メイン画像:『不安は魂を食いつくす』© Rainer Werner Fassbinder Foundation
特集上映『ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選』が7月28日から開催される。
37年の生涯で40本以上の作品を手がけたライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督。ヴィム・ヴェンダースやヴェルナー・ヘルツォークらと共に「ニュー・ジャーマン・シネマ」の担い手として知られる。
上映作品は、未亡人の掃除婦と若い外国人労働者を主人公に愛に起因する苦悩や欺瞞を描き出す日本劇場初公開の『不安は魂を食いつくす』、運命に翻弄されながらもたくましく生き抜く女性の姿を戦後ドイツの復興と共に描いた『マリア・ブラウンの結婚』、ファスビンダーが原作・脚本・出演を務めたダニエル・シュミット監督作『天使の影』。
今回の発表にあわせて3つのメインビジュアルが到着。「儚き」「女ありて」「落ちる」という各作品を象徴する言葉と共に、物語のワンシーンがデザインされている。
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