パピヨン本田の書籍『常識やぶりの天才たちが作った 美術道』が10月19日に刊行される。
パピヨン本田は1995年生まれの作家。2021年5月よりTwitter(現X)にて、美術史に残る出来事や、アーティストの日常の顔、展覧会やギャラリー事情まで、美術業界のあるあるネタを盛り込んだ漫画を発表している。『美術のトラちゃん』をCINRAで連載中。
『常識やぶりの天才たちが作った 美術道』では「難しい」「意味がわからない」というイメージを抱かれがちな現代美術を、作品からではなく作家からたどることで背景にある文脈や作品の意図をわかりやすく解説。
構成は「感じるな、考えろ!『コンセプチュアル・アート道』」「アートはみんなのもの!『ポップ・アート道』」「その頃日本。目立つ新人、美術を壊す『前衛美術道』」「おかしいのは社会か?作家か?『ソーシャル・アート道』」の全4章。美術の歴史の流れに合わせて、国内外のアーティストを絵と漫画と共に紹介する。
扱われるアーティストは、マルセル・デュシャン、ジャクソン・ポロック、アラン・カプロー、オノ・ヨーコ、ヨーゼフ・ボイス、ジュディ・シカゴ、アンディ・ウォーホル、草間彌生、ナム・ジュン・パイク、ジャン=ミシェル・バスキア、シンディ・シャーマン、ジェフ・クーンズ、桂ゆき、荒川修作、田中敦子、李禹煥、寺山修司、岡本太郎、バンクシー、トレイシー・エミン、リクリット・ティラバーニャ、クリスト&ジャンヌ=クロード、ゲリラ・ガールズの全23組。
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