『藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス』全10巻が4月7日より順次刊行

メイン画像：『藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス』キービジュアル©︎藤子プロ・小学館

書籍『藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス』通常版全10巻が4月7日より順次刊行。河村康輔によるキービジュアルが公開された。

1969年に雑誌『ビッグコミック』で発表された『ミノタウロスの皿』を皮切りに、1995年の『異人アンドロ氏』まで各社のコミック誌、SF誌で描き継がれた「SF短編」シリーズ。4月からのドラマ化を機に、シリーズ全111作を全10巻に再編集して『藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス』として刊行される。

『藤子・F・不二雄SF短編コンプリートワークス』通常版は「異色SF短編」（第1～6巻）と、「少年SF短編」（第7～10巻）で構成。巻末に藤子・F・不二雄のエッセイを収録した巻もあるとのこと。装幀は佐々木暁。

さらに各巻美麗ケース入りの愛蔵版「Ultimate Edition」が5月29日から刊行。雑誌初出時と同じB5判の大型サイズで、本がフラットに開くコデックス装となっている。表紙には金属プレートが装填され、原画の色合いを再現した4色と2色のカラーページ、巻末には藤子・F・不二雄の「SF短編」にまつわるエッセイが収録される。各巻初版限定で付属するB5サイズの別冊小冊子には大幅な加筆修正が行なわれた作品の「雑誌掲載初出版」などを収録予定。装幀は名久井直子が手がけた。

刊行スケジュールは以下の通り。

【通常版】
4月7日　第1巻『ミノタウロスの皿』、第7巻『ポストの中の明日』
5月29日　第2巻『ノスタル爺』、第8巻『流血鬼』
6月30日　第3巻『カンビュセスの籤』、第9巻『宇宙船製造法』
7月28日　第4巻『パラレル同窓会』、第5巻『夢カメラ』
8月30日　第6巻『異人アンドロ氏』、第10巻『創世日記』

【愛蔵版（Ultimate Edition）】
5月29日　第1巻
6月30日　第2巻
8月1日　第3巻
9月1日　第4巻
10月2日　第5巻
11月1日　第6巻
12月1日　第7巻
12月28日　第8巻
2024年2月1日　第9巻
2024年3月1日　第10巻