特集上映『KAFAと韓国映画のこれから』開催。ポン・ジュノ初期作や北村匠海出演作も

メイン画像:ポン・ジュノ監督『逃避行』

特集上映『KAFAと韓国映画のこれから』が11月3日から10日まで東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。

韓国の国立映画学校である韓国映画アカデミー(KAFA)の設立40周年を記念した同特集。ポン・ジュノ、イ・ジェヨン、ホ・ジノなどの映画監督を輩出してきたKAFAの40年にわたる歴史を振り返りつつ、新たに生まれつつある新しい才能を紹介する。

上映されるのは全16作品。KAFA第32期卒業のポン・ジュニョン監督『ラッキー・モンスター』、キム・ミンジュ監督『京都から届いた手紙』、北村匠海が出演したKAFAと東京藝術大学の共同制作作品『あおひげ』、ポン・ジュノ監督の初期短編作『支離滅裂』などがラインナップしている。

また、シンポジウム『映画学校と映画産業:KAFAと藝大の映画教育』が11月4日14:00からシアター・イメージフォーラム3F「寺山修司」で開催。韓国映画アカデミー学長のチョ・グンシク、ポン・ジュニョン監督、ノ・ヨンミ監督、東京藝術大学教授の諏訪敦彦監督、森美春監督が登壇する。同特集上映の半券提示で入場可。定員30人。

上映プログラムは以下の通り。

上映プログラムA
『ラッキー・モンスター』2019年
監督・脚本・編集:ポン・ジュニョン
出演:キム・ドユンほか

上映プログラムB
『京都から届いた手紙』2022年
監督・脚本・編集:キム・ミンジュ
出演:ハン・ソナ、ハン・チェア、チャ・ミギュンほか

上映プログラムC KAFA×藝大共同制作作品+『逃避行』
『消えない』2007年
監督:ビョン・ビョンジュン

『あおひげ』2011年
監督:後閑広
出演:北村匠海、大島葉子、キム・ジュンヒ

『逃避行』2022年
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻17期春期実習
監督:森美春
脚本:石井夏実

上映プログラムD KAFA80〜90年代 初期卒業制作作品集
『アンドロメダ』1986年
監督:イ・ヨンジェ

『ホモ・ビデオクス』1990年
監督:イ・ジェヨン

『支離滅裂』1994年
監督:ポン・ジュノ

上映プログラムE KAFAニューウェーブ
『ロスト・アンド・ファウンド』2004年
監督:キム・ドンリョン

『家から出るな』2009年
監督:チョ・ソンヒ

『Hz』2016年
監督:ポン・ジュニョン

『Ah-ah-ah』2015年 
監督:ノ・ヨンミ

『コンテナ』2018年
監督:キム・セイン

上映プログラムF KAFAの現在
『21』2023年
監督:チャン・ヨンソン

『ベビー・バスタブ』2023年
監督:チェ・ボムソク

『穴』2023年
監督:フアン・ヒェイン

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