バス・ドゥヴォス監督『ゴースト・トロピック』本予告編&公式パンフの一部を公開

メイン画像:© Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production

映画『ゴースト・トロピック』の本予告編と場面写真が到着した。

バス・ドゥヴォス監督の長編3作目となる同作のストーリーは、長い一日の仕事終わりに最終電車で眠りに落ちてしまった掃除婦のハディージャが、寒風吹きすさぶ真夜中のブリュッセルを徒歩で彷徨い、予期せぬ人々との出会いを通して家に戻ろうとするというもの。撮影監督は同時公開されるドゥヴォス監督最新作『Here』と同様にグリム・ヴァンデケルクホフが務め、16ミリカメラが使用された。2月2日からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開。

本予告編では、ハディージャが街を彷徨う様子や、濱口竜介監督『偶然と想像』で撮影監督を務めた飯岡幸子の「今夜はこの人の傍にいてみましょう、とでもいうように夜を渡るカメラは、誰も見ることが出来るはずのない横顔を、それは美しかったと静かに教えてくれる」という推薦文などが確認できる。

公開初日に合わせてドゥヴォス監督の初来日も決定。2月2日、3日、6日にBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、4日に沖縄・桜坂劇場に登壇する。詳細は後日、劇場や映画のオフィシャルサイトで発表される。

さらに公式パンフレットから小川公代(上智大学外国語学部英語学科)の一文「ドゥヴォスは社会の底辺に生きる者が水平の目線で互いの生を見つめ合うことの尊さを真摯な姿勢で表現する」も公開された。

バス・ドゥヴォス監督『Here』『ゴースト・トロピック』 公開


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