『モダン・タイムス・イン・パリ 1925―機械時代のアートとデザイン』展がポーラ美術館で開催

展覧会『モダン・タイムス・イン・パリ 1925―機械時代のアートとデザイン』が12月16日より神奈川・箱根町のポーラ美術館で開催される。

同展では第一次世界大戦からの復興により工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれた1920〜30年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介。

急速に普及した機械へのアーティストによる賛美や反発を、AIが人類の知能を超える「シンギュラリティ」が到来しようとする現代と重ね合わせて見なおすほか、「アール・デコ」の「モダン」な側面に注目し、産業技術や都市の発達という視点から捉える。

あわせて、アール・デコや機械美に影響を受けた大正末期から昭和初期にかけての日本のモダニズムを検証。コンピューターやインターネットが高度に発達し、AIが人々の生活を大きく変えようとする現代において、約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかける。

会場は「機械と人間:近代性のユートピア」「装う機械:アール・デコと博覧会の夢」「役に立たない機械:ダダとシュルレアリスム」「モダン都市東京:アール・デコと機械美の受容と展開」「21世紀のモダン・タイムス」の5つのチャプターから構成。

関連プログラムとして、河本真理(日本女子大学)による講演会が開催されるほか、会期中はB1Fのカフェ チューンにてパリのブランド「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のスイーツプレートを数量限定で提供。

モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン | 展覧会 | ポーラ美術館


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