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映画『あこがれの色彩』が5月10日に渋谷シネクイントほか全国で順次公開。ポスタービジュアルと特報が到着した。
小島淳二監督による同作のあらすじは、日本の伝統工芸である有田焼の街に生まれた14歳の少女・結衣が折り合いがつかない家族のことや器用に立ち回る大人の都合に葛藤しながら、言葉にできない思いを絵に描き続けるが、大人たちの裏切りを知ったことから驚くべき行動に出るというもの。
結衣役に中島セナがキャスティング。母親役をMEGUMI、父親役を大迫一平、友人役を安原琉那が演じる。中島セナと小島淳二監督のコメントが到着した。
特報では、結衣が自分たちの都合で生きる大人たちに辟易し暴走していく様子が「みんな死ねばいい」というセリフと共に映し出されている。
【中島セナのコメント】
新しく産まれようとする力と、変わらずあり続ける形の狭間で、人は何を見出すでしょう。
閉ざされたコミュニティの中にいるという自覚さえ難しい年代、その様が繊細に描かれていると思います。
ゆれ動き、危うさを抱きながら道を探す姿が、美しい有田焼と共にどう届くのか楽しみです。
【小島淳二監督のコメント】
自分らしく純粋に生きることは、難しい。
彼女は、ずっと独りだ。
自分勝手で傲慢な大人たちは、損得の物差しで物事を推し進める。
彼女は、大人の勝手な振る舞いに 自分の大切な想いを押し潰されそうになるが 懸命に 抵抗する。
間違ってもいい。心の声に耳を澄まそう。自分の色を信じて。
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