誕生日には新作『★(Blackstar)』を発表し、その2日後となる1月10日に逝去しました。死因は肝臓がん。18か月にわたる闘病生活を送っていました。
アラン・リックマン(俳優、69歳)
アラン・リックマン By Marie-Lan Nguyen ([1]) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
1946年、イギリス生まれ。1988年に『ダイ・ハード』でデビューし、ティム・バートン制作による作品に多数出演。『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生役でも知られていました。1月14日逝去。
ジャック・リヴェット(映画監督・批評家、87歳)
1928年、フランス生まれ。『カイエ・デュ・シネマ』元編集長。映画監督としては、上映時間約13時間の『アウト・ワン』や、オノレ・ド・バルザックの短編小説をもとにした『美しき諍い女』などを手掛けました。1月29日逝去。
モーリス・ホワイト(Earth, Wind & Fire / ミュージシャン・音楽プロデューサー、74歳)
モーリス・ホワイト By Chris Hakkens [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
1941年、アメリカ生まれ。Earth, Wind & Fireのリーダーで、楽曲“September”の作曲者の1人。1997年にパーキンソン病の診断を受け、ステージから退きながらも、プロデューサーとして活動していました。2月3日逝去。
津島佑子(小説家、68歳)
1947年、東京出身。1996年から97年にかけて『火の山―山猿記』を発表。同作は『谷崎潤一郎賞』『野間文芸賞』を受賞し、NHK連続テレビ小説『純情きらり』の原作になりました。作家・太宰治の次女としても知られました。2月18日逝去。
ウンベルト・エーコ(哲学者・小説家、84歳)
1932年生まれ、イタリア出身。記号学や宗教論などの要素を盛り込んだ小説『薔薇の名前』が世界的なベストセラーに。2010年に刊行された、ジャン=クロード・カリエールとの共著『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』も話題を呼びました。2月19日逝去。
ジョージ・マーティン(音楽プロデューサー、90歳)
ジョージ・マーティンとThe Beatles By Capitol Records (eBay item photo front photo back) [Public domain], via Wikimedia Commons
1926年、イギリス生まれ。The Beatlesの作品を多数プロデュースしたことから、「5人目のビートルズ」とも呼ばれました。エルトン・ジョン、セリーヌ・ディオン、ジェフ・ベック、The Mahavishnu Orchestra、YOSHIKI(X JAPAN)といったアーティストのプロデュースも。3月8日逝去。
キース・エマーソン(Emerson, Lake & Palmer / ミュージシャン、71歳)
1944年、イギリス出身。開発されて間もないモーグ・シンセサイザーを演奏に取り入れました。Emerson, Lake & Palmerなどのバンドで活動したほか、映画音楽も手掛けていました。3月10日逝去。
ファイフ・ドーグ(A Tribe Called Quest / ラッパー、45歳)
ファイフ・ドーグBy MikaV (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
1970年、アメリカ出身。高校の同級生たちとA Tribe Called Questを結成。20歳で糖尿病と診断され、2008年には腎臓移植手術を受けていました。今年11月11日には、A Tribe Called Questのラストアルバム『We Got It from Here... Thank You 4 Your Service』がリリースされました。3月22日逝去。
ザハ・ハディド(建築家、65歳)
ザハ・ハディド photo by Brigitte Lacombe
1950年生まれ、イラク出身。レム・コールハース主宰のOMAを経て、イギリス・ロンドンに事務所を設立。独立後10年以上にわたってプロジェクトが実現されなかったことから、「アンビルトの女王」と呼ばれました。2004年に女性として初めて『プリツカー賞』を受賞。2020年の東京オリンピックで使用される、新国立競技場の旧計画でデザインを担当しました。3月31日、心臓発作のため逝去。
吉野朔実(漫画家、57歳)
