ドラマ10『大奥』3代・徳川家光×万里小路有功編の追加キャストが発表された。
1月10日からNHK総合で放送される『大奥』は、よしながふみの同名漫画をもとに3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いた作品。3代・徳川家光×万里小路有功編では、徳川家光役を堀田真由、万里小路有功役を福士蒼汰が演じる。
追加キャストは眞島秀和、岡山天音、奥智哉。眞島秀和は斉藤由貴演じる春日局の息子・稲葉正勝役を演じる。赤面疱瘡で亡くなった3代家光の身代わりとなり、表向きには死んだことになっている稲葉正勝は「女将軍」家光の影武者的な存在だ。
岡山天音は、吉宗編に登場する石橋蓮司演じる村瀬正資の若き日の姿、奥智哉は有功のお付きとして江戸に随行してきた小僧・玉栄役を演じる。
作品全体のあらすじ
江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面疱瘡」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。
3代・徳川家光×万里小路有功編のあらすじ
赤面疱瘡が広まり、本来の3代将軍・家光も死亡。春日局(斉藤由貴)は秘密裏に、その娘・千恵(堀田真由)を将軍の身代わりにし子を産ませ、徳川幕府を維持しようとしていた。公家出身の美しき僧・万里小路有功(福士蒼汰)は、春日局により無理やり還俗させられ大奥へ。人としての人生を奪われボロボロに傷ついた千恵といつしか愛し合い、大奥総取締として男性中心の大奥世界を構築。千恵自身も女将軍・家光として統治していくことを宣言するのであった。
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