メイン画像:©2023「ヴィレッジ」製作委員会
横浜流星主演、藤井道人監督・脚本の映画『ヴィレッジ』のティザービジュアルが公開された。
河村光庸(スターサンズ)プロデューサーの遺作となる同作は、とある日本の集落・霞門村を舞台に現代社会の闇を投影したサスペンスエンターテイメント。環境問題、限界集落、若者の貧困、格差社会、道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みなど、現代日本が抱える闇をあぶり出す。
横浜流星は、村の伝統として受け継がれてきた薪能を見たことによって、能に魅せられ能教室に通うほどになっていたが、母親の借金返済のためにゴミ処理施設で不法投棄を強制させられる日々を送る主人公・片山優役を演じる。2023年公開。
「やがて、夢から醒める。」
「霧」をテーマとして取り入れたというティザービジュアルには「やがて、夢から醒める。」というコピーと共に、うつむき加減に前を見つめる優の姿が写し出されている。
藤井道人監督はビジュアルテーマについて「能との出会いもあり、今回は輪郭がくっきりしたものにしたくなかったんです。(村というタイトルではあるけど)村ってこういうもんだよねという風に定義したくなく、あいまいなコミュニティで、本当のことをわかってない。結局のところみんなおぼろなんだというところを、今回は一貫して描きたかったので、この作品では霧を意識しました」とコメント。
映画公式SNS、横浜流星、藤井道人監督のSNSアカウントではアザーデザインとなるビジュアルを公開予定。
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