1959年生まれ、大阪出身。1980年に『ウツよりソウがよろしいの!』でデビュー。男として育った文学少女が主人公の『少年は荒野をめざす』、愛し合う双子の兄妹を描いた『ジュリエットの卵』などを発表しました。4月20日逝去。
Prince(ミュージシャン、57歳)
1958年、アメリカ生まれ。19歳でワーナー・ブラザーズと契約。ほぼ全ての作曲・プロデュースを、一貫して自ら手掛けました。自身の名前を捨てた改名騒動や、小売店と独占販売契約を結んでのアルバム流通など、音楽シーンの内外で注目を集める存在でした。4月21日逝去。
冨田勲(作曲家、84歳)
1923年生まれ、東京出身。シンセサイザーを用いた音楽を多数制作しました。1971年に日本で初めてモーグ・シンセサイザーを個人輸入し、手塚治虫のテレビアニメのための音楽や、ドラマ、映画などの音楽を担当しました。近年は、初音ミクを起用した『イーハトーヴ交響曲』を発表するなど、晩年まで挑戦的な活動を続けました。5月5日逝去。
蜷川幸雄(演出家、80歳)
1935年生まれ、埼玉出身。国内外の現代劇、近松門左衛門、シェイクスピア、ギリシャ悲劇など多彩な作品を演出しました。海外公演も積極的に行ない、「世界のニナガワ」と称されました。写真家で著名な蜷川実花は実娘。2001年に紫綬褒章、2004年に文化功労者、2010年に文化勲章を受章。5月12日逝去。
ピーター・シェーファー(劇作家、90歳)
1926年生まれ、イギリス出身。代表作は1981年の『トニー賞』受賞作『アマデウス』や、暗闇の中で展開される喜劇『ブラック・コメディ』。2001年にはナイトの称号を授与されました。6月6日逝去。
森岡賢(minus(-)、ex.SOFT BALLET / ミュージシャン、49歳)
1967年生まれ、東京出身。1986年にSOFT BALLETを結成し、解散期間を挟みながら2003年まで活動。2014年に藤井麻輝(ex.SOFT BALLET)と共にminus(-)を結成しました。12月28日には森岡が遺した新曲を含むminus(-)のアルバム『O』と、ライブ映像作品『V』がリリースされました。6月7日逝去。
松本雄吉(演出家・劇作家、69歳)
1946年生まれ、熊本出身。1970年に劇団「維新派」を結成し、野外をステージにした舞台を上演しました。セリフのほとんど単語に解体し、5拍子や7拍子のリズムに乗せて大阪弁で語る、「ヂャンヂャン☆オペラ」と呼ばれる表現スタイルを確立。2011年には紫綬褒章受章しました。6月18日逝去。
アントン・イェルチン(俳優、27歳)
アントン・イェルチン By Philippe Berdalle (Anton Yelchin) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
1989年生まれ、ソビエト連邦出身。生後まもなく難民としてアメリカに移住し、9歳で俳優活動を開始。2001年に映画『アトランティスのこころ』でアンソニー・ホプキンスと共演し、2009年に『スター・トレック』でチェコフ役、『ターミネーター4』でカイル・リース役を演じました。6月19日、交通事故により急逝。
ビル・カニンガム(写真家、87歳)
1929年生まれ、アメリカ出身。50年以上にわたってニューヨークのストリートスナップを撮影。『ニューヨーク・タイムズ』では、ファションに関するコラムを長年にわたって担当しました。6月25日逝去。
エリ・ヴィーゼル(作家、87歳)
1928年生まれ、ルーマニア出身。ユダヤ人としてアウシュヴィッツ収容所に送られた経験をもとに、小説『夜』など多数の著作を発表しました。1986年に『ノーベル平和賞』を受賞。7月2日逝去。
マイケル・チミノ(映画監督、77歳)
1939年、アメリカ生まれ。ベトナム戦争を題材にした『ディア・ハンター』、約4千4百万ドルの経費をかけてロシア系移民の悲劇を描いた『天国の門』などを監督しました。7月2日逝去。
アッバス・キアロスタミ(映画監督、76歳)
アッバス・キアロスタミBy Pedro J Pacheco (Own work) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
1940年生まれ、イラン出身。政府の検閲や革命の中で制作を続け、『カンヌ国際映画祭』パルムドール受賞作『桜桃の味』などを発表。イラン映画ブームの先駆けとなりました。遺作となった『ライク・サムワン・イン・ラブ』は日本で撮影され、加瀬亮、高梨臨らが出演しました。7月4日逝去。
永六輔(タレント・放送作家、83歳)
1933年生まれ、東京出身。1万回以上の放送回数を数えたラジオ番組『永六輔の誰かとどこかで』をはじめ、テレビやラジオなどに多数出演しました。作詞家としても坂本九“上を向いて歩こう”を手掛けました。7月7日逝去。
