アニメーション作家・山村浩二の最初期から最新作『幾多の北』まで47作品を上映

メイン画像:『頭山』(2002)

上映企画『アニメーション作家 山村浩二』が8月11日から国立映画アーカイブで開催される。

同イベントは、『アヌシー国際アニメーション映画祭』クリスタル賞を受賞した『頭山』などを手がけた山村浩二の最初期の短篇から、最新作『幾多の北』までフィルモグラフィー全体を振り返る回顧上映。40年を超えるキャリアを年代ごとに区分けした6プログラム、47作品が上映される。

プログラムと上映作品は以下の通り。

1:1979-80年代―学生時代

『台所会議』『オーム博士星へ行く』『Fig.II』『お昼』『月光』『小夜曲』『博物誌』『上を向いて…』『淡水』『Ding Dong』『天体譜』『ひゃっかずかん』『世紀末ヴォ~ドヴィルショ~・フランケンゴーズ+トゥ~ハリウッド』『アニメーション断片集』『水棲』『月の小壜』

※同プログラムの上映(8月12日(土)13:30、8月19日(土)16:40、8月25日(金)16:40)では、山村監督による上映前の解説、上映中の実況解説、上映後のトークを開催。

2:1990年代―こどものためのアニメーション

『バベルの本』『ふしぎなエレベーター』『パクシ』『ジュビリー』『遠近法の箱 博士のさがしもの』『カロとピヨブプト おうち』『カロとピヨブプト サンドイッチ』『カロとピヨブプト あめのひ』『キッズキャッスル』『キップリングJr.』『どっちにする?』

3:2000年代―大人が楽しむ短篇アニメーション

『頭山』『年をとった鰐』『カフカ 田舎医者』『こどもの形而上学』『おまけ』『無花果』

4:2010年代―短篇アニメーションの多様性

『マイブリッジの糸』『鶴下絵和歌巻』『古事記 日向篇』『five fire fish』『鐘声色彩幻想』『怪物学抄』『干支1/3』『サティの「パラード」』『水の夢』『ゆめみのえ』『Dreams into Drawing』

5:2020年代―長篇アニメーション

『ホッキョクグマすっごくひま』『幾多の北』

6:『連句アニメーション 冬の日 芭蕉七部集より』、『冬の日の詩人たち』

『連句アニメーション 冬の日 芭蕉七部集より』『冬の日の詩人たち』

アニメーション作家 山村浩二 | 国立映画アーカイブ


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