大橋巨泉(タレント、82歳)
1934年生まれ、東京出身。テレビ番組『11PM』『クイズダービー』『ギミア・ぶれいく』などで司会を務めました。競馬評論家としても活動したほか、2001年には政界にも進出しました。7月12日逝去。
アラン・ヴェガ(Suicide / ミュージシャン、78歳)
Suicide(右がアラン・ヴェガ)By Canada Jack Jeremy Gilbert (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Common
1938年生まれ、アメリカ出身。1971年にマーティン・レヴと共にパンクデュオ・Suicideを結成し、1977年にデビューアルバム『Suicide』をリリース。ヴェガはボーカルを担当しました。シンセサイザーやドラムマシーンを用いた革新的な音楽性で、のちのアーティストたちに影響を与えました。7月16日逝去。
ゲイリー・マーシャル(映画監督、81歳)
1934年生まれ、アメリカ出身。1990年公開の監督作『プリティ・ウーマン』で一大ムーブメントを巻き起こしました。テレビ脚本家としてコメディー番組を手掛けたのち、映画監督としてデビューした経歴の持ち主で、俳優としても数々の映画に出演しました。7月19日逝去。
中村紘子(ピアニスト、72歳)
1944年生まれ、山梨出身。1965年に『第7回ショパン国際ピアノコンクール』で第4位入賞。日本を代表するピアニストとして、長きにわたって活躍しました。エッセイストとしても複数の著作を刊行しました。2008年、紫綬褒章を受章。夫は『芥川賞』作家の庄司薫です。7月26日逝去。
ミシェル・ビュトール(小説家、89歳)
1926年生まれ、フランス出身。「新しい小説」を意味するヌーヴォー・ロマンの旗手として知られ、二人称で書かれた小説『心変わり』など、先鋭的な作品を発表しました。8月24日逝去。
ソニア・リキエル(ファッションデザイナー、86歳)
ソニア・リキエル By nicogenin (Flickr) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
1930年生まれ、フランス出身。1968年にファッションブランド「ソニア・リキエル」を設立。普段着であったニットをファッショナブルに変貌させたことから、「ニットの女王」とも称されました。8月25日逝去。
テクマ!(ミュージシャン)
1996年からソロ活動を開始。ニューウェーブと歌謡曲を融合させた楽曲を発表しました。日本のアンダーグラウンドシーンを代表するアーティストの1人として、20年間にわたって活動しました。8月31日逝去。
エドワード・オールビー(劇作家、88歳)
1928年生まれ、アメリカ出身。『ピュリツァー賞』を3度、『トニー賞』を2度にわたって受賞しました。1962年に初演された代表作『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』は、66年に映画化され、『アカデミー賞』で5部門を制しました。9月16日逝去。
アンジェイ・ワイダ(映画監督、90歳)
1926年生まれ、ポーランド出身。共産化したポーランド社会を描いた「抵抗三部作」や、連帯運動をモチーフにして『カンヌ国際映画祭』パルムドールを受賞した『鉄の男』などを手掛けました。90年代には、坂東玉三郎を主演に迎えた舞台と映画『ナスターシャ』を制作しました。10月9日逝去。
川島道行(BOOM BOOM SATELLITES / ミュージシャン、47歳)
1969年生まれ、岩手出身。1990年に中野雅之と共にBOOM BOOM SATELLITESを結成し、ボーカルとギターを担当しました。ベルギーのレーベルR&S Recordsからデビューした1997年に脳腫瘍が発見され、数度にわたる再発と手術を経験しながら、音楽活動を続けました。10月9日逝去。
ディラン・リーダー(スケーター・モデル、28歳)
1988年生まれ、アメリカ出身。9歳でスケートボーディングを始め、18歳でプロとしてデビュー。ファッションブランド「DKNY」のキャンペーンに参加するなど、モデルとしても活動しました。10月12日、白血病の合併症で逝去。
肝付兼太(俳優・声優、80歳)
1935年生まれ、鹿児島出身。テレビ朝日版アニメ『ドラえもん』の骨川スネ夫役で知られました。『オバケのQ太郎』『パーマン』『あしたのジョー』など、数々の作品に出演しました。なお日本テレビ版『ドラえもん』では、ジャイアン役を演じました。10月20日逝去。
平幹二朗(俳優、82歳)
1933年生まれ、広島出身。1956年に俳優座入団。五社英雄演出によるテレビ時代劇『三匹の侍』のほか、ドラマ、映画、舞台などに出演。1998年に紫綬褒章、2005年に旭日小綬章を受章しました。長男は俳優の平岳大。10月22日逝去。
中西夏之(美術家、81歳)
1935年生まれ、東京出身。赤瀬川原平、高松次郎と美術家集団「ハイレッド・センター」を結成。街頭や電車、ホテルなどで「ハプニング」と呼ばれる前衛的なパフォーマンスを行ないました。2003年まで東京藝術大学教授。10月23日逝去。
ジャン=ジャック・ペリー(ミュージシャン / 87歳)
1929年生まれ、フランス出身。電子音楽の先駆者の1人。電子楽器「オンディオリン」の演奏家として活動を開始し、Perrey and Kingsley名義で「ディズニー・エレクトリカル・パレード」オープニングテーマのもとになった楽曲“Baroque Hoedown”を発表しました。11月4日逝去。
レナード・コーエン(ミュージシャン・詩人・小説家、82歳)
1934年生まれ、カナダ出身。1967年に『Songs of Leonard Cohen』でシンガーソングライターとしてデビュー。『グラミー賞』特別功労賞生涯業績賞、『グレン・グールド賞』などに輝いたほか、詩人・小説家としても『アストゥリアス皇太子賞』文学部門を受賞しました。11月7日逝去。
りりィ(ミュージシャン・女優、64歳)
1952年生まれ、福岡出身。20歳で歌手としてデビューし、1974年にシングル『私は泣いています』をリリース。女優としても数々のドラマ、映画に活動し、青山真治がプロデュースを務めた現在公開中の映画『はるねこ』にも出演しています。11月11日逝去。
レオン・ラッセル(ミュージシャン、74歳)
1942年生まれ、アメリカ出身。10代前半からキーボーディストとして活動を開始。1970年に発表した楽曲“A Song for You”はCarpenters、レイ・チャールズ、エイミー・ワインハウスなど多数のアーティストにカバーされています。11月13日逝去。
雨宮まみ(ライター、40歳)
1976年生まれ、福岡出身。2011年に著書『女子をこじらせて』を発表。2013年の『新語・流行語大賞』にもノミネートされた、「こじらせ女子」の命名者といわれます。執筆活動に加えて、イベント出演や人生相談など、様々な活動を行ないました。11月15日逝去。
内田繁(インテリアデザイナー、73歳)
1943年生まれ、神奈川出身。照明器具、椅子、茶室といったインテリアデザインを広く手掛けました。2000年に『芸術選奨』受賞、2007年に紫綬褒章を受章。11月21日逝去。
朝本浩文(作曲家・音楽プロデューサー、53歳)
1963年生まれ、福岡出身。1986年から89年までMUTE BEATにキーボーディストとして参加。UAをはじめとする数々のアーティストのプロデュースや、沢田研二、THE BOOMのツアーサポート、DJとして活動しました。2014年に事故にあい、意識不明の状態が続いていました。11月30日逝去。
黒沢美香(ダンサー、59歳)
1957年生まれ、神奈川出身。欧米での活動を経て、1985年に黒沢美香&ダンサーズを設立。2001年からはソロダンスユニット「薔薇ノ人クラブ」で活動しました。日本のコンテンポラリーダンスを牽引し、後進の育成にも積極的に携わりました。12月1日逝去。
黒沢健一(L⇔R / ミュージシャン、48歳)
1968年生まれ、茨城出身。1990年に弟の秀樹、友人の木下裕晴とバンド・L⇔Rを結成。1998年の活動休止からは、ソロアーティストとして活動していました。2016年10月に脳腫瘍を公表していました。12月5日逝去。
グレッグ・レイク(ミュージシャン、69歳)
1947年生まれ、イギリス出身。King Crimsonに参加し、1969年のアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』ではベースとボーカルを担当。キース・エマーソン、カール・パーマーと共にEmerson, Lake & Palmerとしても活動しました。12月7日逝去。
ジョージ・マイケル(ミュージシャン、53歳)
1963年生まれ、イギリス出身。本名はヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー。1981年にWham!を結成し、のちにクリスマスソングの定番曲となった“Last Christmas”などを発表しました。1986年の解散後はソロシンガーとして活動しました。12月25日逝去。
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